社会保険労務士(社労士)試験が終わったら何をする?

社会保険労務士(社労士)試験が終わったら何をする?

さて、社労士試験本番がやってきました。皆さんの手ごたえはいかがだったでしょうか。

ただ残念ながら、この試験の合格率は5%前後です。落ちる受験者の方が多いのもまた事実です。自己採点をした結果、ボーダーラインにいるという方は発表まで気が気ではないでしょう。

1 社労士試験後の過ごし方

試験結果の発表は11月中旬。試験が終わってから2ヶ月以上ありますが、どのように過ごしますか?
もちろん、絶対に社労士になるのであれば、勉強は続けた方が良いに決まっています。
しかし、受かるか落ちるかもわからないのに参考書を開く気にはならない、というのが本音ではないでしょうか。

そうは言っても、2ヶ月間何もしないのはもったいないですよね。せっかく覚えた知識も次々に忘れてしまいます。そもそも社労士になりたいのであれば必要な知識なのですから、忘れて良いわけはありません。

2 おすすめは「読書」

この時期には労務や年金を扱った本を読むことをお薦めします。参考書や実務書ではなく、興味のある分野の本を手に取ってみてください。本屋で本棚をじっくり眺めたり、ECサイトで検索したりしてみてはいかがでしょうか。

(1)労働問題に関するおすすめ本

例えば、労働問題なら『労基署は見ている』(原諭著、日経プレミアシリーズ)、『労基署がやってきた!』(森井博子著、宝島社新書)など、労働基準監督署の監督官だった方が、その実態を記した本を書いています。

最近だとブラック企業の実態や労災隠しの現状など、これまで得た知識と照らし合わせながら読むと、なかなか興味深いと思います。

漫画では、同じく監督官の奮闘を描いた『ダンダリン』(鈴木マサカズ著、モーニングKC)もあります。こちらはドラマにもなりましたね。

(2)年金に関するおすすめ本

年金関係なら、そもそも誰もが疑問に持つ「本当に年金制度は大丈夫なの?」というところに切り込んだ本が興味深いです。

『「年金問題」は嘘ばかり ダマされて損をしないための必須知識 』(高橋洋一著、PHP新書)、『年金は本当にもらえるのか?』 (鈴木亘著、ちくま新書)など、年金問題には破綻する、しないといった様々な意見があります。

社労士になると「結局のところ、年金ってどうなるの?」という質問を受けることがよくあります。様々な意見を取り入れたうえで、自分の意見を持つことが大切です。せっかく年金についても勉強をしたのだから、一人の専門家として、この機会にじっくりと考えていただきたいと思います。

3 まとめ

これらの本は直接試験とは関係ないので、参考書を読むよりはリラックスして読めるはずです。それでいて、印象的な箇所は容易に記憶に定着しますので、この時期に読むのは最適です。社労士試験のためというよりは、大人の一般常識を仕入れるつもりで、読書に取り組んでいただければ良いと思います。

テストが終わってから発表までのこの時期というのは、どの受験生もついだらけてしまいがちです。逆に言えば、この時期は他の受験生と差をつけるチャンスとも言えます。時間を無駄にしないように、どのように過ごすのか一度考えてみてください。

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