【初心者 お役立ち お便り】判例の勉強方法を教えて?

【初心者 お役立ち お便り】判例の勉強方法を教えて?

西:鬼頭さん! 判例について教えてもらったんですけど、
そういえば勉強法を次回にひっぱるって言ってから——

鬼頭:判例の勉強法ね! 判例の勉強法を教えちゃう…
これね、結構「秘伝のタレ」なんだけど… ま、いっか。 教えちゃおっか!

西:そんな簡単に?

鬼頭:西さん質問がウマイから教えちゃう!

西:よしよし♪ ありがとうございます!

鬼頭:判例の勉強の仕方っていろいろあるんですけど、判例集っていうのを読むのが一般的なんですよ。
「判例百選」ってのが売られてて、市販のものでね。
その「判例百選」っていうものを読んで勉強するのがポピュラーなんですけど。

みんな結構間違っちゃうのが、「判例集を読めば、それでいんだ!」って思っちゃうのね。

西:う〜ん でも、判例集を読めばいいんじゃないですか?

鬼頭:判例集を読めばいいんだけど、判例集の読むところのポイントがあって。
判例集って判例の事案、事実の要約、とそれに対する裁判所の判断とその解説みたいなので成り立ってるわけですよ。
大体1科目について100個とか、民法だと300個とかあるわけですね。

西:は〜 多い、それは! ツラい…

鬼頭:多いでしょ? 各判例に解説がついちゃってるわけ。

西:めっちゃ多いじゃないですか!

鬼頭:めっちゃ多いわけ。 だから、なに、1000個とか!!

西:待って待って! すごい分厚い? そしたら。

鬼頭:いや、判例集はこんなもんで、見開2ページで1個の最高裁判所の判決が解説してあるわけですね。

で、それ「全部読む必要はない」ってのが1つ目ですよ。
みんなそれ全部読んで覚えようとしちゃうから。

西:ん? 覚えなくていいんですか?

鬼頭:覚えてなくていいんです!それは。

あのね、判例っていうのは、条文に全部書ききれないから
条文が規定してない事態が起きたときに当事者の争いになるわけですよ。
それが地方裁判所いって高等裁判所いって、最後、最高裁判所までいくわけですね。

だいたい5年くらいかかっちゃうわけ、平均で。
下手したら20年もかかっちゃったりするわけ。
もう20年かかってやっと出した最高裁判所の判決ってあるわけですよ。

しかも最高裁判所が出した後に、再審とかなったりするわけ。
「再審」って「再度審査する」って意味なんだけど。
ようするに新しい証拠が見つかったんでもう1回裁判やりましょうみたいな制度があるわけですよ。

だからそんな感じで時間がねすごいかかるんで、判決を是として覚えちゃおうとするんだけど、
実際に答案に判例を書くことってあんまりないんですよ、実は。

西:なのに勉強するんですよね。

鬼頭:そう。 なのに勉強しなきゃいけないんだけど、なんでかっていうと、
論文式試験とかって基本的にその判例の事例をもじったような事案がでるわけですね。

西:過去の「こういう判決でした」っていうのに「近い」ものが出るんですね?

鬼頭:そうそうそうそう! 良いポイントだね〜! 「近い」ものがでるのよ。

だから判例って、結局、判例の事案がそのまま出ることはないんだけど、それをもじった事案が出て、
その判例でどう処理されたかってのがわかってないとその問題が解けないわけ。
だから、いろんな問題を解くために、その判例ってのを勉強しなきゃいけない。

西:逆に、判例を勉強しとけば「似たような感じだ!」って思い出して解けるってことですね。

鬼頭:そうそうそうそう! 思い出して書ける。

でも!
「判例がそういう判断だったから、この問題も同じ判断になりますよ」という感じで、その、
暗記しちゃダメなのよ。

西:う〜ん… 難しい。

鬼頭:理解してないといけないけど、暗記しちゃいけない!

西:理解ね、理解。 理解と暗記の、そこの絶妙な差?

鬼頭:絶妙な差、ね。 じゃあちょっと、そこらへんをお話しちゃいましょうか?

西:今?

鬼頭:あとで。 次回。

西:やっぱりね〜 ひっぱる系で。 じゃあ今回も、メガネを。

鬼頭:ハンパな〜いっ! ありがとうございました。

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