社労士試験の難易度とその他資格との比較

社労士試験の難易度とその他資格との比較

社労士の難易度

 

社労士試験は司法試験や司法書士試験と同じく、法律系の資格に分類されており、合格に必要な勉強時間はおよそ1,000時間と言われています。

社労士試験は難関資格と言われていますが、一体何が難易度を上げているのでしょうか。

社労士試験特有の選択式問題

社労士試験の特徴として、選択式問題が挙げられます。選択式問題とは、5つの空欄を20個の選択肢の中から選んで回答するというものです。

実際に問題を解けるようになるには、ただ知識を入れるだけではなく、この選択式試験に慣れておく必要もあります。

足切りがきつい

社労士試験は択一式と選択式がありますが、足切りの基準が細かく分かれています。

択一式は満点が70点(7科目 × 10点)となっていますが、「総得点46点以上、かつ各科目4点以上」を取らなければその時点で不合格となります。

選択式は、満点が40点(8科目 × 5点)となっていますが、「総得点26点以上、かつ各科目3点以上」となっています。
※ただし救済措置として一部が2点以上となることもあります。

つまり、苦手分野を捨てて得意分野で稼ぐことができないのです。

次に、他の資格と比べてみましょう。

司法試験との比較

司法試験が文系資格の最高峰と言われている理由は論文式試験にあると言っても過言ではありません。論文式試験とは問題が与えられて、それに対する考えを2枚ほどの回答用紙にまとめるというものです。問題文に書いていない知識を導き出すというのは並大抵のことではありません。

試験内容に関しては司法試験の選択科目に労働法がありますが、試験範囲としては重なっていない部分が非常に多いです。

司法試験の合格に必要な勉強時間はおよそ10,000時間と言われていますので難易度としては遥かに高いと言えます。

司法書士試験との比較

司法書士試験は法律基本科目の他に、商業登記法や不動産登記法と言った登記に関する法律を勉強します。択一試験の問題に関しては司法試験と同じレベルと言われています。

司法書士試験の合格に必要な勉強時間はおよそ3,000時間と言われていますので難易度としてはやや司法書士の方が高いと言えるでしょう。

行政書士試験との比較

行政書士は一般法と言われている法律の基礎を中心に問われる試験です。行政書士には問題文を読んで40文字程度で答えをまとめる、記述式試験があります。司法試験の論文式試験とは違い、行政書士試験の記述式試験は法律の基礎があれば解ける問題と言えます。

行政書士試験の合格に必要な勉強時間はおよそ1,000時間と言われています。しかし、社労士試験は特別法と言われる例外的な部分を勉強することが多いので、行政書士よりややとっつきにくい印象があります。ですので、初めて法律を学ぶ方は行政書士の方がやや難易度は低いと言えます。

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