司法書士講座はどの予備校がおすすめ?自分に合った予備校選びとは

司法書士講座はどの予備校がおすすめ?自分に合った予備校選びとは

 

「司法書士試験を受けるぞ!」

大きな決断をされて、いざ予備校選びを始めたもののインターネットで出てくる予備校の数に驚かれている方も多いのではないでしょうか。

法律系大手の資格予備校から、“新進気鋭”のオンラインに特化した予備校まで、その特徴はさまざまです。

「情報が溢れすぎていて正直どれを選んだら良いか分からない・・・」

と思われるのも当然です。

今回は、各予備校の『司法書士講座』の特徴とご自身に合った予備校選びのコツをご紹介していきます。

今回は、法律学習経験の無い『初学者』向けに解説していきます。

ご参考にしていただければ幸いです。

 

1 「司法書士講座」を決める前に、試験の概要を知ろう!

司法書士試験の受験という大きな決断をされたら、次に検討すべきは『予備校選び』です。

予備校選びの前に、まずは大前提である司法書士試験の概要をざっくりとおさえておきましょう。

 

受験資格 年齢・性別・学歴などに関係なく受験可能
受験料 8,000円
受験申請書

の配布時期

4月中旬〜(全国の法務局や地方法務局で配布)

※数に限りがあるものの一部の予備校でも配布(各予備校に要確認)      

出願期間 5月初旬〜中旬頃(例年)
試験日程(筆記) 7月第2週目または第2週目の日曜日(例年)
合格発表(筆記) 10月初旬頃(例年)
試験科目(筆記) 【午前の部】9時半〜11時半

・科目:憲法(3問)・民法(3問)・刑法(3問)・商法(9問)=合計35問

・配点:105点(1問3点)

・出題形式:多肢択一式(マークシート)

  【午後の部】13時〜16時

※午後の部は出題形式が『多肢択一式(マークシート)』と『記述』に分かれる

『多肢択一式(マークシート)』

・科目:民事訴訟法(5問)・民事執行法(1問)・民事保全法(1問)・供託法(3問)

不動産登記法(16問)・商業登記法(8問)・司法書士法(1問)=合計35問

・配点:105点(1問3点)

・出題形式:多肢択一式(マークシート)

『記述』

・科目:不動産登記法(1問)・商業登記法(1問)=合計2問     

・配点:70点(各35点)

試験日程(口述) 10月初旬頃(例年)
験科目(口述) 不動産登記法・商業登記法・司法書士法(例年)

1人15分程度

最終合格発表 11月初旬頃(例年)  

参照元:法務省http://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00010.html?_ga=2.227689882.60894139.1611198479-970245460.1608257828

        

“今現在のタイミングで勉強を始めたとして何年くらいで“合格レベル”に達する事ができるのか?”

 

これらを明確にしてから予備校選びを行う事が大変重要です。

なぜなら、司法書士試験に限らず『受験』全般に言える事ですが、合格というゴールから逆算して勉強計画を立てる事が何より大切だからです。

 

「大手だし有名講師の指導なら合格できるんじゃないか?」

「難関試験だし、受かるかどうかも分からないし、講座価格が安いから決めちゃおう。」

 

このような安易な考えで司法書士講座を選んでしまうと、後に後悔する事になり兼ねません。

ご自身のライフスタイルや経済事情も考慮してしっかりと検討していきましょう。

2 「司法書士講座」各予備校の比較

 

それでは、続いて『司法書士講座』の各予備校の比較を見ていきましょう。

各予備校さまざまな特色があり、ほとんどの方が悩まれるのではないでしょうか?

ここでは、いわゆる大手と呼ばれる予備校と近年注目のオンライン型の予備校の代表格をご紹介します。(令和3年1月時点)

              

           講座名

(初学者向け)

受講形態 価格 教材 合格実績 受講生サポート その他
伊藤塾 2021・2022年合格目標スピード&フリーコース/2022年合格目標本科生プラス秋冬コースなど web/通学はオプション 40万円台〜 豊富な冊子版テキストが郵送される あり 割引あり/

有名講師多数在籍/圧倒的知名度/合格者受講料返金制度あり/受講料免除制度あり

★老舗ならではのじっくり型の講義。合格者多数輩出!
LEC 新15ヶ月合格コース(春生)/新全日制本科コース/9ヶ月合格速修コースなど 通学/web

 

※欠席・復習サポートあり

40万円台〜  豊富な冊子版テキストが郵送される あり 割引あり/

有名講師多数在籍/圧倒的知名度/合格者受講料返金制度あり

★短期合格のノウハウと多彩な講師陣が合格へと導く!
Wセミナー 山本オートマチック/基礎総合コース/基礎総合コース(8ヶ月速修本科生)/新竹下合格システムなど ※欠席サポートあり 40万円台〜 豊富な冊子版テキストが郵送される あり 割引あり/

