司法試験の論文式対策は「順序」が大切

司法試験の論文式対策は「順序」が大切

司法試験や予備試験の論文式を突破するために、必要な3ステップについて説明しました。
まずはしっかりした基礎力を身に着ける1ステップ目、論文の雛形をストックする2ステップ目、そして現行の司法試験から求められるようになった3ステップ目。

この3つは、クリアする順番も重要です。

2ステップ目と3ステップ目の順序を間違えないように

1ステップ目の順番を間違えるという人はなかなかいないでしょう。
基礎固めの部分ですから、まずはここをマスターしないことには何も始まらないと思います。

しかし、2つ目と3つ目のステップは混同しやすいのです。

論文式対策は範囲が非常に広く、やらなくてはいけないこともかなり多いです。
それぞれの抱えている課題も千差万別ですし、自分が何を出来ないのか把握するにも一苦労でしょう。

2つ目と3つ目を間違ってしまう人は法科大学院の未修者に多いのですが、これは法科大学院2年生になる際に合流してくる既修者から得る勉強方法などを真似することが原因です。
両者の前提が異なっていることもわからないのに、学習素材だけを真似してしまうため2つ目と3つ目のステップを混在したまま勉強してしまうのです。

教材が2ステップ目のものなのか、3ステップ目のものなのかを判断するのは自分です。
この判断が出来ないと、2ステップ目でつまずいているのに3ステップ目の勉強をするという状況に陥ってしまうでしょう。

論文式には正しい段取りが重要

「時の裁量」という行政法の用語があります。
これは、ある行為をしなくてはならない時にいつそれを行うかを決めることを指すのですが、論文式試験対策でも同じことです。

2ステップ目が仕上がっていなくては3ステップ目は鍛えられませんし、仮に鍛えられたところで出番はありません。
論点を抽出したり、規範を正確に記述することが出来なければ事案の特殊性に配慮することは不可能ですし、規範に対応した事実の割り振りや法的な評価を下した答案を作る事も出来ないでしょう。

今自分に必要な力が何なのかを踏まえた上で、正しい順序で学習することが重要なのです。

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