

Y.S 様
30代
企業知財部勤務
4回(10年ほど前に2回、直近2回)
基礎・短答・論文パック、論文添削ゼミ

大学で知的財産の授業を受ける機会があり、そこで初めて弁理士という存在を知りました。
「こんな世界があるんだな」と思い弁理士を目指すきっかけとなりましたが、何よりその時の授業が面白くて!
実はその時の講師が、菊池先生だったんです。
菊池先生の授業はただただ楽しくて、私は純粋に知財のお話に夢中になりました。
法律は暗記科目という印象がありましたが、菊池先生は「このように規定されているのは、こういった理由があるからだよ」と丁寧に説明してくれます。
法目的に立ち返って教えてくれるので、趣旨や背景を納得した上で理解できるんです。
すると、そのうち「こう規定されているのは、こういう理由からだろう」と自分の力で逆引きできるようになり、ますます面白みを感じるようになっていきました。
はい。卒業後、新卒で知的財産部に入ることができ、弁理士資格へのチャレンジ自体はそこでいったんストップしたのですが、今回約10年ぶりに挑戦してみようと考えました。
プライベートな話になりますが、今子どもが二人おります。
一人目を出産した折に、育休で育児に専念する時間をもつことができました。
そんな中、日々色々なことに挑戦して、毎日できることがどんどん増えていく子どもの姿を見て「すごいな」と強く感じました。
素直に取り組む今の姿勢を、これからも忘れないでほしいと思いました。
ただ「挑戦することの大切さ」を子供に伝えていきたい一方で、自分は現状で特に何かを頑張ったり挑んだりしていないな、とも。
そうして「これまでの人生で誇れるような挑戦をしてきただろうか」と振り返った時に、頭に浮かんだのが弁理士試験でした。
ずっと心に引っかかっていた弁理士試験にもう一回チャレンジすることで、子供たちに挑戦する楽しさを身をもって伝えたい。そう思ったのが再挑戦のきっかけです。
勉強できる時間が限られているので、「こういうシチュエーションではこれをやる」とあらかじめ決めておいて、スキマ時間を逃さないようにしていました。
まず机に向かって勉強できる時に、林先生や菊池先生に教えていただいた通り自分ノートを作りました。
そして子どもが起きている時間や寝かしつけ中は耳学、授乳中は自分ノートを見るといった形で、「いかに細切れの時間を使うか」を大切にしました。
突発的にできた空き時間も「この短い時間でできる勉強は何だろう」と考えて、積み重ねていった感じです。
大学では経営工学を学びました。理系ではありますが、やや文系寄りの理系なんです。
2023年の秋に応用情報技術者の試験を受け、こちらに合格したため免除となりました。
民法よりも応用情報の方が対策を取りやすかった、というのが大きいですね。
選択論文の民法に関しては当時教材も少なく、あったとしても高額で、傾向も分かりにくい側面がありました。
そして応用情報の方が費用も抑えられ、確実に取得できるというメリットがありました。
はい。2024年に初めて短答を受けて合格し、2025年に論文・口述と突破して最終合格することができました。
学習を開始した当時は産休・育休があったので、子どもが寝ている隙を見て取り組むこともでき、耳学の時間も含めたら週30~40時間ほどやっていたと思います。
仕事に復帰してからはそうそう時間が取れなくなり、週15〜20時間ほどです。
Y.S様のノートの例

弁理士の勉強を始めたのとほぼ同時期の2023年1月から応用情報の学習をスタートし、並行して進めました。
応用情報の試験が終わるまでは短答対策、試験が終わったタイミングで論文対策にスイッチし、2024年の年明けからはまた短答に戻って、そこから短答式試験まではずっと短答対策をしました。
論文書き方・解き方講座を1周しました。
この時はまだ育休中で、週30~40時間できていた時期なので、比較的力を注げていたと思います。机に向かって書く時間も一日2~3時間は作っていました。
短答対策講座を視聴しつつ過去問を繰り返し解きましたが、同じ問題で何回も間違えてしまうこともありました。
そこで過去問集の各問に、「〇回目」「前回解けたかどうか」など記録しておき、分からないところはもう一度講座を見返しました。そして直前期は解けなかった問題だけ重点的に取り組みました。
また、条約や不競法については菊池先生に教えていただいた通り、条文を全部録音してずっと聴くようにしていました。
四法対照は勉強期間を通じてずっと読むようにしていました。
主な学習の流れは、講座を見る→短答過去問を解く→四法対照で根拠を確認するという形です。
他にも週一回は四法対照だけを見る時間を作り、情報の一元化のために四法対照に書き込むなどしました。
書き込みに関して特別なことはしていませんが、「主体」「客体」「時期」「手続き」を色分けしてライン引きしたり、授業で「ここは大事だな」と思ったところを書いたりといった感じです。
