勉強時間は、絶対的な数字よりも「自分の限界よりもプラス30分」

司法試験・予備試験に合格するために必要な勉強時間は、一般には、8,000〜10,000時間と言われています。
しかし、人によって使える時間は人それぞれです。仕事をしていて1日の勉強時間が取れて3時間程度という人もいらっしゃることでしょう。
ただ、時間のある人ない人にかかわらず、守るべき法則が存在します。
目次
1 勉強時間の目安はプラス30分
それは、自分の限界からプラス30分頑張るということです。慣れてきたら、10分すつ時間を延ばしていくことが良いでしょう。
なぜ自分の限界を広げていくことが試験の合格につながるのでしょうか?
それは、自分を甘やかすことを防ぐためです。
試験勉強は自分との戦いです。今日はこれくらいでいいやと勉強をやめてしまうと、試験本番までにその遅れを取り戻すことはほぼ不可能です。今日しか出来ない勉強がある、ということを忘れないで下さい。
このように、人間は自分を甘やかせばいくらでもだらけてしまうものですが、反対にストイックな精神を持って自分を律していけばどこまでも頑張り続け、どこまでも厳しくなれるものです。
毎日負荷をかけることによって、それが当たり前のことになっていきます。
毎日自分の限界を超えると、甘やかし防止以外にも良いことがあります。脳の筋力アップや粘り強さなど、様々なメリットがあるのです。
2 限界を限りなく超えるべし
毎日自分に厳しくしていくと、それが日常的になってさらなる負荷も可能になってきます。
そうなったら、限界からプラス30分、プラス60分、プラス140分、と負荷をかける時間を延ばしていくべきです。
倒れるまで毎日やるべきとは言いませんが、時間を延ばすことで自分のキャパシティを広げていきましょう。