司法書士試験のお勧め過去問題集は?講座も過去問対策もオンラインの時代!

司法書士試験のお勧め過去問題集は?講座も過去問対策もオンラインの時代!

国家試験の中でも、難関資格の上位に位置する「司法書士試験」ですが、合格までの道のりは決して簡単なものではありません。

“合格するための勉強”には、『過去問学習』が欠かせません。

また、今の時代は『オンライン講座』が飛躍的な進化を遂げており、過去問学習もオンラインで行うことが出来るようになりました。

もう、分厚い過去問題集を持ち歩かなくても良いのです。

 『過去問題集の選び方』や無料で入手できるサイトやアプリ利用の注意点に加えて、『web過去問題集の活用法』などについて解説していきます。

 1 司法書士試験合格の為には『過去問学習』が重要!

司法書士試験に合格する為には、過去問学習が重要であるということは予備校やインターネットなどの情報でもたびたび目にするのではないでしょうか。

司法書士試験に限らず、過去問学習の重要性はあらゆる試験に共通して言えますよね。

 

Q1「過去問学習が重要なのは分かったけれど、いったい何周回せば良いの?」

Q2「記述問題が全然解けないんだけどどうしたら良いの?」

Q3「講義やテキストは理解できているつもりだけれど、過去問解こうと思ったら全然解けない・・・何で?!」

このように思われた事はありませんか?

講義を聞き、テキストを読み込んで「よし!過去問解こう。」と意気込んで試みてみたものの・・・・・結果は惨敗。


「なんなら、一問も解けない・・・。」

 

などと言う話は、実は決して珍しい事ではありません。
あまりにも解けなさすぎて、自信を無くしてしまい、更には『過去問学習』を後回しにしてしまう事もあるのではないでしょうか?

しかしながら、この“過去問の後回し”は絶対に避けたいところです!

何故なら、過去問を直前期に行うと解けない事に焦りを感じてしまいます。

 

その結果、『趣旨』や『要件・効果』を理解せずに『暗記』に頼ってしまい、ただただ辛い作業となり、結果的に悔し涙を流す事になってしまう事が否めないからです。

そもそも、11科目という広範囲に及ぶ法律知識を暗記に頼るのは危険です。

 

最も効果的な過去問学習は、“インプットを行ったその日のうちにインプットした範囲だけ過去問を行う”事です!

それを何度も何度も繰り返して、知識の定着を図る事をおすすめします。

初めのうちは、恐ろしいほど解けないと思いますが、誰もが通る道ですので諦めてはいけません!

“何も見ずに自分で言えるくらいのレベル”になれば合格に近づいていると言っても過言ではないでしょう。

したがって、先ほどの疑問に対する答えは・・・

 

Q1「過去問学習が重要なのは分かったけれど、いったい何周回せば良いの?何年分?」

A1 最低でも全科目につき最低でも3回は必須。理想は5回くらい。(10年分とも20年分とも言われていますが、科目によってメリハリを付けて行う事が効果的です。)中には、5年分の過去問を3回回してだけで合格した人もいるとか・・。


Q2「記述問題が全然解けないんだけどどうしたら良いの?」

A2 記述問題の核となる部分は、ズバリ『択一知識』です。択一知識が備わっていなければいくら記述の雛形を覚えていても解く事は出来ません。例えば、会社法の役員変更や組織変更、民法の根抵当権や相続に関する問題は要件を満たしていなければ登記する事は出来ないからです


Q3「講義やテキストは理解できているつもりだけれど、過去問解こうと思ったら全然解け
ない・・・何で?!」

A3 厳しい言い方をすれば、「・・・つもり」だからです。つもりではなく、正確な知識が定着していなければ五肢択一や組み合わせ問題、穴埋め形式などバラエティーに富んだ出題形式で足元をすくわれてしまいます。意地悪な問題も多く、受験生泣かせである出題形式が悔しいですよね。ですが、嘆いてばかりもいられませんので、このような出題形式に慣れる事も大切かもしれませんね。

 

▶︎▷▶︎これらは、あくまでも一例ですが、ご参考にしていただければ幸いです。

法務省のホームページから無料で閲覧できる本試験同様の試験問題をご紹介します。

本試験ではどの程度のレベルの問題が出題されるのか等ご参考になさって下さい。

法務省ホームページ http://www.moj.go.jp/shikaku_saiyo_index3.html

 

『過去問学習』に関するお悩みはつきませんよね。

今後も、受験生の皆さんのあらゆる疑問にスポットライトを当てていけたらと思います。

2 司法書士過去問は、紙ベース?web?どちらが良い?

