予備試験 〜憲法や行政法が苦手な人に朗報!完全攻略する2つのコト

予備試験 〜憲法や行政法が苦手な人に朗報!完全攻略する2つのコト

司法予備試験の短答式試験の公法系(憲法・行政法)の得点率は低いことは、下記の記事で説明しました。
それでは、公法系の対策について見ていきましょう。

1 憲法は難易度にばらつきがある

憲法は例年12問の出題がされており、大体人権分野が6問と統治分野・憲法総論が6問という構成になっています。
出題内容としては、例年人権分野で最高裁判所の判例が問われます。

特に人権分野は比較的難しい問題が多く、苦労する受験生も少なくありません。

ただし、平成25年度の司法試験予備試験では、短答式の憲法の難易度は低めでしたが、前年の平成24年度はかなり難しかったりと、難しさにバラつきがあるのが特徴です。それは、この人権分野の問題のさじ加減が影響しているからだと思われます。

人権分野では、最高裁判所の判例が問われます。

対策として、人権分野を攻略するには判例をよく把握することが必要です。
判例集などをよく読み込み、理論立てて説明できるようにしておきましょう。

一方、統治分野・憲法総論では難問が出たことは今のところありません。
条文と基本論点に関する学説問題が多く、学説の勉強した者が点を取れる分野と言えます。

司法試験の論文式試験では統治分野の出題がほとんどなく、代わりに短答式試験で補うという形式になっているそうです。

2 行政法は条文問題がネック

行政法は判例問題条文問題に分けて出題されます。

条文問題に苦戦する受験生は非常に多いのが現実です。なぜなら、憲法が1つの法律しか勉強しなくて良いのに対し、行政法は様々な法令を学ばなければならないためです。また条文問題に関して言えば、条文の文言を問うような問題が多く、日頃から六法に触れる訓練が必要です。

行政法で重要となる法令は、行政事件訴訟法、行政不服審査法、国家賠償法、情報公開系の法令、行政執行法、行政手続法で、特に行政事件訴訟法や行政手続法は短文式・論文式共に多く出題されています。

行政法の問題はとても細かく、一つの法令の中の制度同士の比較や他法令間での類似した規定の比較など、詳細な違いが問われることがほとんどです。
条文対策はじっくり丁寧にする必要があるでしょう。

しかし条文対策をしなければならないとはいっても、具体的に何をしたら良いか分からない人が大多数でしょう。六法を暗記しなければならないのかと、ウンザリしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

もちろん、六法を端から端まで丸暗記する必要はありませんが、覚えるべき条文箇所を、予備校でのアドバイスやテキストを参考に暗記する事は必要です。詳しい条文攻略法は下記の記事をご覧ください。

▼こちらの記事も合わせてご覧ください。
司法試験 〜条文知識は予備試験からつけておく

一方、判例問題は比較的容易で、事件の結論を聞いてくる問題が大多数を占めています。
判例を知ってさえいれば解ける問題なので、判例集に目を通した者勝ちなのです。

したがって、憲法に関しては条文問題対策としては、必要な条文箇所を暗記する事、判例問題対策としては判例集に目を通す事が重要になります。

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