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債権とは~人に対する権利、物に対する権利~

司法書士試験に出題される民法に定められている債権は、特定の他人に一定の行為を請求ための権利です。

司法書士試験に出題される民法の第三編の債権は、物権と並ぶ大切な分野です。
物権と債権は合わせて財産法と呼ばれますが、両者の違いがどこにあるのかということを理解することが重要です。

では、事例です。
Aさんは自己所有の時計をBさんに売却し、Bさんはその代金を支払いました。
しかしその後、Aさんは同じ時計をCさんにも売却し、そして引き渡してしまったのです。

物権という視点から見るならば、一物一権主義、「1つの物には1つの所有権だけが成立」なので、引渡しの完了したCさんが所有者ということで終わりです。
BさんとCさんの権利を両立することは不可能であるというのが物権の本質で、排他的な支配権である物権をCさん以外の誰かに付することは出来ません。

しかしそれはあくまで物権の話であり、債権という側面ではまた異なってくるのです。
時計は1つしか存在しないため、Aさんが2人両方に引き渡すということが事実上不可能であることは、物権と同様です。

債権とは

債権の定義は、「特定の他人に対して一定の行為をすることを請求する権利」であり、最も重要なのは「人に対する権利」であるということです。
つまり、物権が物に対する権利であるのに比べ、債権が人に対する権利であるという大きな違いがあるのです。

債権は、特定の者が他の特定の者に対し、金銭の取得など一定の行為を請求することを内容とする権利のことです。
それに対応する義務を債務といい、たとえばDさんがEさんに貸したお金の返還を請求する時には、Dさんが債権者、Eさんが債務者であり、この2人の関係を債権債務関係と呼びます。

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