過去問学習の重要性はお分かりいただけたかと思います。

 

・日々の勉強:“肢別”の過去問

・模試、本試験前:通常(本番同様の)の過去問

 

このように使い分けてみても良いかもしれませんね。 

最近では、コロナウイルスの影響などもあり、会社の業務や学校の授業も『オンライン』が普及しました。

資格試験の予備校もそのうちの一つです。


大手の資格予備校でも続々と『オンライン学習』が導入され、機能の拡充も図られています。

司法書士試験に関する勉強法や判例知識などは、YouTubeで誰でも見られる時代になりました。

また、無料で過去問と解説が見られるwebサイトやアプリも存在しています。

 

逆にいえば、情報が溢れすぎていて「どの情報を自分の受験勉強に採り入れれば良いのか分からない!」「無料だからちょっと心配・・信頼性が担保できないのでは?」と不安に思われる受験生もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

(1) 司法書士過去問題集の選び方

では、『過去問題集』は何を基準にどのように選べば良いのでしょうか?

皆さんは、『紙ベースの過去問題集』or『web過去問題集』どちらを使っていますか?

 

問題集さえもペーパーレス化の時代となり、もはや“過去問題集で解けない問題に付箋を貼りまくる!”活用法は時代遅れとなってしまうのでしょうか?

『紙ベースの過去問題集』『web過去問題集』それぞれのメリット・デメリットをしっかり理解して自分に合ったものを選んでいきましょう!

 

(2) 『紙ベースの過去問題集』のメリット・デメリット

メリット・・・大手予備校が販売しているものは安心感がある、書き込みがしやすい、

デメリット・・・かさばる、重い、持ち運びが億劫、ボロボロになりやすい

紙ベースの過去問題集は昔からあるもので、受験生にとっては王道のツールです。

“解けなかった問題に付箋を貼り、解けるようになるまで何周も回していき全ての付箋が無くなるまで解きまくる!”

このような活用方法は、合格者の声等でもよく聞かれるところでしょう。

直前期には、使い込まれてボロボロ・・・。

逆にいえば、「新品同様の過去問題集を持っているようでは勉強が進んでいないのでは?」等と思われてしまうかもしれませんね。

 

しかしながら・・・・過去問は重い、重い、重いですよね・・・。

 

11科目もあるのですから、カフェや自習室に持ち込むのは一苦労ですよね。

(裁断して持ち運びしやすいように工夫している受験生も多いです。)

 

重くてかさばってしまう『紙ベースの過去問題集』ですが、最大のメリットは、大手の資格予備校が出版している事がほとんどですので、解説部分や改正情報の反映された問題として、信頼性は担保されていると言えるのではないでしょうか。

解説が間違っていたり、改正情報が反映されていなければ、いくら無料と言えども全く意味のないものとなってしまい兼ねません。

その点は、注意して利用する事を心に留めておかなければばなりません。

 

(3) 『web過去問題集』のメリット・デメリット

メリット・・・いつでもどこでも勉強が出来る(かさばる・重い過去問題集を持ち運ばなくてよい)、ボロボロにならない等

デメリット・・費用がかかる(一部無料のものもある)

 

web過去問題集のデメリットは、費用がかかる事です。

一部の予備校では、講座のパックに『web過去問題集』が含まれています。

また、有料版のアプリを販売している予備校もあります。(無料で提供している予備校もあり)

つまり、紙ベースの過去問題集と同じように“購入”しなければ利用する事は出来ません。

 

一方で、web過去問大集のメリットは何と言っても利便性の良さです。

分厚く重たい問題集を持ち運んだり、自分で過去問題集を裁断する面倒な作業から解放されます。

 

通勤時間やお昼休みなどのスキマ時間を有効活用してスマホ一つで簡単に知識の補充や定着を図る事ができるので、忙しい社会人の方にはお勧めの勉強法と言えるのではないでしょうか?

 

利便性の高いweb過去問題集ですが、このような意見も聞かれます。

「“ボロボロになった感”を味わえないのは少し寂しい感じがするな・・・」

ボロボロになった感≒勉強やった感

確かに、この感覚は大切ですよね。

「これだけ積み重ねて勉強してきたんだ!」という自信にも繋がりますし、解けない問題に付箋を貼っていた場合等、付箋を剥す喜びが辛い勉強の日々を支えるモチベーション維持になっている事もあるのではないでしょうか?

 

「あと◯◯箇所で付箋が全部取れる!」

このような“小さな成功体験”を積み重ねながら勉強を進めていく事は大切ですよね。

 

(3)【参考】 web過去問題集や肢別過去問題集を活用して知識の定着を図ろう!

