中小企業診断士試験の難易度はどれくらい?

中小企業診断士試験の難易度はどれくらい?

全体の合格率は例年4~5パーセント程度。難易度は仕事を続けながらでも合格出来るくらい?

中小企業診断士試験の難易度は、他の国家資格と比べて比較的高い水準にあると思います。

まず、合格率の推移を見てみましょう。

近年は中小企業診断士に注目が集まっているため、受験者数は増加傾向にあり、平成25年度の試験申し込み人数は2万人を突破しました。
1次試験はマーク式で100点満点が7科目、合格基準は得点率60%で、毎年の合格率はだいたい20%前後を行き来しています。

とすると、受験者20000人として合格率が20%の場合、単純計算で4000人程度の1次試験合格者がいることになりますが、忘れてはならないのはここに多年度受験者が含まれていることです。
科目合格制度があることを考慮すると、1発合格に絞った合格率は20%を大きく下回るでしょう。

1次をパスすると受験できる2次試験は論述式で、受験者数は4000~5000人くらいです。
2次試験で不合格となっても1次の合格が2年有効のため、少しばかり受験者が増えます。

2次試験の合格率も20%前後ですが、しかし「6割取れれば何人でも合格出来る」絶対評価の1次試験とは違い、2次試験は相対評価であるため、どんなに優れた答案を作っても自分以上の人がいたら不合格になってしまう可能性があります。

解答発表もなく、合格基準は不明瞭です(2次試験の対策が立てにくいと言われる理由)。
合格者数を調整するやり方になっているため、1次試験の合格率の上下と2次試験の合格率の上下は反比例しています。

ちなみに、平成27年度の合格率は1次が26.0%、2次が19.1%で、全体は5.2%という結果でした。

合格率という面から見ると、決して高いとは言えないため「中小企業診断士試験はかなり難しい」というイメージを持つ人も少なくありません。
しかしそれはあくまでも合格率だけの話で、難易度自体はそうでもないのです。

受験者層の多くは社会人の方ですから働きながらでも十分合格出来るということになりますし、勉強方法さえ押さえれば独学でも十分に合格出来る資格です
1次試験の科目合格制度によって計画的に合格を目指すことも出来ます。

1つの数字に惑わされず、挑戦してみましょう!

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