西:岡嶋さん。とにかく過去問が大事っていうのは鬼頭さんと一致してたわけですが。予備試験の過去問ってどうやって使ったらいいんですか。
岡嶋:予備試験の過去問はですね、まず書くことがいいと思います。答案を実際に書くってことをしたほうがいいかなと思いますね。
西:書く。とりあえず書いてみるんですね。
岡嶋:予備試験はですね。1科目2時間20分だったり3時間半とか3時間って、結構長丁場な試験なんですね。
西:これは長い。
岡嶋:なんですけど。実際は短く感じるんですね。
西:うそ。長いですよ。
岡嶋:時間がなくて時間がなくて焦って最後もうトイレに行きたいと。おトイレを我慢してももうしょうがないと思ったくらいですよ3時間半の試験の時。
西:漏らしました?ちなみに。
岡嶋:あったかく感じましたけどセーフでした。
西:よかった。
岡嶋:ギリギリセーフで。
西:ちょっとまたね別の問題が発生しますからね。
岡嶋:ただ2ちゃんねるに書かれるのは覚悟して。あの教室で漏らした奴がいるぞは、もうしょうがないな。ただそれよりも受かりたいと思って。
西:なるほど。強い意志で。
岡嶋:でその3時間半とかその長丁場なんですけど、時間配分うまくやらなきゃいけないんですね。
西:大変ですよね。
岡嶋:それを間違えてしまうと、簡単な問題で時間がなくて解けないとか、逆に難しい問題をサラっと解けばいいのに時間をかけてしまって他の科目が解けないとかしまったりそういうこととかある。その時間配分を学んで欲しいですね。とにかく。
西:だからとりあえず書いてみろと。
岡嶋:はい。例えば憲法ではどれくらいかかるのかと、行政法ではどれくらいかかるのかと。特に3時間半の試験は民法、商法、民事訴訟法って3つの科目があって、これをバランスよく書かなきゃいけないんです。
西:時間配分も自分でやらなきゃいけないんですね。
岡嶋:自分でやらなきゃいけないです。どの順番で解くのかもまず自分で決めなきゃいけないです。
西:順番もか。
岡嶋:問題を見て決めてもいいですし。今回は商法が簡単だ商法だから行こうとか。民法は難しいから後回しだとか全部その場で自分で判断する。
西:結構その判断ミスるとヤバイやつですよね。
岡嶋:自分はなにが書き易いのかってのをそこで知らなきゃいけない。ただそれを本番でいきなりやるとパニクっちゃうんです。
西:本番ってただでさえ緊張してるから。ううってなるじゃないですか。
岡嶋:本番で自分が問題文読み間違えて行政法の時泣いてますから。
西:泣いたの?本当に涙流したの。
岡嶋:本当に涙流して。憲法はわけわからない。行政法ラスト5分で問題文の読み間違えに気づく。
西:ラスト5分で。
岡嶋:書いたけど間に合わない。俺の試験は終わったと思ったんですね。
西:泣いた?
岡嶋:泣いた。ただそこからAとれればいいやってふっきれて、なんとかなったんですけど。その時間配分ってとこをミスったりとか。そういうことを学んでほしいんですね。本番どうなってしまうのか自分がとか。それだからとりあえず書いてほしいんです。
西:やっぱり実践が大事ですね。そうなってくると。今まで普通に生活してる人って大学の試験でも90分まるまる使いきるってないじゃないですか。3時間とかはね。実践してほしいですね。
岡嶋:ぜひ書いてほしいです。
西:じゃ今日のまとめは書いてくださいでした。