いきなり分厚い過去問からチャレンジするのではなく、前述の通り“肢別”の過去問題集を日々の勉強のアイテムとして取り入れるのもお勧めです。

『web過去問題集』は、肢別となっているものがほとんどですので、『基礎知識の定着アイテム』としては最適と言えるのではないでしょうか?

スキマ時間にスマホを使い、ポチポチ解答するだけでよいのですから気負いすぎる事なく取り組む事が出来ます。

 

辛く長い基礎固めの作業の積み重ねが、本試験の場でも功を奏します。

何故なら、本番では特に『組み合わせ問題』で足を引っ張られてしまう事があるからです。

 

いったい何故でしょうか?

「一つは合っているけれど、もう一つは間違えている・・・」

制度趣旨や要件効果は理解し、正解を導き出す事が出来ている肢がある一方で、もう一方の肢は“勘”に頼ってしまったり、あやふやな知識から選択している事も多いものです。

その為、間違えてしまい不正解となってしまうのです。

これは、基礎知識不足である事が否めません。

苦手な科目や分野は、ついつい後回しになってしまいますよね・・・。

とても苦しい作業ですが、ここは覚悟を決めて取り組む必要があります。

コツコツと苦手な箇所を潰していき、克服していきましょう!

 

3 司法書士過去問題集の有効な活用法とは?(紙ベース・web共通)

続いて、司法書士過去問題集の有効な活用法についてみていきましょう。

あくまでも参考程度に留めていただき、ご自身の勉強法にフィットするものがあれば取り入れてみてはいかがでしょうか?

(1) 過去問に書き込む派?書き込まない派?情報の一元化をしよう

・基本書や六法に戻り確認する癖を早い段階からつけておく(該当ページをメモ書きする)

最近では、web過去問題集でもさまざまな工夫が凝らされており驚くほど便利になりました。

例えば、マーカー機能やメモ機能、付箋機能などが挙げられます。

各社それぞれ微妙に異なるので、受験生にとっては悩ましいですよね。


しかしながら、過去問題集はあくまでも演習の為のツールです。

ついつい解説欄に不足部分をメモしたくなってしまいますが、最小限に留めておきたいところです。

 

何故なら、基本書や六法に戻って正確な情報を確認する作業が大変重要だからです。

 

何度も何度も反復して脳に定着させ、最終的には解説部分を見なくても正確に答えられるレベル(テキストに乗っている表が何も見なくても書けるレベル)に到達すれば合格は見えて来ると言っても過言ではありません。

 

つまり、過去問の間違えた箇所には基本書や六法の該当ページを記載する程度に留めておく事がポイントです。

勉強を初めたばかりの頃は、難しい専門用語の意味や法学の独特な言い回しに慣れていないものです。

その為、苦戦を強いられる事が多く基本書はおろか六法を引く事が億劫に感じてしまいます。

早い段階から基本書や六法を引く癖をつけておくと、後に大きなリターンとなることが期待できますので、是非実践してみてくださいね。

 

(2) 同じ科目の過去問題集を何冊も買わずに一つに絞る

「また、買ってしまった・・・。民法の物権が載った過去問」

「こっちの予備校の民法の解説は分かりやすいけれど、憲法の解説は分かりづらいんだよな。」

 

ついつい同じ科目の過去問題集を何冊も買ってしまった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

見やすいデザインであったり、解説に関しては各社微妙に表現が異なるので無理もありません。

しかしながら、あまり過去問題集の解説に頼りすぎずに(確かに大切ではありますが)前述のように、面倒でも基本書や六法に戻る事をお勧めします。

 

つまり、『基本書』が過去問題集を解く上でも大変重要であるという事です。

予備校や書店で実際に手に取り、選ばれる事をお勧めします。

4 司法書士講座はどこを選べば良い?

司法書士講座を販売している予備校のほとんどが『過去問題集』がセット内容に含まれています。

司法書士試験を研究し尽くした予備校により制作されている為、法改正おさえておくべきポイント重要度別』に表記されていたり、重要判例登記に関する先例が記載されているものもあります。

 

優先順位が分かりやすいので安心して効率良く勉強を進められることが最大のメリットですよね。

 

また、教材の信頼性担保はもちろんの事、各予備校がさまざまなサービスを提供しています。

中でも、最近では受講生の“勉強に対するお悩みサポート”のような位置付けのサービスを行っている予備校が増えてきました。

受験生にとっては、日々の勉強に対する不安や悩みを相談できる場がある事は心強いですよね。

 

気になる方は、下記記載のホームページを是非チェックしてみてくださいね。

(1) 通学なら

通学の最大のメリットは、講師に直接質問出来る点ではないでしょうか。

収録では得られないLIVE感で、モチベーションアップにも繋がりそうですよね。

 

また、同じクラス内に勉強仲間を作る事もできます。

ここでは、大手と言われている予備校をご紹介しますのでご参考になさってください。

 

通学だけではなく、オンライン講座を併設していますが、大手という事もあり価格は比較的高めの設定になっています。

有名な実力派講師が揃っており、合格実績も高いので、頷ける内容になっているといったところでしょうか。

 

(2) オンライン受講なら 

オンライン講座に特化した新進気鋭の予備校をご紹介します。

CMやネット広告でも目にした事があるのではないでしょうか?

