司法書士の業務~司法制度を理解する1~

司法書士の業務~司法制度を理解する1~

司法書士の仕事の一つである裁判に関する業務ですが、そのためには司法制度をよく理解しておくことが必要です。
試験に合格して司法書士として実務にあたることを想定し、裁判について知っておきましょう。

法律的判断による紛争解決

まず、法治国家である日本では問題解決のために法律的判断をしなくてはならないのは言うまでもなく、そのために紛争解決の制度が定められています。

・刑事事件:犯罪の被害者となること
・民事事件:遺産相続など、財産を巡っての一般市民や法人による紛争
・労働関係事件:労働者と雇い主による紛争
・家事事件:家庭内で起きた、また親族間で生じた紛争
・行政事件:国や自治体などを相手にした紛争

このような事件それぞれに、解決のための制度があるのです。

違法しない解決を図る

例えば刑事事件だと、犯罪の被害者に代わって検察官が裁判所に訴えを起こします。
この場合の検察官は「公益上の立場」であり、起訴された加害者被告人)には弁護人である弁護士が裁判で弁護します。
裁判所の判決を以て解決とされます。

民事事件などでは、原告と被告、申立人と被申立人といった対立する当事者がそれぞれ弁護士を代理人として紛争の解決を目指します。
当事者自身が解決に当たることもありますが、この場合には法律に違反していないか注意しなくてはいけません。

両当事者が合意点を探る形で手続を進め、裁判所の判決、あるいは裁判所以外の機関・団体による判断や調整などに基づいて解決していきます。

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