有名講師多数在籍/圧倒的知名度/合格者受講料返金制度あり

★大手ならではの安心感。ベストセラーテキスト著者の講義で合格をつかむ!
資格スクエア 独学プラン/逆算プラン/逆算プレミアム オンライン 30万円台〜 豊富な冊子版テキストが郵送される 公表なし あり(逆算プラン・逆算プレミアムのみ) 有名講師在籍/
★脳科学ラーニングは試す価値あり。カリスマ講師が講義を担当!
アガルート 2021年合格目標入門総合講義・入門総合カリキュラム/2022年合格目標入門総合講義 入門総合カリキュラムなど オンライン 10万円台〜 豊富な冊子版テキストが郵送される 公表なし あり 割引あり/

元大手予備校講師在籍/オンラインに特化した予備校/合格者受講料返金制度・お祝い金制度あり

★テレビCMで一躍有名に!
studying 総合コース(2021・2022年度試験対応)/総合コース(2021年度試験対応) オンライン 10万円台〜 オプションで冊子版テキストの購入可 公表なし なし 割引あり/

元大手予備校講師在籍/オンラインに特化した予備校/合格者受講料返金制度・お祝い金制度あり

★圧倒的な低価格で機能充実!

 

これらはあくまでも各予備校の講座に関するデータの一部抜粋です。各予備校では、本記事に掲載しきれていない素晴らしい特徴がありますので、選ばれる際には必ずホームページや電話でご確認下さいね。

 

3 自分に合った予備校(司法書士講座)選びのコツとは?!

それでは、いったい自分に合った予備校(司法書士講座)選びはどのようにすればよいのでしょうか?

結論から言えば・・・・

『初学者』は、全てを網羅した“入門講座”のようなパック講座がおすすめ

このように全てが網羅されたパック講座をどのような受講形態で学ぶかが重要なポイントとなります。先にも見てきた通り各予備校さまざまな特徴があり迷ってしまいますよね。

他におさえておくべきポイントとして以下のものが挙げられますので、ご参考になさって下さい。

 

(1) 受講費用

おそらく、司法書士試験の受験を決断された方は社会人が多いかと思います。

学生であれば、自ら講座代を捻出できる人はそれほど多くはないのではないでしょうか?

親が負担する事になるのですから、費用面はしっかりと考えていく必要がありますよね。高ければ良いものでもありません。安いからと言って質が落ちるのでしょうか?

どちらが良いとは一概には言えません。

 

講座費用が高い原因は、予備校の校舎を持っている為にかかる運営費などを考えれば当然の事だとも言えますよね。

また、該当する法律科目に関してきめ細やかに幅広い範囲がテキストに盛り込まれていればその分費用は高くなると推測が出来ます。

 

一方で、校舎を持たず運営費がかからないオンライン受講形態は、比較的受講費用を安く提供できる事もまた頷けます。

また、“合格に必要な範囲のみ”を集中的に講義するという傾向があるのも特徴の一つです。

 

ほとんどの予備校にはホームページ内に『無料講義の体験動画』がUPされています。実際に視聴してみて、講師の話し方講義の進め方などあらゆる視点からチェックしてみて下さい。大手予備校には複数の講師が在籍しており、それぞれ講師には特徴があります。

「聞き取りやすい」「説明が分かりやすい」など相性が良さそうな講師を見つけてみて下さいね。

 

① 教育訓練給付制度(厚生労働大臣指定教育訓練講座)を利用してみる 

司法書士試験の講座費用はとても高額なものです。

教育訓練給付制度(厚生労働大臣指定教育訓練講座)は、一定の要件を満たしていれば「厚生労働大臣の指定」を受けた教育訓練を受けた場合、その費用の一部を「教育訓練給付」として雇用保険により支援してくれるものです。

もし、ご自身が一定の要件に該当する場合は制度の利用を検討されてみてはいかがでしょうか。

 

対象となる予備校は限られており、全ての予備校が対象となるわけではありませんので、下記の検索システムからご確認下さい。

 

参照元:厚生労働省【 制度概要】

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku.html

◆教育訓練給付制度【検索システム】https://www.kyufu.mhlw.go.jp/kensaku/SCM/SCM101Scr02X/SCM101Scr02XInit.form

(2) 受講形態(通学orオンライン)

『受講形態』をどちらにするか?最も悩みどころなのではないでしょうか。

一概には言えませんが、メリット・デメリットを挙げてみましたのでご参考になさって下さい。

 

  通学受講 オンライン受講
メリット ・講師に直接質問できる

・通学がリフレッシュになる

・受講費用が比較的高い

・他の受講生の意欲を感じる事が できるのでモチベーションを維 持しやすい

・受講費用が比較的安い

・いつでもどこでも受講できる

・機能が充実している(レジュメ・過

 去問・雛形集など)

