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民法は法律の勉強よりも仲間作りが大事?

民法は予備試験の受験科目の中で多くの受験生が頭を悩ませる問題です。一方で民法は日常生活に密着した法律なので、民法の考え方を知っていれば日々の生活に活かすことができるようになります。この民法をどのように勉強すればいいのか解説しています。

民法は法律問題を議論すること、問題の事案を正確に理解すること

予備試験の受験科目の中で多くの受験生が頭を悩ませるのが民法に関する問題です。

しかし、一方で民法は日常生活に密着した法律なので、民法の考え方を知っていれば日々の生活に活かすことができるようになります。

例えば、自分の購入した時計が、実際に使ってみたら壊れていた、なんてことはたまにあることでしょう。民法の知識がなければ泣き寝入りせざるを得ません。しかし、民法を知っていれば、責任を瑕疵担保責任を追及しようとか、損害賠償を請求しようとか考えることができるようになります。

そして、法律は議論によって伸びる科目でもあります。法律を勉強している友達同士と集まると、法律問題について時を忘れて議論するということもあるかもしれません。

ただ、仲間と議論の際には注意が必要です。専門的なことを長時間議論していたりアカデミックな自分たちに酔ってはいけません。(勉強仲間は慎重に選んでください。

民法の壁①〜条文数の多さ〜

さて、民法を難しくしている要因の一つはその条文の多さにあります。

民法は全部で1044条あります。しかも、不法行為分野なら不法行為法の条文だけ見ればよいというわけではないのです。総則を見たり不法行為法を見たり、大変混乱するものです。

というのも、民法はパンデクテンシステムという方式を採用しているからです。一般的な条文ほど、最初の方の条文にあります。例えば、ほとんどの条文に適用できる信義誠実の原則は民法1条に規定されています。

なので、民法の勉強においては、全体を何度も勉強していくことで少しずつ実力を伸ばしていくという必要があるのです。

それはつまり、地道にしか実力は伸びないと言うことです。

民法の壁②〜問題の条件が複雑〜

民法を難しくしている理由の二つ目が、問題の条件が複雑であることです。

たとえば、憲法の問題であれば、「衆議院が条約を議決したあと、参議院が30日以内に条約を議決しないときは、参議院はその条約を否決したとみなせる」という記述は正しいかどうかを問う問題が出題されることがあります。これは、条文の知識があればすぐに答えが出せる問題です。

しかし、民法は、甲の所有者Aとか、債権者Bとか、悪意の譲受人Cとか、善意の転得者Dなどのように、いろいろと登場人物が問題中に出てくることがあって、そのまま考えようとしてもなかなか事案を把握することができません。なので、民法はシンプルに法律知識を問う他の法律科目と異なり、事案を正確に理解するというステップが大切になります。

なので、過去問を解くときは、問題ごとに当事者の権利関係を図示して、誰と誰がもめているのかを整理していくことがまず大切になります。

どのように事案を整理するのでしょうか?図の書き方などについては、資格スクエアでも授業を提供しているので、授業で先生方が描かれる図の書き方を参考にしてみてください。(資格スクエア司法予備試験講座

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