J.O. 様
20代前半
会社員
1回
森Tの4ヵ月合格講座
弁理士試験の、論文式試験(選択科目)の免除を受けるためです。
弁理士試験の主な試験科目である特許法や商標法などは一般法としての民法に対する特別法であること、特許権等の付与は行政処分に当たることから行政法との関連も深いこと等を考慮すると、行政書士試験に含まれる法の勉強は、弁理士になってからもきっと役に立つだろうと考えたことから行政書士試験を受けることを決断しました。
弁理士試験に関して他の通信講座を利用していたものの、講義内容にやや不満を覚えたことから、金銭面も考慮しつつ満足の行く講義を提供しているサービスを探したところ、お試しで視聴した講義が明解であったことから、資格スクエアを選びました。
4ヶ月という短い期間での学習という前提から、前年度までの試験の傾向を踏まえて学習の優先度が高い箇所、優先度が低い箇所をざっくり切り分けて講義をして下さったおかげで、効率的に学習をすることができました。
勉強時間を計測していませんので明確には分かりかねますが、平日は、通勤時間と休憩時間で1時間、帰宅してから2時間と、合計3時間ほど勉強していたかと思います。休日は基本的に勉強に充てていたため、平均6、7時間前後と思われます。
モチベーションが高いときは条文の素読や基本書の通読といった重い学習を行い、モチベーションが下がってしまったときは比較的短い時間で観終わる資格スクエアの講義を視聴していました。どうしても勉強する気がおきないときは、開き直って一日休みにするなどして対処していました。
これまでに少なからず法学の学習をしていたこともあり、勉強法についての考えに大きな変化はありませんでした。一貫して、まず条文を繰り返し読んでその内容を理解し、その後は試験で問われやすい重要な部分を暗記するよう努めました。
民法と行政法については基本書の通読をしましたが、振り返ると、試験合格のためにそこまでする必要はありませんでした。また、資格スクエアの講義を繰り返し視聴することもしましたが、こちらもはじめの視聴でテキストに書き込み等をしておけば再度視聴する必要はなかったかと思います。
やはり、森Tが優先度の高い事項に絞って講義をしてくれたことが大きかったです。とりわけ民法は試験範囲が広いため、独学では全範囲を薄く広く学習しただけに終わり、合格を掴むまでの知識をつけるのは難しかったかと思います。
森Tの講義は癖がなく明解なので広く万人にお勧めできるかと思います。さらに言えば、1講義の時間が比較的短めなので、普段はサラリーマンとして務めていて平日はあまり時間が取れないという方にも、学習がしやすいものとなっていると感じました。
自分のように弁理士試験の一部免除を狙って行政書士試験を受験する方は少ないかと思いますが、行政書士試験の大部分を占める行政法や民法は、知的財産権とも密接な関連があるため、学習は決して無駄になるものではないと思います。
挫けそうになることもあるかもしれませんが、勉強を続けていればきっと報われるときがきます。一緒に頑張りましょう。