論文式試験の法律基本科目は「基本」と「論点」

論文式試験の法律基本科目は「基本」と「論点」

論文式試験の法律基本科目は、「基本に忠実に」「問題の意図をくみとる」が合言葉

司法試験予備試験の論文式では、法律基本科目・法律実務基礎科目・一般教養科目にわけて出題されます。

法律基本科目では旧司法試験の論文式と類似した出題範囲からの出題がされていますが、解くにあたって重要な力はどういったものなのでしょうか。

それは、重要基本事項をまんべんまく理解すること、そして問題の論点を見極める力が必要です。以下に詳しく見ていきましょ。

重要基本事項に忠実に

法律基本科目を得点を得るためには、重要な基本事項をまんべんなくマスターしておくことが重要です。

司法予備試験の実施目的は、広く法的な力が備わっているかを確かめるためです。このことからも、基本事項が網羅しているかを問う問題が出ることは明らかでしょう。

一方、司法試験本試験の論文式は、出題傾向が、司法予備試験の論文式とは大きく異なっています。本試験は、司法予備試験のように重要基本事項が必ずしも出題されるとは限りません。

なぜなら、法科大学院で数年間、法律を勉強してきたことが前提となるからです。
言い換えると、法科大学院で行われている授業や入試(既修者の場合)で法的素養が培われている上で受ける試験なのです。

実際、旧司法試験が行われていた頃にも、旧司法試験では頻出だった範囲が本試験では全く出されないといったこともありました。

問題の論点を見極めるべし

司法予備試験の論文式試験においては、重要な基本事項をマスターすることの他に、「出題要旨」をすぐに理解できる能力が必要です。

出題要旨とは、その問題が何についてのものなのか、何を問うているのかといったものです。出題要旨をわかっているのとわかっていないのでは、正答を書けるか否かで差が出てきます。

したがって、問題文を読んで重要基本事だと言える論点をすぐに導き出す能力こそが、「出題要旨」をすぐに理解できる能力です。

この力をつけるためには、毎年法務省が発表している試験問題を見るなど問題の論点を探る練習をしておきましょう。

 

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