平成26年度試験(2014年)の合格率は3.8%

平成26年度試験(2014年)の合格率は3.8%

司法書士試験の合格者がどのようなバックグラウンドを持っているのかどうか、ということについては、受験生としては興味のあるところだと思います。
司法書士試験は、受験資格に制限を設けておらず、国籍、年齢、性別、学歴に関係なく誰でも受験することができます。しかし、その内容はかなり高度な法律知識が要求される試験です。
そこで、これから司法書士試験を受験しようと考えている人の中には、大学の法学部出身者でなければ合格できないのではないか、とお考えの方もいらっしゃるかも知れません。また、一般に難しい試験だと思われていますから、仕事をしながらでは無理なのではないかと心配している人もいるでしょう。
しかし、これから述べるように、これらの心配は全く無用です。毎年の合格者のうち、大学の法学部出身者は半分程度であり、また、合格者に占める有職者の割合も半分以上になるのです。

・合格者のバックグラウンド 法律の試験ですから法学部出身者が多いのは当然です。しかし、それ以外の学部出身者や大卒でない人が合格者の半分もいるという事実は、法学部出身者でなくとも十分に合格できることを指し示しているといえるでしょう。

実際に大学の法学部の講義内容を考えてみると分かりますが、司法書士試験の午前の部の科目や午後の部の民事訴訟法などについては大学で詳しく講義されますが、中心科目である不動産登記法や商業登記法の講義は通常は行われていません。
試験に合格するということだけ考えれば、大学の法学部出身者かどうかということはそれほど考える必要はないのです。

また、有職者の割合が半分以上ということは、仕事しながら勉強しても合格でき、有利な転職を実現することも可能だ、ということです。
合格者の年代別の構成からみると、一度社会に出てから司法書士試験を目指して勉強を開始した人が相当な数に上ることが分かります。

様々な立場や事情の人が司法書士試験を目指しています。受験の動機も人それぞれであっていいわけです。勉強した法律知識を活かしたいという純粋な動機もあるでしょう。もっぱら高収入の道を目指したい、雇用環境が悪いので仕方なく、単に法律の勉強がしたいから、など、あまり純粋とはいえない動機、あるいは多少的外れな動機もあるでしょう。

しかし、どんな動機があるにせよ、自分自身のスタンス、すなわち自分にとってこの勉強は何なのか、ということだけははっきりさせてかかることが重要です。なんとなく合格を目指して勉強を続けているだけでは、受験環境の中で流されるだけになってしまいがちですから、気を付けなければなりません。

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