中小企業診断士2次試験に合格するための勉強法

中小企業診断士2次試験に合格するための勉強法

読解力・要約力・現場対応力の3つの力が2次試験を突破するためのカギ

中小企業診断士1次試験に合格すると、2次試験を受験することになります。

平成27年度の2次試験合格者は944人、合格率は19.1%という結果でした。
前年度よりも241人少ない合格者、5.2ポイント減の合格率となり、1次試験も併せたトータルの合格率で見ると5.0%です。

見ての通り、2次試験もかなり厳しい状況にありますが、ここを乗り越えるためにはどういった勉強をしていけばよいのでしょうか。
少ないとはいえ合格している人が1000人近くいるのですから、効率的な勉強法は存在するはずです。

中小企業診断士2次試験は、筆記試験と口述試験の二部構成になっています。
口述試験は普通に取り組めばほぼ確実にパス出来るのでここでは割愛しますが、問題なのは筆記試験でしょう。

筆記試験は4つの企業の事例問題が出題され、実際にその企業を診断して望ましいアドバイスを記述するという形です。
企業の状況を示した『与件文』という文章を読み取っていくのですが、このプロセスが非常に重要です。

ひとくちに「与件文を読む」といっても、ただ漫然と読んでいるだけではいけません。
「与件文・設問から必要な情報を読み取る」という『読解力』を使いながらでないと、解答することは出来ないでしょう。

また、設問に対応する部分を与件文から見つけ、それを『要約力』によって解答としてまとめることも求められます。

最近の診断士試験では1次試験の知識や一般常識などから推測も交える『現場対応力』も要求される傾向にあるため、注意しておきましょう。

では、読解力・要約力・現場対応力の3つの力は、どのように高めていけばいいのでしょうか。

読解力と要約力に関しては、国語力の問題になります。
センター試験の評論文問題を解ける程度についていれば大丈夫でしょうから、大学受験や高校現代文のテキストを活用しましょう。

選択問題に取り組む際に、選択肢を見る前に「この文章はどの様な要素を持っているか」「どんな文章構成か」といったことを書き上げることで、読解力が身につきます。

テキストの問題を解くことで読解力を定着させるついでに、同じテキストで要約力も身に着けられます。
問題文の段落それぞれの要旨を短文で書き出してみるということを積み重ねていくうちに、要約力が備わるでしょう。

最後に現場対応力ですが、これは診断士としての実務に関するものですから、診断士試験の過去問でどうにかする必要があります。

直近5年分の過去問を解き、間違えたり引っかかったりした問題のポイントや解答プロセスをノートに書いておきましょう。
そのノートを電車内など隙間時間に繰り返し見直すことで、力を定着させることが出来ます。

受かったからといって安心せず、1次試験の知識も引き続き頭に入れておきましょう。

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