司法書士試験の民法勉強法 〜 1,044の条文ほぼ全てが試験の対象

司法書士試験の民法勉強法 〜 1,044の条文ほぼ全てが試験の対象


司法書士試験では例年、民法の出題数が最も多くなっています。
それもそのはず、民法は条文数・関連する法律ともに多いため、司法書士を目指すにあたって、民法の理解は非常に重要になるからです。

試験勉強を進めるなかで、一番多く時間を割くことになるのは民法でしょう。

1 膨大な条約数を覚えていく

民法は、市民社会における自由な人々相互の法律関係についてのルールのうち、最も基本的・一般的な法律です。

第1編から第5編で編成されており、1,044もある条文のほぼ全てが試験の対象です。
とても範囲が広いため、ただ漠然と勉強を進めるのではなく、今、自分がどこを学んでいるのか常に意識しながら取り組んでいくことが必要です。

民法では各編、あるいは章の最初に『総則』という一連の規定があります。
これは後に続いている個別の規定(各論)に共通するものです。冒頭に共通規定を配列しているため、後の規定では同じことは述べていないというわけです。
初心者にはわかりにくい箇所ですが、勉強を進めていくうちに慣れていくでしょう。

膨大な条約数を持つ民法では、他の科目以上に基礎を固めることが必要です。
全体の構成を関連付けながら、重要な部分とそうでない部分を判断していきましょう。

予備校の講座や入門書では、勉強すべき順序に各編や章を並び替えているものや、関連する他の法律と並行して勉強できるよう編成されたものもあります。
こういったものはわかりやすく書かれているため、初心者にも使いやすいと思います。

2 暗記だけでなく理解も

ある程度基礎が固まったら、知識を深めて自分のものにしていきましょう。

司法書士試験における民法は問題の難易度も非常に高く、ただ単に制度や規定を覚えていれば解けるわけではありません。
複雑な例外規定を理解していないと解けない問題や、条文の解釈や適用を巡る学説の違いを問う問題、判例の変遷に関する問題なども増えています。

過去問や答練を活用しつつ、テキストや解説、条文や重要判例、学説を総動員して勉強を進めていきましょう。

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