2次試験の事例問が「現実じゃありえない」って本当?

2次試験の事例問が「現実じゃありえない」って本当?

自分の世界だけを信じないで、与えられた問題の解決を考えることが最重要

中小企業診断士2次試験について、

「実際の現場じゃこんなことが起きるはずはない」

「この課題ならもっといい解決方法がある」

といったことが受験者の間でよく言われます。
確かにそう言いたくなる部分もあるのですが、冷静に考えてみるとどうでしょうか。

まず、「実際の現場ではありえない」といっても、その「実際の現場」とはどこを指しているのか、ということが挙げられます。
それはその人が知っている世界のことでしかなく、社会で起こり得る全ての現場を知るわけではないのですから、本来そんなことは言えるはずがありません。

現場と言うくらいなのですから、おそらく同じような事業に立ち会っているのだと思います。
しかしそれがすべてでは無く、同じ事業を取り扱っていても会社によって運営方法が異なりますし、現実と問題内における環境だって違います。

自分が本当にそこにいるわけでもない事例問題に対し「実際の現場では」などといっても、どうしようもないのです。

これは自分の知らない世界の話なのだ、くらいに捉えた方が診断士試験ではやりやすいでしょう。

「もっと良い解決方法がある」という言い分についてはどうでしょうか。
その方法が本当に的を射ているのであればもちろん良いのですが、しかし診断士試験で重要なのは多様な見方です。

問題の本質を捉えた解答でなければ意味がありません。

多様な見方を吸収する態度が重要になるため、そう言いたくなる気持ちを抑えて取り組みましょう。

自分が知っているものが世界の全てであると思わず、社会で得た常識ではなく与えられた問題を元に忠実に応えることが重要です。
だからこそ、中小企業診断士試験は国家試験唯一の経営コンサルタント資格なのです。

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