 

大手予備校出身の有名講師の方が在籍していたり、経営者として運営されており、オンラインに特化した利便性の高さが特徴です。

 

通学の手間も省ける事ができ、忙しい社会人にはピッタリの受講スタイルですよね。

自分の好きな時間に好きなだけ勉強する事が出来るという事が最大のメリットではないでしょうか。

また、オンライン受講スタイルは費用がリーズナブルである点もメリットの一つです。

 

・資格スクエア https://www.shikaku-square.com/shihosyoshi

・アガルートアカデミー https://www.agaroot.jp/shoshi/

・小泉司法書士予備校 http://shihoshoshi-school.net/

・studying  https://studying.jp/

 

5 司法書士は独学で合格できるのか?

【結論】

・独学での合格は可能

・効率よく勉強を進めないと合格にたどり着く事はかなり難しい

 

司法書士試験の合格を掴み取る為に必要な勉強時間はどのくらいなのでしょうか?

法律初学者であれば、一概には言えませんが、最低でも3000時間ほどと言われています。

 

とてつもなく遠い道のように感じてしまいますよね。

果たして、独学で合格をする事は可能なのでしょうか?

 

上述の通り、結論から言えば可能です。

しかしながら、勉強方法を間違えてしまうと、とても3000時間では収まらないでしょう。

例えば、基本書を自分流のノートにまとめる作業などを行えば、知識の定着を図る事が出来る反面で膨大な時間を要してしまいます。

最低3000時間ほどが必要なのですから、効率よく勉強を進めていく事が大変重要なポイントとなります。

 

3000時間÷8時間(1日の勉強時間)=375日

 

1日8時間勉強できる環境下にいる方でも1年以上の時間がかかります。

時間に制約のある社会人の方にとっては、非現実的な数字ですよね。

平日は1日3時間、土日は1日8時間勉強すると決めていても、なかなか完璧に実行していく事は難しいのではないでしょうか?

 

また、勉強の進め方についても11科目を全て同じ密度で勉強する事は効率的ではありません。

主要4科目と呼ばれる民法・会社法・不動産登記法・商業登記法は、重要論点やマイナー論点に至るまで満遍なく定着させる事が必要です。

一方で、マイナー科目と呼ばれる民事訴訟法・供託法などは試験に出題される論点を絞り込んで勉強を進めていく事が得策と言えます。

 

近時の出題傾向の分析や法改正情報なども自ら収集していく必要があり、合格へのハードルはかなり高くなってしまいます。

それらを全て解決してくれる(≒効率よく提供してくれる)ものが、いわゆる予備校です。

 

ですが、予備校の講座は決して安い価格ではありませんので、しっかりと吟味していく事が重要である事は言うまでもありません。

独学で合格を目指す事は、決して簡単な道ではありませんが、費用を安く抑える事が出来る事がメリットです。

最近では、YouTubeなどでも実務家の先生方が『勉強方法』などを公開していますので、ご参考になさってみてはいかがでしょうか?

 

ご自身の事情に合った受験スタイルで、合格を掴み取ってくださいね。

 

 

6 サマリー

司法書士試験の合格を掴み取る為には、『過去問学習』が不可欠です!

『独学』『予備校』問わず、ご自身の生活スタイルに合った勉強法をチョイスし効率良く且つ粘り強くコツコツと積み重ねて、是非合格を掴み取ってくださいね!

 

7 まとめ

・司法書士試験の合格を掴み取る為には『過去問学習』が重要

・過去問題集(紙ベースor WEB)は好みの問題でもあるが、本試験と同じ感覚を養う為に直前期は紙ベースで解くのがお勧め

“情報の一元化”が大切なので、過去問題集には不足している知識を書かずに、基本書や条文のページを書くに留めて反復学習(分からなければ基本書に戻る)をするのがお勧め

・同じ科目の過去問題集を何冊も買うのを止めて一冊に絞ろう

・司法書士試験の“独学”合格は可能だが、効率良く進めていかなければ合格を掴み取る事は 難しい

それぞれの生活スタイルに合った勉強法(通学・オンライン受講)を選びましょう!

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