社労士(社会保険労務士)試験の受験勉強と挫折!挫折の上手な乗り切り方

社労士(社会保険労務士)試験の受験勉強と挫折!挫折の上手な乗り切り方

社労士(社会保険労務士)試験に限らず資格試験の勉強をしていると、どうしても挫折しそうになってしまうときもあります。

そんな時は、どうしたらいいのか?

今回は、挫折に打ち勝ち、合格への扉を開くための思考方法をご紹介します。

1 社労士(社会保険労務士)試験は科目数が多すぎる?

社労士(社会保険労務士)試験のための参考書はたくさんあります。六法全書並みの分厚い参考書も見たことがあります。真面目に考えすぎると膨大な量の知識を詰め込むだけで嫌になってしまうかもしれません。

だいたい法律の文章は、簡単な言葉も難解にややこしくしているところがあるのです。それが7科目もあるのですから、初心者は書店へ行っても迷うだけです。どれもこれも手を出すと、挫折街道一直線となります。

2 とりあえず参考書は指定された物を使ってみよう

勉強方法は、独学、予備校や塾、通信教育と人それぞれです。何が正解かは決まっていません。でも、特に1年目は、参考書や問題集を決めたら迷わないということが大切です。

例えば、塾や予備校、通信教育で「配布された参考書と問題集以外は見ない」これが基本です。書店に行くと、さまざまな予備校や塾、通信教育が出版した多彩な参考書が何種類も並んでいます。どれが良いか、わけがわかりません。独学の人は、どこかの予備校や塾の問題集1本に絞りましょう。

選択基準は、予備校や塾の合格実績も多少は気になるでしょうが、それは頭の端に置く程度で、それよりも自分が見やすい参考書を選びましょう。問題集は、比較的薄い物がお勧めです。

3 挫折しないコツ

実務経験があって、多少なりとも社労士(社会保険労務士)業務に精通している人の方が、実は合格しにくい場合もあります。

筆者が社労士の予備校に通っているときに、いつも分からないところを教えてくれる年上の方がいらっしゃいました。社労士の先生の講義よりも説明が詳しく分かりやすいベテランさんです。でも、その方は、私よりも前から何年もその塾に通い、私が合格した年も不合格でした。

筆者には不思議で仕方なかったのですが、社労士会でその話をしたとき、社労士会の試験センターの方が意外な話をしてくれました。

実務経験が豊富で、細かい実務の知識がたくさんあっても、社労士試験の試験問題は社労士業務の法律が理解できているかどうか、なのだそうです。社労士試験と実務は別物なのだとか。

その実務経験が豊富なベテランさんは、社労士試験に関係のない実務の知識で一杯すぎて、その知識が邪魔して、社労士試験に必要な法律が頭に入っていないということらしいのです。おかしな話だと思います。でも実際に法律を理解していても、未経験の社労士資格者は実務では使い物にならないのはそのためだということでした。

4 社労士(社会保険労務士)試験の受験勉強に挫折しない勉強法

(1)選択式はひたすら暗記

社労士(社会保険労務士)試験はひたすら繰り返し、法律を具体的にわかりやすく理解できているかどうかが、合否のカギを握ります。

3ヶ月で合格した筆者は、選択試験の方は、塾からもらった薄い問題集を8回繰り返して、意味も分からずとにかく回答を覚えてしまうほど繰り返すだけで、満点を取りました。

理解は、択一の勉強をしていると、後から付いてきます。選択試験の問題集は、疑問を持たずにただただ法律文章を暗記しましょう。

( )の中だけでなく、全文必ず読むのが高得点を取る秘訣です。余計な疑問を持つとドツボにはまって挫折してしまいます。

(2)択一試験対策は自分の言葉で参考書を書き換えるつもりで

しかし、択一試験はそうはいきません。

参考書を読んでも、素朴な疑問はいくらでも出てきます。はっきり言って意味が分からないことばかり。とにかく複雑で難解です。そんな時は、塾の先生に聞くのです。自分が納得するまで素朴な疑問をぶつけて、易しい言葉で解説してもらいましょう。

