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2002年に簡易裁判所の訴訟代理権が付与され、司法書士の試験科目に憲法が加わった。

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2002年に簡易裁判所の訴訟代理権が付与され、司法書士の試験科目に憲法が加わった。

現在から140年ほど前、1872年に太政官達という法典で、代書人という職能が定められたのが司法書士の始まりだとされています。この時代は我が国が欧米先進諸国と肩を並べようとして、司法制度の整備にいそしんでいた時期になります。

この法典では代書人と合わせて代言人、証書人という職能も定められており、前者は今で言う弁護士、後者は公証人に該当します。
1873年には、太政官布告によって制定された今で言う民事訴訟法によって、訴訟の原告・被告になる際には代書人を付けなければならないとされました(代書人強制主義)。
しかし、この代書人強制主義はあっさりとのその翌年に廃止。この時代のカラーを強くあらわしているといます。ただ、代書人の役割は依然として必要とされていましたので、代書人は存続していました。そのころは今よりも断然識字率も低く、文書作成に慣れていない人が圧倒的に多かったので、身近な法律家としての司法書士、つまり代書人は重宝されていたのです。

その後、1919年に司法代書人法という法律が制定され、現在の司法書士である司法代書人と、市町村の役場などに提出する書類を作成する一般代書人が区分されました。後者はいまでいう行政書士にあたります。

さらに、1935年には、とうとう司法書士法が制定され、いよいよ今の司法書士制度に近いものがスタートしました。しかし、この時代の司法書士法には、以前から続いていた司法書士に対する役人の様々な監督権限が定められており、取り締まりが目的とされていました。
当時の官と民の関係を考えると当然といえるかも知れません。

最後に、第2次世界大戦が終わり、新憲法が制定された後は、同じ司法書士法でも中身はガラッと変わることになります。1950年に制定された新しい司法書士法では、官の全面的な監督権が廃止されました。それまでの背景を考えると、これは極めて画期的な改正といえました。

その後の1956年には、司法書士会と連合会が強制設立団体となり、1978年には司法書士試験がとうとう国家試験となるに至りました。登録制度ができたのもこの年です。

最近の動きでは、2002年に簡易裁判所の訴訟代理権が付与され、司法書士の試験科目に憲法が加わったという経緯があります。官によって監督されてきた経緯を考えれば、憲法が試験科目に加わったのも納得できるところです。

このように歴史を紐解いてみるだけでも、司法書士という仕事の変遷、社会における重要性に思いをはせることができます。難関資格ではありますが、十分に挑戦する価値がある歴史のある資格なのです。

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