お問い合わせ

全100講義が無料で見放題 会員登録(無料)

会員ログイン

  1. 資格スクエア
  2. > 司法書士講座
  3. > 司法書士
  4. > 勉強法
Image011

連帯債務と保証債務~2つの債権債務関係の並立~

司法書士試験に出題される民法では、連帯債務と保証債務について定められています。

司法書士試験に出題される民法では、債権について定められています。

「債権回収」という言葉があります。
個人にしろサラ金などの業者にしろ、お金を貸すということは常に「踏み倒されるかもしれない」危険にさらされることになります。
その対策として抵当権や質権などの担保設定があるのですが、それを持たない一般債権者は債務者が無資力状態になった場合、貸したお金が戻ってこない不安を常に持つことになるのです。

連帯債務と保証債務

お金を借りる人というのは、元々お金がないから借りたいというのが普通です。
プロの金貸しはそこを見て、「お金がない人が『必ず返す』と言っても信用出来ない」という考えの元、お金を持っていない人は信用しないことを前提に、貸す段階から債権回収の手を打っておきます。

お金の無い人は信用出来ませんが、逆を言えばお金のある人は借金返済において信用に値するということになります。
これが「連帯債務」および「保証債務」の2つの方法が定められた理由であり、「貸す相手は1人だけど、誰か他にお金のある人も返済義務を負う」ということが認められているのです。
連帯保証人という言葉はよく使われますが、これは借金の際に親や親戚、友人など別の誰かに上記の債務を負ってもらうということです。

保証債務の性質には付従性があり、主債務がもしも無効であった場合や取り消された場合に保証債務が成立することはありません。
保証債務は主たる債務の存在を前提とし、その「不履行」の場合に保証人が支払うというものですから、それが無くなった際には保証債務もなくなるというわけです。

とはいえ、保証債務においては「債権者」だけでなく「保証人」も当事者ですから、保証の場合は「債権者と主債務者」間の契約関係と、「債権者と保証人」間の契約関係という、2つの債権債務関係が並立して存在するということになります。
債務の実質は主債務者による弁済ではありますが、保証人も保証契約における債務者とみなされるのです。

 

資格スクエアの司法書士講座