また、出題されたところは〇をつけておき、間違えたところには解釈を書き込みました。
菊池先生のアドバイス通り問題に出た根拠条文のところには正の字を書き、「どの条文について、どれだけ訊かれているか」という重要度がパッと見て分かるようにもしていました。
30周くらいしたでしょうか。短答式試験の直前期は最低でも1週間に一回は読んでいました。
「マニアックなところも聞かれるかもしれない」という気持ちから、直前になっても的を絞ることはせず満遍なく読み込み、正の字がたくさんついているところは特に気をつけてチェックしました。
39点ぴったりでの合格でした!「短答が一番しんどかったな」という印象です。
短答を突破してやっとスタートラインに立ったというか、「これで戦えるぞ」という気持ちになったのを覚えています。
書き方講座を始めからもう一度やりましたが、本当に時間が足りず苦慮しました。
特に「時間内に書き上げる」のが大変でした。特許に関しては、時間内に書き終わったことが一度もない状態で本番に挑みました。
転職活動の関係で、ここで少しペースを落としました。
企業知財で別の業界に転職した後、10月中旬頃に論文添削ゼミが始まったタイミングで本格的に論文対策に注力した形です。
論文対策は他校も含めたくさん問題を解く機会を設けるようにしていました。
他校の場合はあまり驚くような問題は出ないのですが、資格スクエアは「あ、ここ訊いてくるんだ」と焦るような問題が出るので、精神的にも鍛えられたと思っています。
論文対策については、論文対策パックの繰り返しがメインです。
苦手なところや解けなかったところを何度も何度も書いて練習し、論文添削ゼミや答練でその成果が反映できているかを確認する、というやり方で使っていました。
24~25年の論文対策で色々なやり方を試しました。
まずは時間短縮のために答案構成にかける時間を短くしてみました。ただ、そうすると論点を落としてしまうため、「自分の場合、答案構成は削らない方がいいんだな」と思い直しました。
そこで答案構成は予め決めておいた上限時間まで丁寧にやりつつスピードを上げる方法を考えました。
菊池先生から「論文はお弁当箱だよ」というアドバイスをいただいたんです。
論文を書くのは、お弁当箱にどんなおかずを入れていくかということ。「おかず=措置の内容、その措置が有効な理由、留意点」ですが、そのおかずのクオリティを上げていくことに気を配りなさいと。
それぞれのおかずに対し「これが来たら、こう書く」と自分の中で型ができていれば、自然とお弁当が出来上がる時間も短くなると教えてもらいました。
そこで「どう書こうかな」と迷うことで、時間をロスしていたと自覚したんです。
2025年の論文対策は、「自分の中の型がすぐに出てくるようにインプットする」という点に力を入れるようにしました。
実のところそんな感覚は全然持てず、何となくずっと不安がありました。
例えば答練で30点台を出すなど高得点を取れたことがなく、、、「ダメだなこれは」と思うこともありました。
問題を見た時に「あれとあれを訊かれてるんだ」「つまりこれを書けばいいんだ」というのが分かるようにはなりました。
ただそれがうまく書けないとか、何かを読み落としてしまうとか、そういったミスが一つくらいは必ずあって、なかなか点数につながりませんでした。
そうですね。「いい点が取れたな」という経験はほぼない状態で本番まで行きました。
ただ、論文の採点の時に菊池先生が丁寧にコメントをくださるのですが、「どんどん書けるようになっているよ」という言葉をいただいていました。
励ましてくださっていただけかもしれませんが、もしかすると気づかないうちに本当に力がついていたのかもしれません。
いずれにしても、そう言ってくださる先生の言葉を信じて前向きにやろうという気持ちでした。
24年の論文の時は結果待ちの時に「もしかしたら受かったんじゃないか」とちょっとワクワクした気持ちをもっていたのですが、今年は不安で不安で、、、
でも周りの人は「そういう年は受かるんだよ」と言っていました。
「書けないことが分かる」のは、つまり「理解が進んでいるから」なのか、と今はそう感じます。
特許は比較的落ち着いて受けられました。見慣れない問題が出た時も「きっと他の受験生も書けないから、ここに時間を割くのはやめよう」と後回しにして進めていき、最後に戻ってくるといった対処ができました。
意匠に関しては難しかったです。これまでの経験では、一番時間内に仕上げやすく、答案もバランスよく書ける科目が意匠でしたが、今年の問題は何を書けばいいのか分かりませんでした。
型を当てはめていくとすごいボリュームになってしまい、「これは時間内には書き切らないしスペースも足りない」と試験時間中に分かった時には焦りましたね。最終的には出題意図を読み取ることを諦め、力づくでスペースに押し込んで終えました。
