【司法試験予備試験】論文式・口述式試験の試験科目は?

【司法試験予備試験】論文式・口述式試験の試験科目は?

司法予備試験では、

短答式試験→論文式試験→口述式試験

の順番になっています。各々で合格すれば、次の試験のステップに進めます。

また、短答式に合格したとしても、その先の論文式、または口述式で不合格となった場合、翌年以降は再度短答式からの受け直しになるという点に注意しましょう。

 

では、ここ数年の試験日程を確認してみましょう。
例年、短答式は5月、論文式は7月のうち2日間、口頭式は10月のうち2日間にかけて行われます。

令和2年度の試験実施日程は、コロナウイルスの感染拡大の影響により日程が大幅に変更されています。変更前と変更後の両方を掲載しているので確認してみて下さい。

(※以下の情報は令和2年7月1日時点のものです。今後の情報は変更の可能性がありますので、法務省のページをご確認ください。http://www.moj.go.jp/jinji/shihoushiken/jinji07_00026.html )

 

 

2018年 2019年 2020年(変更あり)
短答式試験 5月20日(日) 5月19日(日) 5月17日(日) 8月16日(日)
短答式試験合格発表 6月18日(月) 6月6日(木) 6月4日(木) 9月8日(木)
論文式試験 7月15~16日(日~月) 7月14~15日(日~月) 7月11〜12日(土〜日)
10月24〜25日(土〜日)
論文式試験合格発表 10月11日(木) 10月10日(木) 10月8日(木) 1月14日(木)
口述式試験 10月27~28日(土~日) 10月26~27日(土~日) 10月24〜25日(土〜日)
令和3年1月30日~31日(土~日)
最終合格発表 11月8日(木) 11月7日(木) 11月5日(木) 令和3年2月8日(木)

短答式試験については、短答式試験の科目、短答式試験の合格ラインをご覧ください。

1. 論文式試験の試験科目

論文式試験は例年は海の日のあたり、7月中旬に2日間かけて行われています。

論文式試験は、「法律基本科目」「一般教養科目」「法律実務基礎科目」から成り立っています。

法律基本科目とは憲法,行政法,民法,商法,民事訴訟法,刑法及び刑事訴訟法科目の7科目で、短答式試験の知識を応用させて解いていきます。

一般教養科目は思考力、何か特定のテーマの文章があり、それをどう考えるかなどを筆記で述べることになります。分析力や表現力が総合的に問われる問題です。
イメージとしては、大学入試の小論文に近いでしょう。

法律実務基礎科目とは民事、刑事の2科目があります。実務が問われる問題のため、対策は難しいと言われています。

論文式試験の科目と試験時間は以下のようになります。

法律基本科目(各科目から1題出題)
・公法系…憲法・行政法(2時間20分)
・民事系…民法・商法・民事訴訟法(3時間30分)
・刑事系…刑法・刑事訴訟法(2時間20分)

一般教養科目
・人文科学・社会科学・自然科学から特定のテーマを1題出題(1時間)

法律実務基礎科目
・民事訴訟実務・刑事訴訟実務・法曹倫理(3時間)から刑事・民事それぞれにつき1問

また論文式試験の点数については、法律基本科目及び一般教養科目については各科目50点満点、法律実務基礎科目は民事及び刑事それぞれに50点満点で合計100点です。つまり論文式試験全体では、500点満点です。

令和元年度の論文式試験は、採点対象者が、2,566人のうちで合格者が494人で合格点は230点以上となっています。

論文式試験の対策については、「論文式試験の4つの対策をご覧ください。

2. 口述式の試験科目

予備試験の口述式試験では、法律実務基礎科目についての口頭質問がなされます。
法律実務基礎科目のうち、民事系と刑事系の2科目が問われ、複数の審査官による判定があります。

口述式試験はよほどのことが無い限りは落ちないと思って良いでしょう。
実際9割以上が合格しており、令和元年度は494人中476人(合格率96%)が受かっています。

一般的に論文式試験を終えてから口述式試験対策を始める受験生がほとんどで、予備試験対策という場合は短答式と論文式のことを指すことが多いです。

具体的な口述式の対策としては、各予備校の対策講座などを受けておけば十分です。
短答式、論文式試験を乗り越えた時点で必要な知識は揃っているので、面接の雰囲気に慣れておく事が重要でしょう。

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