社会保険労務士(社労士)の試験科目より 〜労働一般知識について

社会保険労務士(社労士)の試験科目より 〜労働一般知識について

この記事では、社会保険労務士(社労士)の試験科目のうち、労働一般知識について解説していきます。
労働一般知識の正式名称は「労務管理その他の労働に関する一般知識」で、労働関係諸法令・労務管理・労働経済の3科目があります。

1 労働関係諸法令

労働一般知識のメインの出題分野となります。
具体的には労働契約、最低賃金、育児・介護休業・男女雇用機会均等・労働組合・職業安定など、労働の細部について定められた法令を学習していきます。
時事的な社会の潮流に関わるもの、労働者保護という労働法の理念に則ったものであることを念頭に起きましょう。

2 労務管理

労務管理とは、従業員の活動について計画を立てたり、従業員を組織化したりするために行う施策や制度のことです。

社労士が中小企業相手に深く携る場合の人事関係の知識がメインになりますが、人事においてもさまざまな分析がなされていることが分かる、勉強していて面白い分野です。
社労士試験においては、「職務給とは何か」「中心化傾向とは何か」など、上記の施策、制度において知っておくべき用語からの出題が多いため、この分野の取りこぼしは絶対に避けたいところです。

3 労働経済

労働経済とは労働市場の働きを経済学の視点から研究する学問です。
労働経済用語と、その定義を用いた計算問題が出題されます。
例えば「労働力人口」というのは、15歳以上の人口における就業者と完全失業者の合計であり、その数字を元に労働力人口の割合、失業率の計算などを行うものです。
数値問題といっても択一式ですので、正しい答えを選ぶものになり、計算式が分かっていれば正解を導くことは難しくありません。

4 最後に

労働一般知識は、実務に直結する一般知識から社労士業務の変遷、沿革に近いようなものまで、実に範囲が広く勉強の難しい分野です。
ライバルの受験生たちが正解する問題の取りこぼしは避けたいところですから、こういった出題範囲の広い科目こそ基礎を大切に勉強してください。

社労士の本試験では選択式問題が1問、択一式問題が5問出題され、択一式問題においては社会保険一般常識とセットでの出題になります。
学習範囲も出題範囲も広いという印象を持つ方が多い分野ですが、労働に関する法令を20以上も勉強できるわけですから、その後にも大いに繋がってくることになります。

また、時事的な出題も多いため、日常の中にヒントが転がっている場合もあります。
過去問の通読を含めて、なるべく早く一通りの分野に目を通し、日常の情報にも常にアンテナを張るようにしてください。それだけでもかなり勉強が楽になるでしょう。

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