西:部長。部長はなんか2週間で宅建を受かったって話以外にも、ちょっと伝説があるらしいんですけど。簿記の1級も持ってるって本当ですか。
鬼頭:持ってるんですよこれが。持ってるんですよ。しかも合格点が100点中70点なんですけど。なんと70点じゃなくて71点だった。
西:さすがです。
鬼頭:ギリギリセーフ。
西:見定めて。
鬼頭:ギリギリセーフです。それぐらい頑張って勉強した。簿記1級って。言うの簡単なんですよ。結構難しいんですよ。
西:うん。だって2級でも結構難しいってイメージが。
鬼頭:2級もまぁまぁ難しんだけど。2級と1級ではこんな差があるわけですよ。いわゆる検定ものってのは圧倒的に難しい仕組みになってるんです。英検とかと一緒です。なので1級とるのってホント難しいんですけど。やっぱりねこれにある程度濃淡をつけて勉強するのが重要なんですね。
西:濃淡ってことはつまりカッチリやってるところと、まぁまぁみたいなとこがある。
鬼頭:そうそう。例えば僕が勉強してる簿記のね会計基準とかあったわけですよ。リース会計とかね減損とかいろいろあるんでけども。そういうとこって簿記だと結構出やすいわけですよ。司法試験だと法律が改正されたとこって出にくいんだけど、逆に簿記は改訂されたり新しく導入されたのが結構出やすいんですよ。だから試験によって変わったとこが出やすいとかって違うんですけど僕が簿記の過去問をね分析した結果によれば。簿記は新しく改正されたとこが出やすいんで、そこを重点的にやったんですよね。でも逆に結構サイクルでいろんな問題がでてるので。これ一定の法則あるなと思って。たとえば連結会計とかってのがあるんですけどね。たとえば親会社と子会社をくっつけた会計士はどうなるんですかみたいな話ですけど。まぁそういうものって結構難しいわけですよ。
西:難しそう。
鬼頭:うわ。これ結構難しいなって思ったんですけど。大体過去門みたら3回に1回しかでてないんですね。連結会計って。で僕が受ける前に出てるわけです。連結会計。
西:もしかしてこれって。
鬼頭:ってことは。ってことはでねんじゃねって思ったわけです。でももちろんやりましたよ。完全に捨てたわけじゃなくてやるんだけど。もちろん重要だしちゃんと理解はするんだけど。じゃそれを完璧にする努力を。時間が余ったとして、その時間をどこに充てるかって観点からすると。その連結会計を完璧にする努力ではなくて。連結会計は最悪最低限できればいいっていうレベルにしとくわけです。その代わりに出そうな、さっき言ったリースとか減損とかね、あと金利スワップとかいろいろあるんですけども。そういうところを理解するように時間を使ったわけです。なぜなら僕はこの時も。この時もファミリーレストランで勉強してたわけ。ところがこの時は餃子じゃないんですけどね。ほうれんそうとベーコンのソテー食べてたんだけど。
西:ちょっと健康にも
鬼頭:ちょっと健康に。それとドリンクバー頼んでたんだけど。そこ24時間だったからね。夜1時くらいまで切り上げながらやってたんだけど。やっぱね僕がとったのは弁護士1年目だったんで結構仕事つらかったんですよ。1年目なんで。
西:仕事もつらいのに頑張っていて。
鬼頭:そう。頑張って。眠い目をこすりながら行ったわけですよ。やっぱね、そのかい合ってやっぱ受かったんですけど。やっぱ勉強するのは。社会人の方で勉強するっていうのは、すごく時間が限られてるので。その限られた時間をどこに投資するか。投資ですからね時間っていうのは。消費じゃダメですよ。
西:なんか別の講座みたいになった。
鬼頭:あなたの時間は大切な資産なんだから。その資産を投資しなきゃいけませんからね。
西:ここだけ見た人なんて思うの。自己啓発みたいな。
鬼頭:資格ってある意味自己啓発ですから。
西:まぁそうですよね。
鬼頭:自分を奮い立たせるために資格っていうもののマイルストーンをおいて、それを目標に勉強するわけでしょう。だったら受かったほうがいいじゃん。受かった方がいいでしょキミ。
西:熱いね。今日もね。
鬼頭:そこの見てるキミ。
西:うざくなってきたから皆画面から引いてる。だんだんだんだん。
鬼頭:OK。簿記1級じゃなくてもいいですよ。受ける資格は。でも自分がなにかを奮い立たせる。自己啓発するためになにか資格目指すってのはとてもよいことなんで。そのためにちゃんと過去問を分析して勉強やるべき。やってください。お願いしまう。
西:お願いします。