司法予備試験の勉強を独学で行うメリットとは?

司法予備試験の勉強を独学で行うメリットとは?

司法試験の合格を目指して勉強するにあたり、予備校、通信、独学など様々な方法があります。
司法試験に一発で合格するためには、どのような方法が一番効率的なのでしょうか?

1 司法試験・予備試験に向けた勉強方法

ここでは、独学で勉強して司法試験に合格できるか、について見ていきます。

そもそも、最難関といわれる司法試験・予備試験において、独学で合格は可能なのでしょうか?

結論から言いますと、独学で司法試験に合格することはほとんど不可能です。

しかし、不可能といってもすぐに勉強法から排除せず、メリット・デメリットを知った上で選択しましょう。

2 独学の2つのメリット

独学のメリットは、2つあります。

(1)費用を抑えられる

1つ目は、費用を抑えられることです。

法科大学院に通わず予備試験ルートを選んでいる方の中には、費用を抑えたいと思っている方も多いはずです。
そのため、できることなら独学で勉強して合格したい、と思うのも自然なことでしょう。

予備校や通信講座を利用することが一般的ですが、当然のことながら高額なお金がかかります。
予備校ごとに金額の差はあれど、司法予備試験を目指す講座の中には100万円以上するものもあるのが実情です。

(2)自分のペースで勉強できる

2つ目は自分のペースで勉強できることです。

独学で勉強する魅力の一つに、自分のペースで自由に勉強できることがあるでしょう。
予備校に通っていると、自分の理解度がまだ追いついていないのに先の分野に進んでしまう、ということが起こってしまいます。

しかし、独学ではそういったことはありません。
わからない部分は自分が納得いくまで時間をかけることができます

 

3 独学の2つのデメリット

お金がかからないこと、自分のペースで勉強できることは、独学勉強の魅力です。
しかし、デメリットもあることに注意して下さい。

独学のデメリットは2つあります。

(1)効率が悪い

1つ目は、独学は効率が悪いことです。

それは、法律用語自体がかなり難しく、理解するまでに時間がかかることに理由があります。
初めて法律を勉強する場合、簡単な基本書や入門書を読んでみても専門用語ばかりで、同じ箇所を延々と読み続けてしまった……なんてこともしばしば。
その点、予備校や通信では、噛み砕いて法律用語を説明してもらえるので、時間の節約になります。

(2)メリハリをつけにくい

2つ目は、学習にメリハリをつけることが難しいことです。

まず、監視の目やリミットなどがないため、やる気が続かない、ということがあります。

また、重要でないポイントの勉強にもかなりの時間を割いてしまいがちです。
重要なところには付箋を貼ったり、マーカーを引いたりするのは、司法試験に限らない勉強の基本ですが、初心者はどこにマークをつければ良いのかという判断を上手くできないことが多いのです。
結果、テキストが付箋だらけになってしまったり、ページがマーカーで塗りつぶされてしまったり、といった事態に陥ってしまいます。

4 独学で勉強する際の手順とは

それでは、独学で勉強する場合、どのような手順を踏めばよいのでしょうか?

まずは、知識の網羅に時間を割きましょう。
いわゆる「基本書」を一通り学習します。
学者によって書かれている本や、各予備校が出版している入門レベルのテキストを読んで、知識のインプットを図りましょう。

そして、過去問や問題集で演習をすれば教材の面では十分と言えます。
あとは答練や模試を利用しながら学習を進めていく、というのが独学の基本的な勉強スタイルです。

独学では合格が難しいと述べましたが、可能性が0%というわけでもないのが事実です。
予備校に通わず司法試験合格を果たしている方ももちろんいます。

予備校、通信講座など、様々な勉強方法のそれぞれのメリット・デメリットを踏まえた上で、最終的な勉強法を決断するようにしてください。

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