難しい言葉は、簡単な言葉で書き直し、難解な仕組みは、分かりやすい例を自分で作って、中学生や小学生にも解説できる簡単な仕組みに組み立て直しましょう。

実務には難しい特殊事例がたくさん出てくるでしょうが、試験には、特殊事例は出てきませんので、そこは割り切ります。だから、できるだけ簡単に、単純に理解していきましょう。素朴な疑問は、考えずに、質問するのがコツです。「初心者は、自分で調べない!」「わからないことは先生頼み!」これが基本です。

(3)難解なのは1回目だけ

択一試験の問題集を解いて、間違いだらけで進まないのは1度目だけです。1問1問、解いては参考書を読んでいく。挫折しそうになっても、とりあえず一通りやる。これが基本です。これを最後まで挫折せずに貫くには、薄い問題集に限ります。

2度目もやっぱりたくさん間違ったとしても、参考書を開けば、「あ!ここ前に読んだところだ!」と思うだけで、読むのも楽になります。1度目よりも2度目の方が理解が深まります。

でも、2度目だから出て来る疑問もあります。ここで不安にならず、プライドを捨てて、再び先生に聞きましょう。「どうしてどうして坊や」みたいなっても、先生に食い下がりましょう。

そうして、自分の頭の中で納得できれば、さらに理解が進みます。不思議なことですが、こういうことを繰り返していると、ある日、「点と点が1本の線」に繋がるのです。

「あ!分かった!」

この感動が、挫折を妨げます。塾の先生に質問して、「あ!分かった!」という感動を味わっていくと、だんだん楽しくなっていきます。先生からすれは、さぞご迷惑だったことでしょうが、筆者は質問時間さえ、楽しくなっていきました。

3回目は、もっと理解が深まります。この頃には、参考書の「左の頁の右上にあった」という記憶から、頁をペラペラとめくって、左の頁の右上を探します。けっこうすぐに見つかります。見つかると、「やっぱりここだ!」とちょっと嬉しくて、さらにそこを見る度に日付を書きますので、読むのが何回目かもわかります。

こうして、8回も繰り返したら参考書一冊丸暗記です。択一試験の問題を何度も解いていくうちに、選択試験の文章の意味も、自然と理解できるようになるから不思議です。だから、意味が分からなくても最初は調べず暗記すればよいのです。「いずれわかる」といった感じです。

5 最後に

いかがでしたか?

挫折防止のために、理解は択一試験の時にするだけにして、選択試験の問題集はひたすら暗記しましょう。

分からないことは、自分で調べるのではなく、塾の先生に聞きましょう。横着な勉強法を貫くのです。通信教育では、回答が返ってくるまで時間がかかるかもしれないので、ゆったり待てない人は、塾や予備校がお勧めですね。そして、「分かった!」という感動を味わいましょう。

後はひたすら繰り返して、迷わず解けるくらいまで繰り返しましょう。社労士(社会保険労務士)試験の時の時間配分も、繰り返し過去問や模試やテストを本番さながらの時間で解いていたら身体が覚えます。

そして、頭が煮詰まったり、脳が勉強を拒否したときは、ふて寝をしてみましょう。脳は、眠ると記憶の整理をして記憶を定着させてくれます。そのため、寝る前は理解できなかったことも、起きたら、天から解答が降ってくるように理解できることもあります。

社労士試験の勉強は、できるだけ楽しく、難しいことを簡単に、絡まった糸をほぐすように勉強していきましょう。そのためには、質問に優しく回答してくれる講師の先生が力強い味方です。頼れる人はどんどん使って、独りで悩まないことが、社労士試験で挫折しない秘訣ですよ!

難解な法律用語や手続き方法も、紐解いていくと案外単純な物だということを忘れないで下さいね。

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