司法予備試験の合格ラインは非常に高い

司法予備試験の合格ラインは非常に高い

司法予備試験の短答式試験は司法試験と類似している事、素早く解く能力が大事である点で特徴的

司法試験予備試験の短答式試験では、法律基本科目と一般教養科目に分けて出題されます。

予備試験短答式の特徴

司法予備試験の特徴は2つあります。

1つ目は、司法予備試験も司法試験も問題が類似していることです。

問題の7割近くが本試験と同じもの、という傾向があり、予備試験短答式の対策がそのまま本試験に繋がるというのはこの特徴が根拠となっているのです。また、司法試験と司法予備試験の短答式試験は同じ日程に行われます。

実際、予備試験対策として教材を探す場合、「短答式試験過去問題」のようなものを買うことになると思いますが、そういったものは基本的に予備試験だけでなく本試験の問題も含んでいると考えられます。

そして2つ目の特徴は、回答するスピードが重要であるということです。
1問あたり2分15秒~2分30秒程度で解答しなくては、最後まで解き終えることが出来ないでしょう。
科目によって異なる部分はありますが、中心となる出題形式は選択式の単純正誤問題です。いかに早く問題を読み取り、自分の知識を引き出せるかという力が求められるのです。

では、どうやって、回答するスピードを上げれば良いのでしょうか?

それは、過去問を繰り返し解くことで、試験問題に慣れるようにすることです。過去問はいつ始めればよいか?どのように解けばよいか?こうした疑問についての答えは、「過去問は早めに始めるべき」をご覧ください。

予備試験短答式の合格ライン

短答式試験では例年、約6割という高い平均点が打ち出されています。

合格者の多くが高得点をとっており、合格最低ラインは6割程度、少なくとも6割強はとっておきたいところです。
点数で言うと満点が270点なので、合格ラインは165~170点程度になるでしょう。

270点満点の内訳は、法律基本科目の7科目については各科目30点満点(1問1点のみならず2点、3点問題もある事に注意)、一般教養科目は1問3点の問題が20問で合計60点満点です。

つまり、270点満点のうち、210点分が法律基本科目、60点分が一般教養科目となります。(「例年の短答式試験の合格率」

合格ラインに達するためのポイントは、配点の大きい法律基本科目を完璧にすることです。

法律基本科目は270点中の210点分を占めていますから、法律基本科目で8割正解すれば168点を得点、つまり法律基本科目だけで合格基準ラインの6割に十分届くことが出来ます。
9割取れれば189点、仮に一般教養科目が0点でも合格可能なのです。

とはいえ、法律基本科目に自信が無い人は勿論、うっかり失点が重なってしまった時などを想定して一般教養科目対策もしておくに越したことは無いでしょう。
万一法律基本科目が思ったよりも得点出来ずとも、一般教養科目が救済してくれるかもしれません。(「一般教養科目の対策法」

法律基本科目を中心に学習し、空いた時間に一般教養科目の対策をしておく、というくらいのバランスで対策をしていきましょう。なお、くれぐれも一般教養科目に深入りしすぎないように注意しましょう。

予備試験カテゴリの最新記事