社労士(社会保険労務士)のアルバイト報酬は高いが副業として成立する?

社労士(社会保険労務士)のアルバイト報酬は高いが副業として成立する?

社労士(社会保険労務士)のアルバイト報酬は高いが副業として成立する?

【目次】

社労士(社会保険労務士)は副業として働ける?

社労士(社会保険労務士)会主催のアルバイトがある?

  1. 社労士(社会保険労務士)会主催の社労士の無料相談会
  2. 行政主催の社労士(社会保険労務士)の無料相談

 

行政のアルバイトをする個人事業主の社労士(社会保険労務士)がいる?

  1. ハローワークの就職指導
  2. その他社労士(社会保険労務士)優遇の行政のアルバイトはけっこうある?

 

フル出勤でバイトをする開業社労士(社会保険労務士)がいるということは?

最後に

 

社労士(社会保険労務士)資格は独占業務をもつ資格です。

すなわち、社労士の業務をやるという点においては社労士の資格は非常に価値高いといえます。

そして、社労士資格の価値をさらに高めるのは、社労士資格は副業としても利用できるということです。

今回は、社労士資格が副業としても有用なのか、稼ぐことはできるのかについてお話いたします。

 

社労士(社会保険労務士)は副業として働ける?

社労士(社会保険労務士)試験に合格して、実務経験2年以上、あるいは社労士会主催の事務指定講習で修了証書をもらえたら、社労士会の登録手続きができます。

社労士会のメンバーとして会員番号と顔写真が載った全国社会保険連合会発行の社労士会員証(社労士の身分証)を貰えます。

これで社労士の免許取得で、社労士バッジだって取得でき、晴れて社労士の業務をする事で報酬を得ることができるのです。

しかし、社労士事務所を開業して、それ一本で食べていけるようになるには大変です。

そのため、将来社労士事務所だけで食べていけることを夢見て、サラリーマンを続けている人もいるのです。

反対に、退職して暇になったとか、名刺に肩書きがなくなるのは寂しいからとか、こういったさまざまな理由で、社労士事務所を開業する60歳以上の方もいらっしゃいます。

私の社労士の師匠は、もうお亡くなりになった方ですが、大企業の重役を定年退職して、その後裁判所の調停員を本業にされていました。

さらに、現役時代の人脈を利用して細々と社労士事務所の看板も掲げていらっしゃいました。

でも、その師匠は主に社労士会の研修委員や支部の副会長とかの役員になられて、若い社労士を率先して育てていらっしゃいましたが、それはボランティアです。

社労士会から役員報酬も多少は得ていらっしゃったと思いますが、社労士会のアルバイトを時々されて、社労士業務を完全に副業にされていました。

これが、社労士が副業になるのだと筆者が知ったきっかけです。

 

社労士(社会保険労務士)会主催のアルバイトがある?

各都道府県に1つ以上社労士(社会保険労務士)会があります。

一般的にその都道府県の社労士の人数を勘案して、○○県(都・道・府)社労士会の下に、いくつかの支部があります。

そして、県(都・道・府)会主導の下、支部独自のさまざまな活動が行われています。

それが社労士のアルバイトです。

社労士会の会報や支部のHP(社労士会員だけがログインできる)で、そのアルバイトに募集をかけます。

支部によって、さまざまなアルバイトがありますが、どのアルバイトも、社労士の日当は2万円です。

一人前の士業としての報酬ですが、新米社労士もベテラン社労士も一律なのです。

この報酬には交通費も含まれていますが、所得税等の控除はありません。

これらのアルバイトは、社労士間の人脈づくり開業したばかりの収入が少ない社労士の救済にも使われていますので、確定申告は各々自分でというのが一般的です。

若い開業社労士には、勉強になりますし、収入の少ない社労士事務所には、大きな助けとなりますので、若手を優先して選任するようにされている支部が多いと聞いています。

また、社労士会では、名刺を相談者に渡すことも自由なので、親身に相談に乗ってあげて、ご縁があれば、自分の社労士事務所のお客様となる可能性が広がります。

労働者向けの相談だけではなく、個人事業主や中小・零細企業の相談がある場合もありますので、顧問契約に繋がる可能性もあります。

 

社労士(社会保険労務士)会主催の社労士の無料相談会

副業アルバイトの機会として、社労士(社会保険労務士)業務についての質問なら何でもOKの社労士会主催無料商談会があります。

集会所やデパートの催事場等、人が集まりやすい場所の提供を受けて行われています。

毎週のものもあれば、月一のもの、催事会的な大人数の年に数回の大規模相談会もあります。

こちらは、勤務社労士も対象になるように配慮されているので、土日開催のケースが多いです。

とにかく、無料相談会は、副業のチャンス、さらには新規顧客開拓のチャンスを掴む広場なのです。

 

