【社労士(社会保険労務士)の体験談】社労士試験を3ヶ月で合格した必勝勉強法

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【社労士(社会保険労務士)の体験談】社労士(社会保険労務士)試験を3ヶ月で合格した必勝勉強法

【目次】

超最短期間で社労士(社会保険労務士)試験に挑んだ経緯とは?

平成13年に合格した講師の先生が教えてくださった勉強法

私の社労士(社会保険労務士)試験超短期合格への勉強法

  1. 勉強法➀ 意味不明なことは残さず自分の理解に!
  2. 勉強法② 自分のものにしたつもりでも参考書の理解は薄い?
  3. 勉強法③ 自分のものにするには問題集の問題を解いてから?
  4. 勉強法④ 筆記はひたすら暗記 ~答えを暗記していても条文を1文字1句必ず読む~
  5. 勉強法⑤ 自分の全力を知るには支えが必要?
  6. 勉強法⑥ 最後の2ヶ月は試験会場に慣れるスピードをつけること!
  7. 勉強法⑦ 最後の月、8月の3週間の過ごし方

 

社労士(社会保険労務士)試験当日は、周囲と自分を比較してはいけない

最後に

 

筆者は3ヶ月のダメモト受験でしたが、3ヶ月の猛勉強で社労士(社会保険労務士)試験に合格できました。

超短期間の勉強法ですので、一夜漬けのようなものですが、合格は合格です。

合格してすぐ社労士会の事務指定講習の通信教育と2日間の面談講習を終えて、社労士会に10月には登録して、社労士事務所に就職しました。

では、3ヶ月の必殺勉強法をご紹介しましょう。

人それぞれ、自分に合った勉強法はあるかと思いますが、ひとつの参考になれば幸いです。

 

超最短期間で社労士(社会保険労務士)試験に挑んだ経緯とは?

筆者は平成16年の社労士(社会保険労務士)試験に合格しました。

ちょっとした自慢なのですが、筆者が本格的に勉強を始めたのはGW明けからです。

また、筆者の場合、理系の大学院卒でしたが、嫁ぎ先の家業の建築業を手伝うのに、社労士の資格があった方が良いということで、たまたま一般教養で法学を取得していたので受験資格もありましたので、受験勉強を開始することにしました。

実は、初めは法律関係なんて初心者ですから、「ゆっくりと1~2年かけて合格できればいいや」くらいの気持ちで勉強するつもりで、平成15年5月には、資格専門の予備校に入学手続きをしていたのです。

義母の手前もあるので、とりあえず合格しないととは思っていましたが、当時は7%程度の合格率と聞いていましたので、一発合格なんてあり得ないと諦めてもいました。

しかし、4月に勉強を開始してすぐ、5月後半には突然父の癌が発覚し、余命半年と意思に宣告され、勉強どころではなくなりました。

当然、資格勉強なんて心境ではないので、予備校には事情を話してやめようかと思ったのですが、予備校の事務の方の勧めで一応長期のお休みをする手続きをしておきました。

筆者としては、もうやめたい気分満々だったのですが、強引にやめる手続きは長引きそうだったので、さっさとお休みの手続きをして実家に母を迎えに行って病院に。

そんな毎日を送っておりましたが、父が社労士試験の事を最後まで気にして、「絶対受験して合格しなさい、何かが変わるから」と言い残して、意思の余命期間通りに4月初旬にさっさと逝ってしまいました。

父が亡くなって49日を終えた頃、突然母が言い出したのです、

「お父さんと約束したでしょ。お母さん、受験申込書、あっちのお義母さんに頼んで出しておいてもらったから合格しなさいよ」と。

いわば、父の遺言になってしまっていたのです。

筆者は、急にボウッとしていた毎日を終えて、勉強を始めました。

予備校に連絡したら、最後の模試集中講座が始まっていました。

「今からだとお金が半年分無駄になるし、合格できなかったときに、来年度の予備校の費用を再度支払うことになるから(多分「今から受かるわけないからもったいないよ」みたいな意味だと筆者は感じた)と言われましたが、母と義母に急かされ、とりあえず勉強スタートです。

こうして、筆者の社労士試験合格に向けた受験勉強は始まったのです。

 

