診断士試験の中小企業経営・中小企業政策出題範囲

診断士試験の中小企業経営・中小企業政策出題範囲

最後の追い込みならこの科目!中小企業白書の読み込みで、最低ラインの4割は押さえよう

診断士試験に合格し、診断士として中小企業にアドバイスや施策提案をするにあたり、中小企業経営・中小企業政策は欠かせない分野といえるでしょう。

中小企業が大半を占める日本、国や地方自治体は中小企業支援のための様々な施策を用意しています。
補助金が受けられる施策、融資が受けられる施策、雇用に関する施策、販路開拓に関する施策など多様ですが、しかし実際のところ、肝心の中小企業はせっかくの施策を有効に活用出来ていない、それどころか知らずに見過ごしていることもあるのが現状です。

そこで診断士が間に立ち、中小企業に対して施策活用のアドバイスをすることが必要になるというわけです。

そのために学ぶ科目、中小企業経営・中小企業政策は中小企業の役割・位置づけ、中小企業経営に係る最近の動向、中小企業に関する法規と政策などから出題されます。
特に大企業に勤務している方は中小企業の実態について知る機会は少ないと思いますので、この科目の内容は重要になるでしょう。

中小企業診断士は、中小企業に対するコンサルタントとしての役割を期待されています。
そのため、中小企業の経営に関して詳しく知ると同時に、中小企業経営に関する知見を深めることも大事な役割なのです。

中小企業診断士の位置付けは中小企業の専門家とも言い換えられるため、中小企業に関しては広く国家的な目線から分析するスキルも求められているのです。

中小企業経営政策では企業経営の実態や各種統計等により、経済・産業における中小企業の役割や位置づけを理解するとともに、中小企業の経営特質や経営における大企業との相違を把握していくことで、この様な、中小企業に関する各種統計結果や中小企業経営の特長に関して学んでいきます。
一方中小企業政策では、創業や中小企業経営の診断・助言を行う際に有効な、国や地方自治体等が講じている各種政策の成長ステージや経営課題に合わせた適切な活用を促すことの出来る、中小企業の政策ガイドとなる力を養います。

出題範囲はそれぞれ、

⑴ 中小企業経営

各種統計等にみる中小企業、産業構造と中小企業、大企業と中小企業、中小企業性業種、地域産業等
② 中小企業の経営特性と経営課題
各種統計にみる中小企業経営の特徴、中小企業経営の特質と課題(経営基盤、経営の多様性、中小企業の経営戦略、先進性と旧態性、経営資源、ビジネスシステム、産業集積、商店街、中小企業の成長 等)、業種・業態別経営特質と課題(製造業、卸売業、小売業、サービス業、物流業、ベンチャー企業、下請企業、小規模企業 等)、中小企業の経営環境と経営革新(経済事情、経営環境の変化、国際化、金融、労働、環境・エネルギー、取引、経営革新への取り組み 等)、中小企業経営に係る最近の動向(情報技術の活用、ネットワーク、産学官連携、海外展開、創業、企業再生、知的財産権 等)

⑵ 中小企業政策

中小企業関連法規、中小企業政策の体系と内容(経営サポート、金融サポート、財務サポート、商業・地域サポート、相談・情報提供)、中小企業支援事業の実施体制と政策、中小企業新事業活動促進法の体系と政策、中小企業経営と施策活用
② 中小企業政策の役割と変遷

⑶ その他中小企業経営・中小企業政策に関する事項

科目合格率について中小企業経営・中小企業政策の科目合格率の推移を見てみると、高い年では27.5%が科目合格している一方、2.9%しか合格していない年もあります。
合格率の差が大きいため、受験生からすると勉強しにくい科目といえるかもしれません。

しかし難易度が高い年でも、4割の最低ラインを確保すれば他の科目で挽回出来るのが診断士試験です。
中小企業白書を読み込んでおけば、難易度が高い年でも4割の確保は十分に可能ですし、むしろどんなに難化した年だとしても、5割以上は必ず狙わなければならない科目と言えます。

特に、第1次試験直前1か月は、施策などの暗記をするチャンスです。

中小企業経営政策は短期詰め込み型の勉強でもギリギリ何とかなる科目ですから、最後の追い込みでどの科目を集中的に勉強するかを決めかねているならば中小企業経営・政策を勉強するのも一つの手かもしれません。
勿論、最後の追い込みは避けたいものですが、最後の科目なので中小企業経営政策が疎かにになりがちの方も多いからと言う意味合いです。

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