司法予備試験は実力で人物を評価できるツールである

司法予備試験は実力で人物を評価できるツールである

司法予備試験は法科大学院に通わない人々の実力を測る試験

司法試験予備試験は非常に難関の試験として世間の注目を集めています。司法試験予備試験は簡単に言えば、司法試験を受験する為の権利を得る為の試験です。

今現在、司法試験を受験する為には2つのルートがあります。予備試験ルートと法科大学院ルートです。今回は何故、予備試験ルートがあるのかを述べていきます。しかし、その際には当然司法試験が何故あるのかも関わってきます。

その為、司法試験がそもそもなぜあるのか、そして司法予備試験と言う制度が何故設けられているのかについて説明していきます。

 

なぜ司法予備試験制度はできたか?

まず、司法試験に関して説明いたします。司法試験は簡単に言えば、法律に携わる代表的な職業である法曹三者になるための試験と言えます。法曹三者とは、裁判官・検察官・弁護士の3つの職を指します。

司法試験は昔から実力勝負の試験となっています。良く言われるのが、「東京大学の人材が多い」と言う事ですが、これは単に東京大学に通う人材には司法試験に合格する為の資質を持つ人材(受験ウォリヤー)が多いと言うだけの話であり、東京大学に通っているから優遇されていると言う訳ではありません。

そして、司法試験を受ける為には原則として法科大学院卒業資格が必要です。法科大学院を卒業する事によって司法試験を受ける権利が発生するのです。

しかし、実際には年齢や金銭的事情から司法試験を受験することが困難とされる事もあります。例えば、高校生や学生、時間のない社会人も法科大学院に通うことは難しいでしょう。

それでは、司法試験が実力主義の試験とは言えません。そこで、法科大学院卒業者と同等の学力を持つ人材も司法試験を受けられるような制度が必要となってきます。

 

そこで、司法予備試験制度が設けられているのです。

司法試験を受験する上で、法科大学院卒業者レベルの人材を認定するのが、司法試験予備試験と考えて頂いて差し支えありません。

司法試験予備試験は現状として非常に難しい試験となっています。司法試験と同じような出題傾向があり、司法試験と同等の難易度とまでは言えずとも、非常に難関試験であると言えます。

しかし、社会的地位などに囚われず誰でも受験できるこの制度は、法曹界を目指す多くの学生や社会人に利用されています。例えば、優秀な学生にとっては法科大学院に通う時間やお金を削減できます。

つまり、司法試験予備試験は実力によって人物を評価する社会的にも非常に意義のある試験なのです。

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