受験勉強が辛いと思う人ほど、合格への可能性が高まる

司法試験・司法予備試験で一発合格している人は、どのような思いで勉強しているのでしょうか?
受験勉強は「つまらない」ものであるべき
一発合格するような受験生こそ、受験勉強がつまらない、と思っています。
そうです。受験勉強など、楽しいものであってはいけないのです。
受験勉強を面白いと思ってしまっては、合格への道のりが遠くなったも同然なのです。
受験勉強は「つまらない」ものであり、また「つまらない」と思わなくてはいけません。
「つまらない」と思うべき理由
それは、受験勉強が苦痛と思う気持ちこそが、受験生活から一刻も早く抜け出したい、と思う原動力だからです。受験勉強とはつまらなく、苦痛で、早くそこから抜け出したいと思うからこそ早く脱出するためのモチベーションも高まり、早期合格に繋がると言えます。
試験対策の中で時間を占めるのは、圧倒的に単純な復習作業が多いです。
同じテキストを何度も何度も繰り返し読み込み、頭に叩き込んでいくという作業がメインとなるため新鮮味など欠片もありません。
こうした復習作業は苦痛でしか無いという人がほとんどでしょうし、一刻も早く抜け出したいと思って仕方ないという受験生が大多数を占めるでしょう。
しかし、それでこそ正しい受験生の姿なのです。
逆に受験勉強が楽しかったらどうでしょうか?
楽しければ楽しい分だけ、受験生活は何年も長引いていくのです。
受験生活が居心地の良い快適なものだったら、そこから抜け出そうと思う人なんているでしょうか。
「自分にはここがあるからまぁいいか」などという風に受験生活を捉え始めたら要注意です。
受験勉強を良いものだと思えるようになったら、それは受験生活から抜け出すモチベーションが下がっていることであり、早期合格から一歩遠ざかっているサインなのです。