お問い合わせ

全100講義が無料で見放題 会員登録(無料)

会員ログイン

  1. 資格スクエア
  2. > 司法書士講座
  3. > 司法書士
  4. > 勉強法
Image030

担保権の性質~随伴性・不可分性~

司法書士試験に出題される民法に定められる担保物権の性質に、随伴性や不可分性があります。

司法書士試験に出題される民法で定められる債権には、担保物権の存在が深く関わっています。
担保権には4つの性質があり、付従性・随伴性・不可分性・物上代位性というように分けられます。

随伴性

債権は原則、当事者が事由に譲渡することが可能です。
Aさんにお金を貸しているBさんが、その貸付金債権をそのままCさんに譲渡する、ということも債権ならば出来るのです。
ではこのとき、貸付金債権を元にした抵当権がAさん所有の不動産に設定されていた場合には、その抵当権はどこにいくのでしょう。

前ページの付従性は、被担保債権の発生・消滅に併せて担保権も生じたり消えたりする、ということでした。
それと同じように、被担保債権が移動すればそれに伴って担保権が移動することになります。
ですから上の事例の場合では、BさんがCさんに債権譲渡をするとそれによって、Cさんに担保権も移るということになるのです。

不可分性

担保権は不可分、つまり分けることが出来ない権利です。

抵当権で想像してみてください。
抵当権が設定されるのは不動産でしたが、もしも部分的に抵当権を設定出来るなんてことになった場合はどうなるでしょうか。
目的不動産が一軒家だとすると、「一階には抵当権を設定しないからいいけど、担保にした二階は、もし借金を返さなかったら競売にかけるから」などということになってしまいます。
そうならないようにするため担保権は不可分のものになっていて、たとえ債務が部分的に弁済されているなどの場合でも、抵当権を設定した一軒家「すべて」を競売にかけることが出来るのです。

被担保債権の多少を問わず、担保権は目的物の全体に効力を及ぼします。

車の修理を頼んだ場合、修理屋には、修理代金が支払うで車全体を手元に留め置いて良いという留置権が発生します。
もしも修理費用が10万円しかしなくて、車が2000万円相当のものだったとしても、「10万円分の部品を手元に置いておく」などのようなことは出来ません。

資格スクエアの司法書士講座