とにかく過去問を繰り返し解き、その後に教科書で確認。

とにかく過去問を繰り返し解き、その後に教科書で確認。

 ここからは、宅建の出題各科目について、個別に勉強方法を記していきたいと思います。まず、宅建試験の中で受験生が最も頭を悩ますのが権利関係という科目です。この権利関係については、民法、建物区分所有法、不動産登記法、借地借家法が出題されるのですが、中でも一番の難関が民法です。

 この権利関係に限らず、他の科目についても、法律系の科目を資格試験対策として勉強する際の基本は、とにかく過去問を繰り返しとき、過去問で出題されている分野について問題を解いた後で、教科書で確認していくことです。法律の勉強法は他にもあると思いますが、この方法は効率良く得点力をあげるための方法と言えるでしょう。

 ただし、民法については、やみくもに勉強してもなかなか得点があがりません。その理由は、民法の範囲の膨大さと民法の問題形式にあると思います。これについては、憲法と比較しながら話をすると分かり易いと思います。例えば、行政書士試験や司法試験で出題される憲法の条文数は補則を含めても103条で、試験によくでるのはこのうち20条くらいといっても過言ではありません。なので、公務員試験など憲法が出題される試験を受験する人の中には憲法を全条暗記しようとしたり、記述試験などでも出題されるような重要な条文に限って暗記しようとしたりする人もいるのです。しかし、民法は1044条の条文からなっており、その量は憲法の10倍以上です。この民法の条文全てを暗唱している人は、おそらく司法試験合格者の中にもいないのではないでしょうか。民法はとにかく量の多い問題です。そして、一つの分野を理解することで他の分野も理解できるというように、各分野が繋がっていきやすい法律でもあります。なので、民法は時間をかけながらも効率的に勉強をしていく必要があるのです。

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