宅建士を受験するに至ったきっかけを教えてください。

家業(保存食)を継承してやってきたんですが、あるとき、単に受け継ぐだけでいいのか?自分の人生これでいいのか?と思い始めたんです。食品は生きるために必ず食べないといけないものであり、生活に必要なものであるから、価格的にはどうしても安くなってしまうんです。そこで家業以外にも何か経済的影響の大きい新たな新規事業をやりたいと思い始めました。人生一度きりですしね。

私は田舎に住んでおり、宅建資格を考える前は、自宅を自分の気に入るように建てればそれでいいと考えていました。しかし、田舎が都市化し始め、周辺の環境が気になるようになりました。そこで農地を活用することができないか、農地は資産であり、経済活動に活かすことができるはず、そう考え始めました。例えば自分たちの家のまわりにインフラが整備されている環境があれば、生活しているみんなが助かります。またそのような事業を通して地域の役に立ち、社会の役に立つことも魅力的です。

知り合いのお父さんに宅建業者の方がいて、相談したのがきっかけでした。合格ラインが7割程度ということがわかり、何とかなりそうだと思って、最初は本を購入し、独学でやってみたのですが、法律解釈がとにかく難しく、独学では厳しいと感じました。

資格スクエアを選んだ理由を教えてください。

仕事が忙しく、時間がないのでインプット学習に時間をかけられないと思っていました。インプットを兼ねたアウトプットができないか、そんなことを考えながらAmazonでテキストを検索していたら、たまたま資格スクエアのテキストが出てきました。そこで資格スクエアのホームページを見てみました。それから鬼頭さんの本を何冊か購入して読んでみました。最後に田中先生の講座説明を見て、講座の購入を決めました。とにかく効率よく勉強して1回で受かりたいと思っていたので、金額は気になりませんでした。

 

講座を受講した感想を教えてください。

先生にはプロ講師タイプと実務家タイプがいますが、私は実務に役に立つような勉強をしたいと考えていました。実際田中先生はいろんな資格を持っていて、法律解釈が大変上手でした。講座がわかりやすいという声が多いのはそのへんによるものではないでしょうか。実務者が教える講座には社会で成功しているノウハウが入っていて、合格後につながると思います。

時間が無い人は正直アウトプット講座だけで十分です。それぞれの習熟度によってどれをどのくらい見るか変わってきますが、アウトプット講座に演習的なものが織り込まれているので、私はインプット講座を1回さらっと見た後に、アウトプット講座を5回見ました。アウトプット講座をしっかり受講すれば受かりますね。私が当初苦手としていた法律解釈がとてもよくわかるようになりました。1日5分でもいいので、とにかく毎日講座を見ることですね。私は2倍速で見ていましたし、時間がとれず1コマだけという日もたくさんありました。あとは先生が授業で言っていたことを携帯に打ち込んで、時間があるときはそれを見る等もしていました。

未来問は試験前の腕試しにちょうど良かったです。ただし、未来問だけに頼っていてもダメだと思います。未来問に出なかったらもうそこはやらなくていい、となり兼ねない。私は直前期、資格スクエアの直前講座を2回見て、自分の弱点を洗い出し、解決することに注力していました。
 

資格スクエアの宅建士講座はどのような人におすすめしたいですか?

実務として宅建士をやりたい人におすすめしますね。絶対に受かる、宅建を仕事にするという人たちに向いていると思います。世の中には語呂合わせで乗り切らせようというテキストが多いですが、そのようなテキストは語呂合わせの意味を説明しないといけないからテキストが分厚くなってしまいます。覚えるだけは好きじゃないけどそれが必要だから、という理由だけで勉強してても一生受からないと思います。

資格スクエアのシステムは高得点を取らせるものではないですが、それでいいと思います。合格することと、実務に役に立つ知識を習得できる点が魅力ですね。

最後に

資格スクエアはすごくいい講座だと思うのでもっと広げてほしいと思いますね。宅建資格を先々の仕事につなげ、収入を上げたいと思っているようなアンテナの高い人に実務で役立つ授業をしてくれる資格スクエアの講座はオススメですね。田中先生の一番のポイントはその点が優れていることだと思います。

2020年度の合格パックがまだリリースされていないからという理由で勉強を先延ばしせずに、今始めることが大事だと思います。コマ切れでも全然いいんです。結局やった総数が力になりますから。