はい。市販の口述対策参考書を購入し、「論文の合格発表までに全ての問題に答えられるようになろう」と目標を立てて進めました。
それから青本講座のテキストを繰り返し見て、趣旨をインプットしていきました。
論文式試験には出ないような趣旨も口述試験では訊かれる可能性があると思ったので、今までスルーしてきた重要度低めの部分も取り込むようにしました。
自分はアウトプットが苦手なタイプだと分かっていたので、アウトプットの機会を増やすように心がけました。
具体的には、同じように論文の合格発表を待つ受験生の方とオンライン上で問題を出し合い、口述試験の模擬練習をしていました。論文の合格発表後はその頻度を上げていきました。口述模試も5回ほど受けました。
緊張しました!ただ、周りの方が皆さんとても優しかったんです。
案内してくださったスタッフの方が声をかけて緊張をほぐそうとしてくれたり、特許の試験官の方が特に穏やかな雰囲気だったり。
おかげで「これは落とそうとする試験じゃないんだから大丈夫」と切り替えて、前向きな気持ちで受験することができました。
私の性格上、特許がダメならその後の科目にも尾を引いてしまうので、「特許は落とさないぞ」という気持ちで臨みました。
特許はベル1回、意匠商標は2回でした。意匠が終わるまでは緊張していましたが、最後はとても晴れやかな気持ちで終えることができました。
帰りは口述の練習を一緒にしていた仲間とご飯を食べにいきました。
育児中ということもあり、まず時間の縛りのない通信型であるという点が大前提でした。
そこで各校のバランスを知りたくて、通信型予備校のカリキュラムの内容や費用の比較表を作ってみたんです。
資格スクエアはお手頃な価格とはいえ最安値ではありませんが、何より大学時代に受講したことがあり、知財の面白さを教えてくれた菊池先生が教えてくれる、という安心感がありました。
実際に体験講義を受けてみて「授業の質が高いな」と実感できたことも決め手になりました。
候補に上がっていた他校の場合、パックがたくさんあって、どれを取ればいいのか分かりにくかったんです。
もちろんトータルパックはありますが、その時々でさらに単発の講座が出てくるようで、自分の性格上そうしたシステムだと「これも取らなきゃ」「あれも取った方がいいかな」と不安になってしまう恐れがあり、、、お金も時間も限られている中で、焦りを感じる環境はなるべく作りたくないなと。
その点、資格スクエアは「これ一個取れば完結する」という明確さがありました。そこもポイントが高いと思いました。
菊池先生と林先生は教え方は違いますが、授業の内容がとても分かりやすい点は同じです。
菊池先生は背景まで丁寧に説明してくださって、ただ試験に受かるためだけではなく、受かった後も使える知識を教えてくださるところが大きな魅力だと感じます。
一方で林先生の論文講座も素晴らしく、「あれは誰でも論文が書けるようになるよ」と折に触れて人に勧めています。
項目落ちしないことはもちろんですが、一見難しいことを噛み砕いて簡単に話してくださることで、「私にもできそう!」という前向きな気持ちにさせてくれました。
論文添削ゼミは林先生と菊池先生が添削されていると思うのですが、教えてくださった通りの基準で採点してもらえるので安心感がありました。
たくさんの採点者がいる予備校では、人によって基準が甘かったり厳しかったりというバラつきがあり、「自分が今どれくらいのレベルにいるか」を把握したいと思った時に参考にならないこともありました
資格スクエアはほぼ同じ先生が採点してくれるからこそ、「前より良くなってるよ」という、これまでの出来栄えを意識した上での評価をもらえたんだなと思っています。自分の成長を感じることができる場面でした。
はい。それから、資格スクエアのテキストは講義をする先生方が直接作ってらっしゃるのがわかります。 だからこそ、復習時にテキストを読めば先生の話が自分の頭の中で再現できて、「こういうことか」と確認できました。
他校で単発の講座を取ることもありましたが、そちらは先生の話が頭の中で再現できなくて、、、テキストには文字がただひたすら詰め込まれているという印象で、正直なところなかなか読み進めるのが難しく感じました。
資格スクエアの場合、教材の質も高く、講座とテキストが紐づいているところがとてもよかったです。
受験勉強をしていると、不安になって色々な先生の話や、周りの受験生の状況が気になることもあると思います。
しかし、一番大切なのは、自分が「この人」と決めた先生を信じて、その言葉を素直に受け止め、やるべきことを着実に積み重ねることだと感じています。
二人の先生のおっしゃることを全部やれば、必ず合格できます。
あれこれ迷うより、決めた道を信じて一歩ずつ進んでください。それが、結果的に一番の近道になると思います。