社会人が社会保険労務士(社労人)試験に合格するための通信講座の選び方とは?

社会人が社会保険労務士(社労人)試験に合格するための通信講座の選び方とは?

はじめに

資格取得に向けて、様々な勉強方法がありますが、どれがベストか悩むことがありますよね。もちろん、合格することが目標ですが、費用面も考慮しないといけませんし、そのバランスは非常に難しいものがあります。社労士試験も同様で、様々な勉強方法があるのですが、一体どれがベストなのでしょうか?ここでは、社労士合格に向けての勉強方法について紹介します。

1、社労士合格を目指すなら独学?通信?通学?

社労士試験を合格するには、勉強をして臨まないと合格するのは困難です。そもそも、社労士試験を受ける要件として、司法書士予備試験をクリアしていなければならないというものがあります。これは、はっきり言って非常に難易度が高いものであり、社労士試験よりもずっと難易度が高いのです。それだけ、社労士とはスキルが求められる職業なのですが、一般的に資格取得するレベルになるまで、1,000時間程度の勉強時間が必要と言われています。

その中で、勉強方法としては独学と通信教育、通学教育の方法があります。独学とは、その名の通り自分自身でテキストなどを用意して、自分のペースで勉強する方法です。社労士試験向けのテキストや過去問題は、書店などで入手できますので、気軽にスタートさせることができます。

通信教育の場合、社労士試験向けのカリキュラムがある会社を選択して、契約して利用することになります。自宅にいながら学習でき、独学に近いスタイルで勉強できますし、より合格に近づくことができる学習方法として人気です。通信教育と打って変わって、通学教育はスクールスタイルで集合教育を行い、その中で知識を習得していきます。講師によるわかりやすい学習方法が魅力的ですが、時間が拘束され、通学時間も確保する必要があります。

単純に比較すると、費用面では圧倒的に独学が有利になります。テキストも数千円で揃えることができますし、今すぐにでも開始できる点が魅力的です。逆に、通学教育の場合は、学費がかなり高いものとなりますし、通学費用なども加味すると膨大な費用が発生します。通信教育は、ちょうど独学と通学教育の中間点の費用となっています。

勉強の効果については、独学は自分自身の能力に大きく左右される傾向があります。独学をマスターされている方であれば十分合格レベルにまで能力を高める事ができますが、要点などを掴めないまま独学を行っても、効果がありません。また、スケジュールも自分自身で立てなければならず、不安に感じることもあります。その点で、通信教育や通学教育の場合、要点を掴んでわかりやすく学習できますし、指定されたことをこなしていくだけで自然と受験までに必要な知識を習得できますので、スケジュール管理もほぼする必要がありません。

以上を加味すると、費用面もそこそこリーズナブルで、かつ合格までに必要な知識を効率よく身につける方法として、通信教育が最もおすすめできる方法です。

 

 

2、通信講座で社労士試験の勉強をするメリット・デメリット

社労士試験をクリアするためには通信教育がおすすめですが、メリットだけでなくもちろんデメリットも存在しています。では、具体的にどのようなメリットとデメリットが有るのでしょうか?

(1)通信教育のメリットは?

通信教育のメリットは、なんと言っても自宅で学習できる点があります。通学教育の場合、どうしてもスクールに通う必要があり、自分が好きな時間に学習できるわけではありません。働きながら勉強する場合、なおさら時間的制約が発生するところですが、通信教育の場合は自宅などで好きな時間から勉強を開始できます。また、基本的なスケジュールは通信教育側でコントロールしてくれるので、それに従っていくだけで良いというのも魅力的です。

使用するテキストについては、初心者でもわかりやすいものとなっていて、効率よく学習ができます。更に、特に重要な部分を明確にしてあるので、最低限どこを学習しなければならないかを把握するのが容易です。最近では、テキストだけでなくオンライン学習も可能であったり、講師がオンラインで指導するサービスもあります。家にいながら、通学教育を受けることができるイメージであり、非常に便利ですよね。他にも、模擬テストなど設けることができますので、自分の実力値を把握して場合によっては軌道修正するということも可能です。

 

(2)通信教育のデメリットは?

