受講生 合格体験記

「資格スクエアのカリキュラムに全乗っかり!」
無駄のない講義と演習アプリで一発合格

S.A 様

  • 年齢

    30代後半

  • 職業

    会社員

  • 受験回数

    1回

  • 受講開始時期

    2023年7月頭

  • 受講プラン

    【23年度宅建合格】超短期集中合格講座(製本テキスト有)

森Tの講義で「難しい民法」が得意科目に

宅地建物取引士試験合格、おめでとうございます。試験合格を目指した理由について、教えてください。

不動産関係の仕事をしているわけではないので、宅建士として仕事をしようとは考えてはいませんでした。 ただ、法律そのものには強い興味があり、勉強してみたいと考えていました。

行政書士などの資格チャレンジも検討しましたが、比較的難易度が低いと言われている宅建士が法律系資格の入り口として適切だと考え、まずは宅建試験にチャレンジすることを決めました。 また、「自分が家を買うときに、宅建試験で学んだことが役に立ちそう」という期待もありました。

資格スクエア講座をお選びいただいた理由を、教えてください。

一番は価格です。紙のテキストが付いてくる予備校の中では安価な予備校だと思いました。
加えて、「宅建攻略クエスト」というスマホアプリを提供している点も魅力的でした。 腰を据えて学習できるときには紙のテキストを用いてじっくり学習し、スキマ時間などはスマホアプリで演習を行うというメリハリの利いた学習ができる点が、資格スクエアを選んだ理由になります。

他の予備校では、スマホ中心で学習できても紙のテキストは追加料金が必要だったり、演習教材も紙で提供されていたりするなど、自分のやりたい学習方法をコスパよく実現するのは難しそうだと感じていました。

資格スクエアのカリキュラムはどうでしたか?

民法が手厚いのがとてもよいと思いました!
YouTubeなどで宅建試験対策に関する発信をされる方は「民法はそこそこでよい」といった趣旨の発言をされる方が多い印象ですが、私としては、民法もしっかり対策すべきだなと思いました。

YouTubeで発信されている方は、「宅建業法、法令上の制限は得点源」といったこともおっしゃっています。とするならば、多くの受験生はこの2つの科目の対策を厚めに行ってくることが予想されるわけです。相対評価である宅建試験において、この2つの科目をほぼ完ぺきに仕上げるのは、合格の最低条件だと思いました。
それに付随して他の科目で一つ抜けた点数を取らないといけないわけです。免除科目、税その他は、出題数が少ないので、他の受験生と差を付けるには心もとなく感じます。そうなると、権利関係になるわけですが、その中でも、借地借家法、区分所有法、不動産登記法は、比較的得点しやすいと言われており、差が付きづらい科目だという印象でした。
そのため消去法的に、民法こそが他の受験生と差を付けるために対策すべき科目だと思ったのです。
この点で、民法の講義が手厚くかつ分かりやすい資格スクエアのカリキュラムは、戦略的に宅建に合格するためにはぴったりの講座だと思います。

講師の森T(森 広志 講師)について、ぜひご感想をお願いします。

サイト上で「“やわらかく” “分かりやすく” 講義します!」と記載されていますが、まさにそのとおり!ということに尽きます。
私は、民法の勉強は今回が初めてでした。民法は難しいという前評判も知っていたので、学習を開始するにあたっては不安だったのですが、森先生の講義を聞いて、民法が得意科目になった実感があります。実際、本試験では民法10問中7問正解することができました。

森先生の講義の良いところを具体的に挙げるとするならば、「飽きさせない」というところです。一方的に内容を説明していくのではなく、適宜受講生への問いかけが行われるので、オンライン講義でありながら、一定の緊張感をもって視聴することができました。 問いかけのほかにも飽きさせない工夫があったように感じます。中でも森T劇場は楽しいだけでなく、抽象的な法律の文言を具体的にイメージに落とし込むことができました。

田中 祐介 講師についてのご感想はいかがでしょうか。

多くの資格をお持ちということからかもしれませんが、試験に合格するためのテクニックに関するお話をたくさんしていただきました。

資格スクエアのテキストは、情報が充実しているので、一人で読みこなすには少々ハードルが高く感じてしまいました。しかし、田中先生に、適宜「ここは重要度が低い」などと教えていただき、テキスト内でどこを優先的に押さえればよいのかが明確になりました。飛ばした部分については、後で読み返したのですが、講義内で触れた重要部分を先に押さえていたので、難なく読むことができました。

スキマ時間フル活用で一日の学習をほぼカバー

1週間の平均学習時間について、教えてください。

改めて計算したところ、合計で350時間は勉強したと思います。2023年7月から学習を開始したので、1日でいうと3時間くらいは勉強しました。 残業が比較的多い仕事でしたので、勉強と仕事の両立は苦労しました。 ただ、資格スクエアでは、スマホでも受講できるうえに演習アプリも提供されているので、スキマ時間は活用しやすかったです。

例えば、通勤の行き帰りの電車の中では、どんなに混雑していてもスマホで勉強できるので、ここで一日の学習時間のほとんどをカバーできました。 また、仕事中の気分転換で席を立つこともあったのですが、この時にスマホを持っていれば、トイレなどに行くまでの時間も肢別問題集を解くことができました(屋内とはいえ歩きスマホは危険なので、皆さんにオススメできるものではないですが…)。 こうした勉強を行っていたので、帰宅後は1時間も勉強していないと思います。

