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憲法は思想や学説にも注目

司法書士試験には平成15年以来、憲法が出題されています。条文の根底にある思想も理解しておきましょう。

では、司法書士試験の試験科目を一つずつ見ていきましょう。

憲法の勉強法

司法書士試験午前の部の第1問目から第3問目、スタートダッシュになる科目は国家の最高法規でもある憲法です。

戦後に定められて以来ずっと変わっていない日本国憲法は、日本にある法令の中で最も基本になる様々なルールや思想などが決められています。
条文自体は補足を含めても103条しかなく、司法書士試験の出題科目の中でも少ない条文数だと言えるでしょう。

ですが条文が少ないからといって油断して良いわけでは当然なく、むしろその分勉強が難しい科目でもあります。
根本的な思想を定めている憲法の条文は抽象的で、その解釈を巡った論争は今でも終わっていません。
条文や判例の結論を丸暗記すれば良い、なんて科目では決してないのです。

憲法の勉強で大切なのは単に知識を詰め込むことではなく、条文の根底にある考え方や思想を読み取って、自分のものにしていくことなのです。

問題によっては条文知識や判例要旨の情報だけで判断出来るものもあるのですが、そんな単純問題ばかりではないのが司法書士試験です。
条文に書かれた思想をどれだけ理解出来るかが、問題を解くカギになってきます。

これは憲法に限った話でなく、司法書士試験で出題される他の科目にも言えることです。

思想や学説にも注目

様々な学説の対立がある憲法だからこそ、それを利用した出題もされています。
ある学説においてどのような結論が導けるのかを論理的に考えなくてはならない問題や、判例に対する結論がどのような考えのもとに導かれたのかを問う問題が過去にありました。

出題の形式も様々で、単なる正誤問題だけでなく正解の数や組み合わせを問われることも少なくありません。

とはいえ民法や不動産登記法よりは易しい問題が多いため、きちんとやっておけば3問全て正解出来るでしょう。
反面、正解率が高い科目なので落としてしまうと結構な痛手になることが予想されます。

簡単だからと高をくくらず、確実に理解するよう心がけましょう。

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