【初心者 お役立ち 】短答式試験の勉強法を教えて?

【初心者 お役立ち 】短答式試験の勉強法を教えて?

西:鬼頭さん。判例の勉強方法とか結構長きに渡り教えてもらったんですけど。

鬼頭:教えちゃったね。”秘伝のタレ”を教えちゃった。

西:そうなの。 今度はね、選択式の問題、これの勉強法を教えて欲しいです!

鬼頭:いろんなとこからくるね、ボールが。

西:そうなの。 なんにも分からないから!

鬼頭:選択式ってのはね…「短答式」って言ってほしいな!
司法試験は「短答式」って言うのね、選択式の問題はね。 それの勉強法ね。

短答式はですね。ひたすらひたすら過去問なんですね。
もう、ゴメン! 3分ももたない、この話。ひたすらひたすら過去問なんです。

もうちょっと詳しく言うと、司法試験の短答式試験って、いろんな変遷をたどってるんですね。
昔、「旧司法試験」と言われている、今と違う制度の
「一発試験で受かったらロースクールに行かなくても、それで弁護士になっていいですよ」
という試験があったんですけど、
その時の「短答式試験」は、もう、短答式試験じゃないんですよ! めちゃくちゃ難しいんですよ!!
私はその「短答式試験」を受けてたんですけど、パズルみたいな問題がでるんですね。

たとえば、学説とかで「A説があって、B説があって」ってなったら、
今の問題はね、
「A説の内容は、これで〇か×か」「B説の内容は、これで〇か×か」っていうのが問われるんですよ。
ところが、もう、「旧司法試験の短答式」の場合はですね、みんなそれ分かっちゃうから
A説とB説が書いてあるわけですよ、せっかく覚えたのに! 問題に書いてある。

西:えっ! そうなの?

鬼頭:そう。「この考え方に関してはA説こういう考え方、B説こういう考え方」ってなってるわけですね。
で、「以下の事例においてA説をとった場合とB説をとった場合で帰結が異なるものはどれか」みたいなので、
10個くらい事例が書いてあって、しかも「帰結が異なるものの個数を答えよ」みたいな。
もう「全部わかんないと解けない!」みたいな。

西:なるほどね! 1個の答えをただ出すだけのはずなのに、めっちゃ解かなきゃいけない、みたいな。

鬼頭:そう。今の問題は今の例で言うと
「A説って考え方はこれをこうするという考え方である。〇か×か」みたいな問題なのね。

西:じゃ、ちょっとカンタンになったってことですか?

鬼頭:すっっごいカンタンになったの!
多分、前の「旧司法試験の短答式」の難しさを10としたら、今、3くらいですよ。

西:お〜 ラッキーじゃないですか!

鬼頭:超ラッキーなんですよ。昔の「旧司法試験」っていうのは3科目しかなかったんですね。
憲法、民法、刑法のこの3つしかなかったんですよ。
でも今の予備試験は「憲法、民法、刑法」って、その「上三法」のほかに
「下四法」と言われている「商法・会社法、民事訴訟法、刑事訴訟法、それから行政法」。
あと「一般知識」ってのも入ってるから、科目数が多いって意味では試験範囲は広いんだけど、
聞かれてる問題は超シンプルなのね。

だから、過去問をやると、実は… 実は、過去問って「同じ問題、出ないんじゃないの」っていう人
めちゃくいちゃいるんだけど同じ問題がでるんです!

西:出てるんですか?

鬼頭:ビックリするくらい出てる。もちろん全く同じ問題は出ないよ。
例えば「次の中から正しいものを選べ。1から4」ってなってるときに、
2番目の肢が3年目のこの肢とほとんど同じとかね。まあそういう話なの。
肢全部が同じってことはさすがにないけど、その肢の中で、
「これは何年度どの肢だな。これは何年度のどの肢だな、…」
って紐づけできるくらい同じ問題がいっっつも出るんですよ。

西:なるほど! 結構、でも、解いたことのある問題に近いのを見ると、ちょっと安心するじゃないですか?
ってことはやっぱり過去問って、「心の安定」的にもやっといたほうがいいんじゃないですか?

鬼頭:「心の安定」っていうか「点数の安定」ね。 「点数の安定」的にやっといた方がいい!
短答は過去問を、僕は… 僕に関して言いますよ。「40年分」やりました。
僕の時の短答式試験はメチャクチャ難しかったんで、「もう、40年分やるしかない!」って思って。
昭和36年の過去問からやりました。
あ〜もう、死ぬかと思ったけど、本当に。だって平成17年に受けてるんですよね。
だからもう40年(分)くらいですよ、言ってみりゃ。

西:な〜がい、それは。

鬼頭:ビックリしますよ! もう こんな厚いの! を! 2冊くらいやるわけ! 1科目についてね!

西:は〜 なんか 終わりが見えなくなりそうですね。

鬼頭:でも! 今の司法試験、予備試験を目指そうとする人は、もう、これ1冊で十分!

西:何年分くらいですか?

鬼頭:司法試験予備試験って、今年入れて6年しかやられてないわけですよね。
しかも、今の司法試験ってのはまだ10年しかやられてないわけですね。
だからそれを全部やっちゃえば、それと同じくらいの難易度の問題ではないので、
それをやっとけば、基本的にはもう、大丈夫ですよ。

西:おっ! じゃあ、40年分やった鬼頭さんよりもちょっと近道ですね?

鬼頭:みんな羨ましい! 40年もやらなくて済むようになっちゃって。悲しい気持ちもあるけど、もうね、羨ましい!
今はチャンスなんです! 司法試験の予備試験の問題、すっごいカンタンになっちゃってるから、
もうね、受けたいと思ったら、ちゃんと勉強できる人だったら、本当にスグ受かっちゃう。
1年で受かる人、結構いるんですよ!

西:うわっ! すごいですね。

鬼頭:昔の司法試験でなんか考えられないですよ。
僕、1年半くらい勉強して受かったんだけど、それでも相当早いほうだったからね。
でも今は1年で受かる人バンバンでちゃうから、1年半で受かった俺、「う〜ん… 普通じゃない?」みたいな。

西:あれっ! 悔しいんじゃないですか、ちょっと(笑)

鬼頭:嬉しいんだけどね(笑) 悔しいけど、嬉しいみたいな。羨ましいみたいな。 そんな感じですかね。

西:そんな感じですね。締まらなかったけどイマイチ。 大丈夫ですか。

鬼頭:はい。大丈夫です。ありがとうございました。

西:ありがとうございます。

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