クーリング・オフ

クーリング・オフ

クーリング・オフ

宅建試験に合格し、宅地建物取引士として実務にあたると、様々な制限を守ることになります。
売主が業者で買主が非業者である場合に適用される8種類制限もその1つです。

制限⑤ クーリング・オフ

ホテルや旅館などの酒を飲ませるなど、買主の判断力を鈍らせた状態で結ばれた契約はキャンセルすることが可能です。

この解消制度を「クーリング・オフ」といいます。

申込みの撤回等

「申込みの撤回等」とは、「買受けの申込みの撤回または売買契約の解除」のことですが、そもそも契約は申込みと承諾によって成立します。
承諾を受ける前の申込み段階で、それをキャンセルすることが「撤回」、成立した契約をキャンセルするのが「解除」です。

事務所等以外で買受けの申込みをした場合

事務所等以外の場所、たとえば「ホテル・旅館・喫茶店・テント張りの分譲案内所」「申込者・買主の自宅または勤務場所」といった場所で買受けの申込みをしたり売買契約をした場合は、買主は申込みの撤回・売買契約の解除をすることが可能です。
これが「クーリング・オフ」ですが、これは売主が業者、買主が非業者の場合に適用されるため、売主と買主の両者が業者であるときには解除出来ません。

また、以下のような「事務所等」でなされた申込みや契約の場合、たとえ売主が業者で買主が非業者でああっても、撤回・解除は不可能です。
・売主の事務所
・専任の取引士を1人以上置くべき継続的に業務を行う場所で、事務所でない場所(営業所や出張所)
・専任の取引士を1人以上置くべき一団(10戸または10区画以上)の宅地建物の分譲案内所(土地に定着するもののみ)
 たとえば、テント張りの分譲案内所は土地に定着しているとは言えないため、クーリング・オフが可能ですが、モデルルームは土地に定着しているのでクーリング・オフ出来ません。
・代理業者・媒介業者の事務所、代理業者・媒介業者における上記の場所
・買主の方から自宅や勤務場所で説明を受けたいと申し出た場合、自宅・勤務場所

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