西:鬼頭さん。論証の話この関してもらったんですけれど論証ってとにかく沢山覚えちゃえばいいって。そういうことなんですかね。
鬼頭:だから暗記じゃないんですよ、論証はね。暗記なんだけど暗記じゃない。キーワードを覚えてって言ったけど丸暗記しろってのとは違うわけですよね。丸暗記と理解の違いは何かって言ったら、その例がそのままでないと解けないってのが丸暗記はね。ところがそれがそのまま出ることはないわけですよ。
西:ないですよねそれは。
鬼頭:論文の問題は、短答もそうなんですけど、それがそのままストレートに聞かれるんじゃなくてそれを理解してることを前提にその応用事例みたいなのが聞かれるわけですよ。
西:ってなるとすごい難しい。
鬼頭:そう。だから難しい。でも覚えてないと、そもそも書けないから。てかそんなこと思い出すために使ってる労力ないわけですよ論文問題って時間ないから。だからそこの時点。なんていうかな。ノータイムで書けるようにならなきゃいけない。論証はね。そのキーワードはね。そのキーワードが書けるうえでじゃあこの事案で君はどういうふうに考えるのってのが、その試験委員からのメッセージなんですよ。
西:メッセージなんですよ。
鬼頭:ぼくはね。ラブレターって言ってるんですね。問題文は。
西:王子はまたうまいこといいますね。
鬼頭:王子だからね。ラブレターをどうやって解釈すんのかと。これは俺のこと好きだってことなのか、それともうーんってことなのか。
西:たしかに微妙なせんのね。
鬼頭:今回この論証の覚えたキーワードを使って。このラブレターをどういうふうに解釈するのか君は。それがね論文問題なんですよ。
西:なんかいつもより熱くないですか?
鬼頭:熱い。今スゲー汗かいてるもん。
西:なにか思いあたることがあったのかな。
鬼頭:王子なのにちょっとね。
西:ちょっとね。汗出てきた感じね。
鬼頭:そっち得意分野じゃないから。独学だから。
西:そっち側だから。
鬼頭:なのでぜひ論証は覚えていただきたいけど丸暗記になっちゃダメですよ。キーワードは絶対覚えてください、でもキーワード以外のところ丸暗記したらダメです。それが僕からの論証に関するメッセージですね。でもねこれポイントなんですけど。論証覚えただけでは理解しただけでは問題解けるようにならないですから。ここは実はポイントなんです。
西:理解して覚えて。
鬼頭:理解して覚えろって言ってるんですけども。それだけで論文できるようになるかっていうと、出来るようにはならないんですよこれが。
西:やっぱ大変じゃないですかめちゃくちゃ。
鬼頭:そこでやっぱね重要なのは問題演習ていってね過去問演習が重要になってくるんですね。ちょっとねこれ長くなるからね、ちょっとここで切りたいんだけど。あのね論証は理解して覚えるんだけど、その後に必要なのがあるんです。ってことにちょっと話をとどめときましょうか。
西:そうですね。それじゃ必要なことは次回お伝えします。
鬼頭:OK。お伝えしますよ。
西:おつかれさまです。