行政主催の社労士(社会保険労務士)の無料相談

副業アルバイトの機会としては、行政主催の無料商談会もあります。

ハローワークや労働基準監督署で日程を決めて行われることがあり、この無料相談会は、行政から社労士(社会保険労務士)会への依頼です。

行政の予算の都合で時間が短いときは、日当1万円の場合もありますが、基本的にお昼休みを入れて5~6時間程度で日当2万円です。

こちらは平日に行われますので、平日にお休みが取れる人ができる人でないといけません。

 

行政のアルバイトをする個人事業主の社労士(社会保険労務士)がいる?

行政の嘱託社員の傍ら社労士(社会保険労務士)事務所の個人事業主として、土日だけ社労士業務をしている人もいます。

行政で、社労士としての名前を売って、顧客獲得の努力をする事ができます。

社労士を副業としている人もいれば、社労士が本業で、それだけでは収入不足のため、アルバイトをしているという人もいます。

それでは、社労士資格優遇の行政のアルバイトを募集している行政をご紹介しましょう。

 

ハローワークの就職指導

全国のハローワークでは、就職困難者向けの就職指導が行われています。

履歴書の書き方指導や面接指導を行う部署です。

通常、ハローワークの職員やハローワークが経験者を嘱託職員として年間契約で雇っている場合もあるのですが、社労士(社会保険労務士)会に助っ人の依頼が来ることもあります。

ただし、社労士会を通すと社労士の日当は高いので、ハローワークで資格者を募集することもあります。

この場合は、時給1,000円前後です。

その地域の行政の予算によります。

 

その他社労士(社会保険労務士)優遇の行政のアルバイトはけっこうある?

そもそも応募資格が、社労士(社会保険労務士)ではなく、「社労士資格者優遇」と書かれているだけであり、人事経験者や中小企業診断士等、就活関係に精通している経験者も応募できます。

ハローワーク・労働基準監督署・協会けんぽ・国民保険国民年金課・福祉課や福祉事務所等、社労士業務と関わる行政の嘱託職員の募集で、社労士資格があるだけで優遇されます。

実際に社労士の個人事業主として登録し、社労士事務所を開業している人が、社労士の収入を補うために、このようなアルバイトをしている人も少なくないのです。

 

フル出勤でバイトをする開業社労士(社会保険労務士)がいるということは?

平日は、行政の嘱託職員をして、土日は社労士(社会保険労務士)の業務をしているわけです。

社労士の顧客は中小企業が多いので、土曜日も営業時間である会社も多いのです。

その営業時間に取引先の会社に伺って、営業日でない土日に請け負った業務をこなしていくという形式です。

つまり、平日はどこかの企業で勤務して、土日だけで社労士業務ができるということを彼らが証明しています。

しかし、社労士に関係ある業務に就いてないと、平日に顧客獲得のチャンスがないので、難しいかもしれませんが、個別のパイプを持っている人以外は、難しいかもしれませんね。

 

最後に

社労士(社会保険労務士)会主催のアルバイトや、土日だけ開業している社労士がいるということは、社労士の副業は可能だということが分かりました。

ただし、社労士会に登録するには、十数万円のお金がかかります。

さらに年会費もあります。

月払いや分割払等、さまざまな方法で徴収されます。

勤務社労士やその他会員(社労士と関係ない職務や無職の人)の会費は安いのですが、個人事業主となって開業社労士となると、年会費は約2倍に跳ね上がります。

この年会費は、県の社労士会に所属する年会費です。

社労士会に登録すると、講習会や有志による勉強会等、社労士同士の人脈が広がり、社労士会のアルバイトもできます。

土日に社労士業務をするときは、社労士事務所の個人事業主として開業社労士として、社会保険労務士連合会に屋号と一緒に登録しないと報酬を得られません。

さて、「アルバイトや土日の副業の報酬が、年会費を払っても利益が出るのか?」を考えなければなりません。

赤字だけど、自分の社労士としての知識の維持と、社労士同士の人脈づくり等、自分への投資となるから、そんなふうに考えられるなら、社労士の副業はけっこう楽しいものらしいですよ。

社労士の副業は誰でもできますが、社労士の登録費用や県の社労士会に支払う年会費の出費を考えて、副業として見合うかどうかをじっくり考えましょう。

副業としてメリットがあるかどうかは、あなた次第です。

 

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