一見便利そうにみえる通信教育ですが、デメリットもあります。大きなデメリットとしては、費用面があります。いくら通学教育よりリーズナブルであると言っても、費用が発生するのは事実で、高いところでは数十万円かかるケースもあります。独学がわずか数千円で良いのに対して、費用対効果を考えれば確かにメリットが大きいのですが、初期投資はかかる点には注意が必要です。また、いくら通信教育だからといって、ただ粛々とこなしていくだけではだめで、絶対に合格する!という意気込みでしっかりと勉強しないと、結局は合格できないということもあります。毎日少しづつでも良いので、コンスタントに知識を習得していくことが重要です。

他にも、通学教育の場合は疑問に感じたことがあればその場で質問できますので、疑問をそのまま残しておくという事はほぼありませんが、通信教育の場合は問い合わせてもリアルタイムで回答を得ることができません。そのまま疑問に思っているままで勉強しても、効率が悪いですしそれがネックとなって後の学習にも影響する項目もありますので、その面では不利であると言えます。

 

3、社労士に合格するための通信講座の選び方

通信教育はバランスが取れた勉強方法ですが、どの会社の通信講座を選んでも同様な効果を得るわけではありません。ここでは、通信講座を選ぶ際に注意したいポイントを紹介します。

 

(1)教材の種類

通信講座といえば、一昔前まではテキストが送付されて、それを読みつつ課題や問題をクリアして、知識を習得していく方法が一般的でした。今でも、この方法がベースとなっていますが、インターネットが普及していることもあって様々な方法で学習できるようになっています。代表的なものとしては、DVDなどが付属していて、映像を見ながら学習していくケースが多く見られます。映像も、要点を掴んだものから、通学教育のように講師が指導するスタイルのものまで、多種多様なものがあります。文字で読むよりも、すっと頭の中に入りやすいので、効率よく学習することができるのが魅力的です。他にも、インターネットを活用したオンラインでの講義を提供しているところもあります。この場合、通学教育のようにリアルタイムで質問することも可能であり、大変便利です。模擬試験などもオンラインで行うことができ、その場で採点してもらえるサービスなどもあります。

 

(2)教材の質

通信教育の場合、教材に頼って勉強するわけですので、その教材の質を重視する必要があります。社労士試験は比較的幅広いジャンルから出題されるので、その点でテキストは如何に要点を絞って効率よく学習できるかが重要です。それなのに、無駄な情報まで含めたテキストでは、非効率的ですし必要な知識を得ることができなくなる可能性もあります。その点で、クオリティもしっかりとファクターに入れて通信講座を選ぶようにしてください。

また、質が高すぎると初っ端からうまく入り込めず、結局断念してしまうこともありますので、自分のレベルに似合った教材を選ぶことも重要です。

 

(3)費用

効果的な通信教育でも、費用が高ければそもそも利用できないというケースも生じます。よって、費用という面も選ぶ際には重視したいポイントです。一つの目安として、10万円がボーダーラインとなり、ご自身の財政状況に応じて選択する必要があります。また、会社によっては様々なプランがあり、フルコースの場合は10万円を超えることも多々あります。当然、高いコースの方が教材が充実していたり、サポートも充実しているのですが、その点も考慮してどのプランを選ぶかを熟慮してください。

 

(4)時間

通信口座においては、内容に応じて短期的に必要な知識を習得できるコースや、長期的にじっくりと時間をかけて学習するコースがあります。自分自身がどれだけ時間をかけて学習できるかを考えて、コース選びをする必要があります。短期的なコースは、やはりそれなりのベースがあって、それに上乗せしていける方でないと合格までたどり着くのは難しいです。また、一日にかける時間も増やす必要があります。

長期コースは、概ね1年間かけてじっくりと学習することができ、合間には模試などを受けて能力を把握しつつ微調整も可能となっています。ただ、期間が長いとその分だけ費用面で負担がかかることになります。

 

4、サマリー

いかがでしたでしょうか?社労士になるためには様々な方法がありますが、最もバランスが良く効率的に勉強できる方法として、通信講座を利用する方法が有効です。しっかりと吟味して、自分に似合ったものを選んで、合格に向かって突き進みましょう!

 

5、まとめ

  • 社労士の資格を取得するためには1,000時間程度の勉強が必要である
  • 資格取得に向けて独学、通信教育、通学教育を用いるが、最もバランスが取れているのが通信教育である
  • 通信教育はいつでも好きなタイミングで学習できるのが魅力的
  • 通信教育は費用面で大きな負担となる
  • 通信教育を選ぶポイントとしては、教材の質・種類、費用、時間を重視する

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