平成13年に合格した講師の先生が教えてくださった勉強法

父の遺言でもあるし、親戚一同に応援されて、後に引けない状況。

「今年の初盆には、受験の話になるだろうし、来年の1周忌には合格していないと恥ずかしい」との思いで必死です。

模試集中講座から突然始めて普通は受かるはずがないのです。

そこで、講師の先生に食い下がって聞きました。

その先生は臨床検査技師から社労士(社会保険労務士)への転身に成功した人ですから、理系の勉強法を知っているだろうと推察しました。

しかも、その講師の先生は半年で平成13年に合格したそうです。

平成16年よりも合格率がずっと高かったから合格しやすかったのだとか。

それでもその先生の勉強法をそのままやってみて、その先生よりも勉強するしか方法はないと思いました。

平成13年に合格した講師の先生が教えてくださった勉強法やアドバイスには以下のようなものがありました。

・ 大々的な法改正があるからそこを重点的に勉強

・ 予備校支給の問題集をまず10回繰り返す

・ 選択式と択一式両方を10回ずつ

・ 答え合わせをして、間違ったところは、回答集の解説を読むのではなく、予備校の参考書で該当するところを探して、徹底的に理解すること

・ 答えだけ覚えても意味が無い

・ 欄外の実例も必ず読む

・ 直前講習のテスト中に行ったテストを10回繰り返す

・ 法改正があるから、平成13年より前の過去問をしても意味がない

・ 過去問を10回以上繰り返す

・ 法改正があるから直前模試対策も10回繰り返す

・ 答え合わせをしたら、解説は参考書と欄外の実例

 

ちなみに、その先生は過去問を10年間分10回繰り返したそうです。

先生が、半年で合格できたのなら、できるか分からないけど私も同じようにやってみようと実践しました。

 

私の社労士(社会保険労務士)試験超短期合格への勉強法

筆者は、超短期決戦なので、問題集5回、過去問3回、直前模試5回をこなしていくために、1日のノルマスケジュールを決めて、そのスケジュールを絶対実行していきました。

とにかく、6月末までに問題集を5回繰り返すために、1日10頁以上のノルマが課されたと思います。

問題を解いて答え合わせをするだけでなく、解説書の場所を探して読むのが大変でした。

1回目は大変でしたが、2回目からは徐々に早くなっていき、3回目以降からは加速がかかって、面白くなります。

そこまでの辛抱です。

 

勉強法➀ 意味不明なことは残さず自分の理解に!

筆者は速読が得意だったので、ゆっくり読んでも3時間あれば参考書を一通り読めます。

1日に2回読み返したと思います。

意味不明なことや実例集を読んだときに素朴な疑問がたくさん浮かんで、はっきりと理解できていないことを箇条書きにしておきました。

筆者は、毎週月・木に予備校の講義に参加しています。

テスト50分、回答合わせと解説で50分、これが直前講習だったと思います。

そして、その講師の先生は、土日も予備校にいます。

土日の講義の前に、先生にアポを取って、質問を1時間、授業が終わってさらに1時間ほど、質問攻撃のように、先生に分からないことを質問していたように思います。

講義開始の前の土日の2回で、箇条書きも参考書の質問に対しては理解したつもりになりました。

 

勉強法② 自分のものにしたつもりでも参考書の理解は薄い?

それを家に帰って復習して、直前講習を受けましたが、惨憺たる点数でした。

参考書と結びつかないのです。

でも、くじけずに、帰ってから間違った場所の解説が書いてある参考書の頁を探して、読み直しました。

読み直す度に日付をつけます。

講義の復習はその日のうちに行います。

講義の復習が終わったら、択一問題集です。

2回読んだくらいでは、全問分かりません。

 

勉強法③ 自分のものにするには問題集の問題を解いてから?

実際、筆者が自分のものにできたなと思うまでには以下のような理解度で進んでいきました。

1回目:参考書で答えを探しながら解いていくようなもの

2回目:半分くらい解けるようになる

3回目:7割正解

4回目:8割正解

5回目:9割以上正解

筆者の場合、期間が短いし、理解もしていなかったので、5回がやっとでした。

 

勉強法④ 筆記はひたすら暗記 ~答えを暗記していても条文を1文字1句必ず読む~

筆記試験の問題集は、答えを見て暗記です。

こちらは、労働基準法や労働・社会保険諸法令の条文ですから、暗記勝負です。

ですから、3回目には既に満点、答えを覚えてしまいます。

でも、2ヶ月で5回(択一・筆記)は、自分では、人生で一番勉強したと思います。

 

勉強法⑤ 自分の全力を知るには支えが必要?

筆者は、共通一次1000点満点時代に国立大現役合格を果たしていますが、その時より100倍ほど勉強したと思います。

当時は今のようにみんなが塾に行く習慣ではなく、運動部出身の筆者は、3年夏まで運動部に所属していました。

それでも自分なりに、そこそこ頑張っていたと思っていましたが、今まで如何に本気でなかったかを実感しました。

父が

「あの子は全力で物事にぶつかったことがないから、全力でぶつかると達成感が全然違って、違った景色がきっと見えるはずなんだけどな~、どうして競争しないんだろうか」

と母に言っていたそうです。

さすが親です。

筆者でも、自分の全力というものがこういうものかと初めて知った感じでした。

本当に、朝起きて、朝・昼・晩の食事とお風呂以外は、テレビも見ずに、本気で勉強しました。

それこそ、5時間以上集中して勉強すると、身体が固まるほど、椅子から立つのによろけるほど同じ姿勢で勉強していたのです。

15時間以上勉強しました。

何しろ父の遺言です。

「どうして競争しないんだろう?」

父がそんなこと思っていたなんて、何だかショックでした。

これが父の遺言でなかったら、こんなきついこと、続かなかったと思います。

また、父の言う「違った景色ってどんな感じ?」という興味もありました。

 

勉強法⑥ 最後の2ヶ月は試験会場に慣れるスピードをつけること!