・教材が最小限

デメリット ・受講費用が比較的高い

・通学に時間がかかる

・時間帯が決まっている

・教材が大量

・講師にその場で質問できない

・講義のLIVE感がない

・勉強仲間が出来にくい

・他の受講生の意欲を感じることが出 来ないのでモチベーションの維持が 難しい

 

例えば、通学時間の負担に関しては、1日の勉強に充てられる『可処分時間』が限られてしまう忙しい社会人にとってはデメリットとなる事があります。

残業や休日出勤が急遽決まれば、講義に遅れてしまいますし、最悪の場合は講義を休まなければなりません。それだけでモチベーションが下がってしまう事もあります。

距離の問題があるので一概には言えませんが、当初は気合が入っていて気にならなくても、毎週通うとなると通学にかかる時間がもったいなく感じてしまう事もあります。

通学する事が日々のリフレッシュになれば問題とはならず、むしろメリットといえますが、ここはよく考える必要がありますよね。

 

その他のメリット・デメリットについても自分に合ってるかどうか、今一度考えてみてはいかがでしょうか?

 

(3) その他

意外に思われるかもしれませんが、以下のような点も予備校選びのポイントとしておさえてみて下さい。

 

・講師との相性

・テキストの見やすさ

・受講生へのフォローアップの丁寧さ  など

 

いずれのポイントも、勉強時間が長期間に渡るので「塵も積もれば・・・」となり後々後悔する事になります。

そうならない為にも、一つずつしっかりとおさえておきましょう!

① 講師との相性

講師の話すスピードや癖というのは意外と気になるものです。

また、目には見えない部分ですが『相性』も重要なポイントです。

「直接勉強には関係ないかもしれないけれど・・・ちょっと・・」と思ったら再考してみるのもよいかもしれません。

② テキストの見やすさ

また、いくら安い価格で講座を提供していても根幹となるテキストが見にくい、誤植が多い、その他問題があれば元も子もありませんよね。

オンライン講座のみの提供をしている予備校の場合は、オンライン上で見るスライドやレジュメが見やすいかという点も是非チェックしてみて下さい。

オンライン機能が使いやすいかという点も忘れずに!

受講生へのフォローアップの丁寧さ

難関資格である司法書士試験の勉強は、正直に言って難しいです。

ですが、諦めずに勉強を続けていれば必ず合格できます!

そうは言っても、何らかの理由により途中で立ち止まってしまう事があります。

 

「勉強法が合っているか不安」

「この論点がどうしても理解できないから質問したい」

「仕事が忙しくて勉強スケジュールが大幅にズレてしまった・・・どうやって軌道修正したらよいか分からない。」

 

初学者の方であれば、かなり辛い時間を過ごす事になってしまいます。

そのような時に心強いのが“受講生をフォローしてくれる制度”です。

悩んでいる時間がもったいないので、疑問や不安はプロに相談し時間をかけずに解決してしまいましょう!

各予備校により呼称は異なりますが、このようなサービスが付帯されているかどうかも是非チェックしてみてくださいね。

 

4 予備校(司法書士講座)の説明会や相談会に参加してみよう

最近では、コロナウィルスの影響もあり、対面ではなくオンラインYouTubeなどで説明会を行う予備校がほとんどです。

わざわざ足を運ばなくても通勤時間やお昼休憩のスキマ時間に気軽にチェックする事が出来てとても便利ですよね。

 

対面での説明会はLIVE感があり、講師の語気を感じ取る事が出来ます。

LIVEならではの実務の話や近時の試験情報が聞けるかもしれませんし、その場で気軽に質問出来る事も魅力のひとつですよね。

説明会に参加しても、疑問が残ったり迷われている場合は予備校に連絡をして講師やスタッフによる相談会などにも参加してみましょう。

2〜3箇所参加してみると違いが分かりよいのではないでしょうか。

ご自身のライフスタイルや経済面に合った講座をプロの目線で紹介してもらえるでしょう。

 

『説明会参加特典』を設けている予備校もありますので、この機会に積極的に利用されてみてはいかがでしょうか?

悩んでいる間に時間はあっという間に過ぎてしまい、その分勉強時間が削られてしまいます!

5 サマリー

難関国家資格である司法書士試験の講座を提供する各予備校では、多彩なカリキュラムと講師陣に加え、オンライン機能の充実など特徴が異なります。

少しでも気になる予備校があれば躊躇せずに『説明会』や『相談会』に参加してみましょう。

ご自身のライフスタイルや経済面に合った予備校を見つけて下さいね!

 

6 まとめ

・司法書士試験は午前の部・午後の部に分かれており『マークシート式』と『記述式』がある

・司法書士試験の講座は『通学』『web』『オンライン』など多岐に渡り各予備校特徴が異なるので、よく調べ比較検討する事が必須

・自分に合った予備校(司法書士講座)選びのコツは、『初学者』なら全てを網羅した“入門講座”のようなパック講座がおすすめ

・気になる講座が見つかったら、予備校(司法書士講座)の説明会相談会に気軽に参加してみよう!

 

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