司法書士の仕事 〜「代書屋」から「街の法律家」へ

司法書士の仕事 〜「代書屋」から「街の法律家」へ

司法書士試験を受けるにあたって、司法書士がどんな仕事をしているのかを知っておくのは重要です。

司法書士事務所や法律事務所の職員として務めていて、司法書士とも直接関わっている人。
法律に関する業務がしたいと思って、司法書士を志した人。
国家資格を取ろうとして、とりあえず目についたのが司法書士だったという人。
司法書士という仕事自体、つい最近知ったという人もいるかもしれません。

とは言え、すでにある程度知っているという方でも程度には差があり、詳しい業務内容までわかるという人は少ないと思います。

司法書士試験への意欲を持つためにも、司法書士の仕事について見ていきましょう。

1 元々は「代書屋」だった

同じ法律関係の仕事でも、弁護士や検察官、裁判官などとは違ってどうにもイメージしにくい、というのが司法書士に対する大多数の印象です。
最近は新聞やテレビにも度々登場していますが、それでもなかなか想像しにくいのではないでしょうか。

司法書士は、かつては「司法代書人」と呼ばれていました。
代書屋の一種であると認識されていたため、そういう意味では今よりも親しみやすい職種だったかもしれません。

しかし、司法書士も行政書士も、今ではただの代書屋ではなく専門職なのです。
国家資格の所持者として一定の職務を行う、言ってみれば法律のエキスパートのようなものでしょう。

2 司法書士は「街の法律家」

司法書士は一般市民の身近な場所で活躍する「街の法律家」です。
不動産や会社などの登記をしたり、比較的小さな訴訟事件の相談を受けたりと、気軽に相談できる存在として活動するのが司法書士なのです。

先ほど、司法書士は代書屋だった時代があると言いましたが、その頃は本当に文字通りの代書屋で、文字を書けない人に代わって書類を書くなどすることが主な仕事でした。

しかし現在、その頃に比べて法制度は複雑になりました。専門的な知識がないと書類一つ作成するのも困難です。
だからこそ、正確な知識がない市民に代わって書類を作ったりしてくれるような、法律を熟知している司法書士が必要となったのです。

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