【商法・会社法・(手形法)】の論文式試験のコツを教えて?

【商法・会社法・(手形法)】の論文式試験のコツを教えて?

西:鬼頭さん。論文式の試験…っていうのも、もう4回目なんですけども。コツが科目によって違うっていうのはわかってきたんですけど。

鬼頭;わかってきた!

西:7個あるからね。まだまだ説明してもらわなきゃいけないんですよね。

鬼頭:憲、民、刑こないだまででやっちゃたから、次ね"商法・会社法"までいっちゃう?

西:いっちゃう!

鬼頭:「商法・会社法」っていうのは、まぁ2つ法律があって、「商法」と「会社法」なんですけど、実は2つじゃなくて3つあって、「手形法」ってのがあって…

西:なんで隠れてんの、それ! ねぇねぇ。

鬼頭:そう。「商法・会社法」って「手形法」無視されちゃてるんだけど、商法総則、商行偽(法)、会社法、手形法と大きく分けて4つの分野に分かれるわけですね。

ところが、論文っていうかたちでいうと、ほとんどが「会社法」なんですね。 昔、旧司法試験ってのがあったんですけど、その時は商法総則、商行為とか、手形法は必ず1問出てたんですね。ところが、今の司法試験とか今の予備試験ていうのになって、全部「会社法」なんですよ。

西:それはやっぱり、現代に即してる感じなんですか?

鬼頭:やっぱりそうですね。手形が扱われる回数も少なくなってきたし、商行為法ってのがね当てはまる事例も少なくなってきている。… すごい鋭いね!

そうなんです。もともとね商法の中に会社法ってのいう篇があって。つまり会社法という法律は別になくて、商法のなかに会社法篇ってのがあったんですね。

それが独立して、あまりに会社がすごい重要になっているので、会社法っていう独立した法律になってるくらい、現代社会て株式会社で成り立っているわけですよ。当たり前だけど。なので、その「会社法の問題が出る!」って感じなんですね。

会社法の問題の中でも出る部分はすごい決まっていて、いわゆる"取締役会"とか"株主総会"とか"株式"とか、そこらへん誰でも聞いたことのあるようなとこのまわりが出て、もう最近でもニュースで話題になってますけど"取締役の責任"だとか、"株主総会の権限"とか。

例えば株主総会で変な株主が、こんな、「説明しろー!」みたいなこと言って、議長は言ったんだけど出ていかなくて、結局「株主総会の比率がこうなっちゃいました」みたいなときに、「株主総会の効力ってどうなんだ?」とかね。

あるいは、代表取締役が悪いことをしてるってわかったんだけど、オーナー企業だから言えなくて、「まいっか」と思って違法行為を放置してた。粉飾決算を放置した。

そういう事例がいっぱいあるわけですよ。そういうときに法律家としてね、毅然として対応できないといけないので、そういう事例が世の中で出れば出るほど「会社法」の出題ってのが増えるわけですね。

西:なるほどね。

鬼頭:「会社法」っていうのは、実は「民法の特別法」なので、「民法が一般法、商法・会社法が特別法」という関係にあるので、そうすると「民法の一般原理のもとで、それと外れた事例は会社法が適用されますよ」って話なんですね。「会社法と民法で同じこと書いてあったら会社法が優先されますよ」ってのが会社法の役割なんですけど。なので民法と同じく要件で書いてあって、その要件に当てはまっているのかどうかっていうのを精緻に判断していくってのが「会社法」なんですね。

西:じゃ、「民法」得意な人は「会社法」も得意ってこと?

鬼頭:そうですね。民法得意な人は会社法も得意なパターンが多いです。いわゆる民事系という法律なんですけど。民事系、「民法得意な人は会社法得意」「会社法得意な人は民法も得意」な方が多いですね。

特に会社法の場合は、特徴として、民法と比べて論点が結構多い場合が多いので、判例をふまえていろんなものが論点になっているんですけど、その論点を民法よりもパン、パン、パンと書いていくみたいな。多論点型っていうんですけど。例えば「1つの問題に論点が10個あります」みたいなときに、書けるページって4ページしかないので、司法試験は8ページなんですけども、そんないに多くないので、論点をいかにコンパクトにポン、ポン、ポンって書いていけるかっていうのがすごい重要なんですね。

西:なんかそれ、頭良くないとできなさそうな感じがする…

鬼頭:いや、ところがね、その論点も出てくるパターンとか出てくるものってのが決まっているので、実は、これは何回も言っています!、 過去問をやるとおんなじパターンが何回も、何回も、何回も! 出てるんですよ。

西:過去問ね。 皆、過去問よ。

鬼頭:実は「5年前の予備試験の問題が去年出た」とかね。ほとんど同じ問題、同じ問題じゃないですけど、ほとんど同じ問題が出たとかね。そういうってのが往々にしてあるわけですよ。極端な話でいうと、予備試験とかでいうと、もう「去年と一昨年の問題がほとんど同じような感じだね」みたいなこともあるわけですよ。

なのに!「去年の問題やんない」とかいう人がいるわけですよ。「去年出た問題でないでしょ」みたいな理屈でやんない人がいるわけですよ! 僕に言わせたら意味不明ですよね。

西:もったいない。

鬼頭:だって、ほとんど同じ問題が出る可能性だってあるわけだから。なのにやんない。本当に会社法とかに関しては、と・く・に! 過去問が出るんで、本当にやっていただいたほうがいいと思います。

西:過去問ね、やっぱり!

鬼頭;資格スクエアの講座だと、過去問の全答案をもとに、講義を聞きたい人は講義を聞いていただいて、過去問の答案だけ読みたい人は読んでいただく、みたいなかたちになってるんですけども。とにかく過去問をやりなさいっていう主義なんで、資格スクエアは!

なので! 「会社法」とかに苦手意識を持っている方は資格スクエアはオススメです!

西:特に過去問がオススメです!

鬼頭:おすすめです!

西:おすすめです!

鬼頭:…今日はこんな感じで!

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