学習モチベーションには変化はありましたか?また下がってしまった時の対処法について教えてください。

学習期間が短めでしたので、モチベーションが大幅に下がってしまって困ったということはありませんでした。一方で、試験日まで時間がないということで追い詰められた気持ちになることはあったので、余裕をもった学習スケジュールで臨めばよかったと後悔しているところです。

「今日は勉強する気がないな」と思った日は、学んだことが実生活ではどうなっているのかをあてはめて遊んでいました。 例えば、都市計画法で学ぶ用途地域について、自分の家の周りはどうなっているのだろうかと市町村のWEBサイトを覗いたり、自分が家を借りたときに交付された重要事項説明書を眺めたりしていました。 いわゆる「勉強」でなくてもいいので、宅建に関わることには触れておくように意識していました。

勉強開始の頃と試験直前期で、勉強法や考え方に変化はありましたか?

試験まで時間が限られていたので、最初は早く講義をすべて聞くということを意識していました。「とにかくやる」という感じでしたので、勉強法について何かを考えるということはせず(できず)、ただひたすら「資格スクエアのカリキュラムを信じてやっていこう」という気持ちでした。 講義を聞き切った後は、「宅建攻略クエスト」でアウトプット中心の学習でした。ここでも、「とにかく提供されている問題をやりこむんだ」という意識を持っていました。

ただ、「○×の丸暗記だけは意味がない」と田中先生もおっしゃっていたので、漫然と演習することだけはないようにしたかったです。その点「宅建攻略クエスト」は、自分の正誤を判断した理由と解説とが、合致しているかを確認するフローが強制されていたので、1問1問、立ち止まりながら演習をすることができました。

やらなければよかった勉強法・やらなくてよかった勉強などはありますか?

「宅建攻略クエスト」のミニテストで、ランキング上位を狙うことは行わなくてもよかったと考えています。
正答数と解答時間の2つで競われているものですが、資格スクエアの受講生は優秀な方も多く、全問正解の人が多かったです。なので、上位に行くためには解答時間をいかに短くするかを意識してしまいます。すると結果的に、過去問の○×を覚えているか、問題文を全部読まないうちに回答できるかといった、早押しクイズのような取り組み姿勢になってしまいます。運よく1位を取ることも何度かあり、モチベーション向上にはつながりましたが、本試験に向けた学習という観点では必要のないことでした。

ミニテストは順位を意識するよりも、ランダムに出題される中で、自分の対策に抜け漏れがないかを確認するツールとして活用するべきだ思いました。

学習全体を振り返って、今回合格できたポイントについて教えてください。

資格スクエアのカリキュラムに全乗っかりしたことです! 分かりやすく無駄のない講義とどこでも演習できるスマホアプリの組み合わせは、私に合っていました。

学習後半は、「宅建攻略クエスト」を中心に学習していましたが、都度テキストに戻って周辺知識も確認するようにしていました。この学習方法を行ったことにより、過去問で問われた論点が違った角度で出題されても解答できるだけの知識が身に付きました。
本試験でも、過去問で見たことあるような問題が多く出ましたが、テキストに戻る学習方法を採ったおかげで正解することができたと思います。

▼S.A様のテキストの様子
テキストに直接書き込んだり、37条書面など数字をまとめて覚えたい時は独自のシートを作成。
復習のしやすさの観点から、テキストに情報を一元化するというイメージで取り組まれていらっしゃいました。


信頼できる予備校を選んでチャレンジを!

資格スクエア講座はどんな方にお勧めできそうでしょうか?

宅建士になりたいという方はもちろんのこと、法律学習を始めてみたいという方にもお勧めできる講座だと思います。他の予備校と比べて民法の講義時間数が多いように感じますが、行政書士などステップアップしていく際の最初の一歩として宅建士を考えている方にとっては適切な配分だと思います。

とはいえ、私のような試験まで時間がない受験生であっても、最短で合格を目指せる講座になっていると思いました。やはり「宅建攻略クエスト」によるスキマ時間の活用なくして合格はなかったと思います。 じっくり法律を学びたい人にも、短期間で合格を目指したい人にもお勧めできます。

最後に、これから宅建士を目指す方へのメッセージをお願いします!

もしチャレンジしようか迷っているのであれば、ぜひ!
宅建士は国家資格ですので、合格すると周りからの評価も違ってきます。 少なくない学習量が必要ですが、プライベートを犠牲にしないと合格できないという資格ではないと思います。なので、チャレンジするハードルは高くないはずです。

私は学習期間が短くなってしまったのですが、仕事終わりに飲みに行くことも休みの日に遊びに出かけることも多くありました。それでも合格できたので、早く始めれば、今の生活をほとんど変えることなく合格を目指せると思います。

ただ、強調しておきたいのは、合格に必要な学習時間が短くても、学習する内容そのものは簡単ではないということです。ネットなどでいわれているほど難易度が低いわけではないということです。
私も、学習開始前は宅建試験を侮っていたところがあったのですが、合格に至るまでの道は決して平坦ではありませんでした。覚えることばかりですし、細かいです。 なので、チャレンジされる際には、信頼できる予備校の活用を検討したほうがよいと思います。