司法試験の魅力を教えて?

司法試験の魅力を教えて?

西:では、司法試験の魅力とはズバリ!

鬼頭:いいこといいますねー

西:っていっても難しいかな〜?

鬼頭:いや。あのね、「法律」っていうのがね、ものすごい面白い学問なんです!

西:う〜ん、面白そうだとは思えないんですよねぇ… だって堅そうなんだもん。

鬼頭:「法律」ほどロジカルに組み立てられている学問はないんですよ。

「法律」って何でできているかっていうと「条文」でできているわけですね。
「条文」っていうのは「要件」っていうのでできてるわけですよ。
その「要件」っていうは、「AとBとCっていう要件があったらこういう効果が発生します」
っていうふうになってるわけなんですね。

例えば、「人を殺したら殺人罪になります」「殺人罪になったら懲役何年以上の刑です」って書いてあるわけですよ。

西:なんか、わかりやすいかも?

鬼頭:「条文」っていうのは「社会の外枠のルール」を決めてるわけですよ。
その「外枠のルール」が全部ロジカルに決まってるわけですね。
だって、それって、決まってないとなにしていいかわかんないじゃん。
人の物をとっていいかわかんない、人の物を強盗していいです、とかもわかんないわけですよ。

西:ハチャメチャな世の中になっちゃいますね。

鬼頭:そう。ハチャメチャな世の中になっちゃうから、法律っていうのは、そういう、
経済にしても、刑事にしても、全部そうなんですけど、すべて、
ビジネスとか、人と人との関係とか、そういうものの「外枠を決めているもの」なんですね。
「法律を勉強する」ってこと自体が、「法曹になる魅力」なんですよ。

西:へ〜 「法律を勉強すること」自体が!

鬼頭:「司法試験に受かることが魅力」みたいな、「弁護士にになって儲かるのが魅力」みたいな感じで
言われがちなんですけど、そうじゃなくて。 法律っていうのは、それ自体に魅力があるので、
勉強してたらあるときフッと、「あ、すげー 法律面白いな!」って思う時がくるんですよ。

西:来ますかね〜

鬼頭:絶対、西さんにも来るんで!

西:ホントにぃ!?

鬼頭:その面白さを味わってもらうために、ちょっと、いろんな事例とかをね、教えてあげたいんですけど…

西:あー いやいや! 全然大丈夫です。 間に合ってます。

鬼頭:毎日通勤するときとかも、実は契約してるんですよ!

西:契約してるの?

鬼頭:そう。鉄道のね、運行会社と契約してるわけですよ。
「私はこの金を払うから、ここからここまで運んでください」っていうのは契約なんですよ。
それを契約してると気づかないで、みんな日常生活しているわけですよ。

西:契約だらけ? 毎日が?

鬼頭:そう! セブンイレブンでサンドイッチ買う時も契約してるわけですよ。「売買契約」してるわけです。
「200円払うからこのサンドイッチください」って契約をね、毎日毎日してるわけですよ。

道を歩いてて、すれ違う人を殴っちゃいけないのは、「刑法」っていう法律があるから殴ってはいけないわけです。
そういう法律がなかったら、殴ってもいいわけです。

西:それは困るな。 毎日がボクシング!

鬼頭:だから、「無法地帯」とか「法治国家じゃないところ」、「法で治めてる国家じゃないところ」っていうのは、
すごい身の危険があるわけですよね。

西:じゃあ、安全に暮らせるのも契約のおかげというか、ルールのおかげ?

鬼頭:そう。法律に守られてるからこそ安全に暮らせるわけですね。
「法曹の魅力」っていうよりは「法律の魅力」の話になっちゃったけど、
「法律の魅力」は、やっぱり「外枠を規定」してるから、
逆に言うと、「それの中にいる限りは守られますよ」って話なんですね。

西:ちょっと、こう、安心感をね、得ながら生活できる。

鬼頭:そう。「法律に守られてない国家」に行ったらわかるんだけど、
「日本はものすごい、法律に守られてる」からわからない、ってことなんですよ。

西:じゃあ、私もそれを、ちゃんと目を向ければ、「あぁ、魅力だな」と思うんですかね?

鬼頭:「ちゃんと目を向ける」っていうか、毎日無意識にやってるんだから、法律の話!

西:そうね。 じゃあちょっと、気を付けて考えてみます。

鬼頭:考えてください。

西:はい。 じゃあ、魅力、語っていただきました!

鬼頭:ありがとうございました。

西:うまいことシメがみつかりませんでしたが… ハイ!

鬼頭:とりあえずこれで。 どうもありがとうございました。

西:ありがとうございました。

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