7月に入ると、直前講習もひたすら予想問題的なテストになります。

この頃から、成績が上がり始めました。

それまでも、予備校の日の復習はしっかりしていましたが、7月からは、過去問を毎日受験日と同じスケジュールで行うようにしました。

予備校で頂いた過去問には、法改正対策がなされた問題に変換されていますので、13年から13・14・15年の3年間だけです。

予備校の日以外を使っても、1週間で1回通せます。

過去問は7回繰り返しました。

毎日、試験当日のスケジュールで動きます。

問題を終えて、16時半から、回答と参考書読みに入ります。

答えは3回ほどで満点取れるようになったのですが、ちょっとでも迷ったり考えたりしていたら、見直しを含めると時間オーバーとなります。

択一試験の場合、1問5択で1科目10問、7科目で、試験時間は210分です。

1問5択ですから、1文20秒未満で正誤を判断しないと、見直しができません。

ちょっとでも迷ったら、考えずに先へ行く必要があります。

ここで、飛ばしたところの回答欄を間違えたらアウトです。

このように、当日と同じ時間配分で、スピードになれるのには、5回繰り返す必要がありました。

 

勉強法⑦ 最後の月、8月の3週間の過ごし方

8月に入ってからは、ひたすら直前講習の予想問題と直前模試を試験の当日と同じ時間配分で3回繰り返し、さらに、試験の前の週は、問題集と予想問題と模試を一通り繰り返しました。

こうして筆者は、試験当日を迎えました。

 

社労士(社会保険労務士)試験当日は、周囲と自分を比較してはいけない

当時の予備校の参考書と問題集は、試験の時に大手予備校の他の受験生が持っていた参考書の厚さに驚き不安になった気がします。

そのくらい筆者が勉強した参考書は比較的薄いものでした。

7科目全部が掲載されて1冊にまとめられた参考書(B5サイズ厚さ5~6cmほど?)1冊と問題集2冊(A4サイズ厚さ2~3cm記述式・択一式)でした。

他の受験生は全員賢そうに見えますし、持っている参考書が分厚くて難しそうです。

どんどん緊張しましたが、逆転の発想で自分を落ち着かせました。

あんな分厚い参考書や問題集だったら、筆者は見ただけで闘志が萎えたかもしれません。

間違いなく5回も繰り返されないでしょう。

択一の問題集を3回繰り返し、4回目くらいからは、「左の頁の真ん中くらい」といった感じで、どの辺りに書いてあったかを思い出せるようになっていました。

問題に出たところは、ラッシュペンや、書き込み等、何かしら書き込んでいます。

問題集にあって参考書にない解説なんかも書き加えています。

見た度に日付も入れていますので、読み直すべき場所は、すぐに探し出せます。

ようするに、手作りの参考書に仕上がっているのです。

その手作りの参考書を13回(問題集5回・過去問3回・模試5回)も読み直しているのです。

参考書だって、出やすいところとそうでないところがあるはずです。

効率的な読み方をしているはずです。

「大丈夫!大丈夫!」

筆者は、手の平に「人」の字を何度も書いて、試験に臨みました。

 

最後に

筆者のときは幸運なことに、健康保険の択一問題で、予備校の予想問題にそっくりな問題が出たのです。

それでも、健康保険の問題がものすごく難しく、足切りの救済処置もありましたので、ギリギリだったように思います。

しかし、記述式は40点満点で、時間が余ったくらい余裕でした。

記述式が午前中ですから、お昼を食べるときは、何となく余裕を感じていましたが、午後の210分はきつかったです。

30歳を過ぎてからの受験です。

大学の大講堂の木の椅子で腰が痛くなりました。

前年まで、腰痛防止のための座布団やクッション持ち込みOKだったそうですが、その年から禁止となりました。

腰の痛さで集中できず、ついに手を上げて試験管の付き添いつきで、トイレで腰を回し、深呼吸をしました。

時間が足りない最中にこんな余計なことを、とお思いかもしれませんが、腰痛を堪えて我慢して問題を解くよりも、トイレに立った後は、腰痛も解消し、集中できてどんどんといていけた気がします。

8月第4週の日曜から、2ヶ月半。

ついに合格発表の日、私の受験番号はありました

2004年ですから、今よりもずっと遅いネットで、公報の平成16年社労士試験の合格発表の受験番号の閲覧には、2時間か3時間かかった気がします。

お昼近くになってようやく自分を見つけました。

父の仏壇にすぐに報告しました。

父の言っていた達成感!

30過ぎて、こんなに心地よいものなのだと自分に自信が付いた気がします。

 

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