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復代理~代理人による代理人の選出~

司法書士試験で出題される民法では、復代理について定めています。

司法書士試験に出題される民法第1編の総則では、代理について定められています。
代理は本人・代理人・相手方による三面関係を生み出すシステムで、「代理権」「顕名」「代理人と相手方の間の法律行為」という3つが法律要件です。

復代理

代理には、本人が代理人を選ぶ「任意代理」と、法律によって勝手に代理人が決まる「法定代理」があります。
しかし、一度代理人が決まっても、代理人が病気になるなどして代理を行う上で支障が出たりした場合など、代理人が自分の役割を誰かに代わってほしい、つまりは「代理人の代理人」が必要になることもあるかもしれません。

代理人が代理人を頼むことを「復代理」といいます。
復代理人は代理人が選任するのですが、この問題は任意代理の場合と法定代理の場合で全く異なる考え方をします。

任意代理の場合、代理人は本人が直接選んでいることが大前提です。
つまり、本人が「この人になら任せてもいい」という信頼の下に成り立った契約ですから、代理人は誰でも良いわけではないのです。
そのため、任意代理において、復代理は原則認められていません。
民法上(104条)任意代理で復代理人の選任が出来るのは、復代理を本人が承諾した場合と、代理人が事故で動けないなどやむを得ない事由があり、本人の了承がなくても誰かが動かなければ本人に大きな損害が及ぶ可能性があるという場合のみです。

しかし、法定代理の場合は話が別です。
法定代理は本人や代理人の意思に関係無く選出されてしまいますから、代理人にされた人が「自分には務まらないから、もっと専門知識のある人に頼みたい」と思うような状況も珍しくないでしょう。
とはいえ法定代理が成立する場合には本人の意思を確かめられないこともありますから、本人の承諾がないと復代理が出来ない、などと条件づけられては不都合が生じます。
ですから、法定代理では、代理人による復代理人選出が自由に出来ることになっているのです。

 

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