専門知識編~短期予報・中期予報・長期予報~

専門知識編~短期予報・中期予報・長期予報~
専門知識編~短期予報・中期予報・長期予報~|気象予報士試験について | 資格試験対策なら資格スクエア

数値予報の原理や特徴、限界などについて数多くの出題があります。短期予報や中期予報に関しては、日本を中心として低気圧や高気圧がどの様に発達するのかを覚える必要があります。毎回1問以上は短期予報に密接に関係する低気圧・高気圧についての出題があり、試験対策上も重要な分野と言えるでしょう。また、長期予報に関しても、1回の試験で平均0.7問の出題がある為、こちらも重要な分野と言えます。

短期予報は最も利用が多い予報になります。現在では、短期予報は1日3回更新されます。以前は5回でしたが、気象予報の精度が向上した為3回になりました。勿論、急激な状況変化などがあれば随時更新されます。短期予報は毎日早朝5時、昼11時、夕方17時に発表されます。この時、予報期間を今日、明日、明後日に分けています。しかし、今日と言う言葉は予報発表時刻から当日24時までの基幹である事に注意が必要です。さて、短期予報において、低気圧や高気圧の動き方は極めて重要です。低気圧が発達している際には、地上の低気圧の中心と上層の気圧の谷を結ぶ軸が上層に向かって西側に傾いています。これが閉塞していくにつれて、軸が直立、東側へと移っていきます。東に傾いている際には、低気圧は衰弱していきます。高気圧の代表格のシベリア高気圧は、仮想だけが慣例になっている背の低い高気圧です。高気圧の代表格であるシベリア高気圧の上は低気圧になり上昇流になっています。また、日本付近でよく春や秋に表れる移動性高気圧は上層の気圧の尾根に対応して西から東に移動する特徴があります。今度は梅雨に関して学んでいきましょう。梅雨は低温多湿のオホーツク海高気圧と高温多湿な小笠原高気圧との間に出来る梅雨前線によって起こるが、これはアジア全体の現象の一部に位置付ける事が出来ます。

長期予報で重要なのは、アンサンブル予報です。アンサンブル予報は長期予報の分野においても試験対策上非常に重要な分野になっています。アンサンブル予報とは、数値予報で用いられる手法で、解析地に含まれる誤差程度の微小な違いのある複数の初期値をもとに、予報を行う方法です。このアンサンブル予報の特長としては、複数の予報がある為、誤差幅を目安とした情報が提供できる事やアンサンブル平均による予報成績は統計的に見て個々の予報の予報成績の平均よりも優位なものになっています。

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