試験日 | 筆記試験 例年7月の第1あるいは第2日曜日 (午前の部)9:30~11:30 (午後の部)13:00~16:00 口述試験 10月中旬 |
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受験料 | 8,000円(令和2年度試験) |
出願期間 | 例年5月中旬から下旬 |
※詳細は法務省ホームページでご確認ください。
午前の部
9:30~11:30(2時間)
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午後の部
13:00~16:00(3時間) |
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形式
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多肢択一式
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多肢択一式
|
記述式
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科目
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憲法
3問
民法
20問
刑法
3問
商法
9問
|
民事訴訟法
5問
民事執行法
1問
民事保全法
1問
司法書士法
1問
供託法
3問
不動産登記法
16問
商業登記法
8問
|
不動産登記法
1問
商業登記法
1問
|
合計
35問
|
合計
35問
|
合計
2問
|
|
配点
|
105点
|
105点
|
70点
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司法書士試験の特徴は、既定の合格点を満たす人が全員合格となる「絶対評価試験」ではなく、成績上位だった受験者の一部を合格とする「相対評価試験」であることです。
基準点を超えた人の中から、相対評価で合格点が算出されて合格者が決まります。
さらに司法書士試験の特殊な点は、筆記試験において、午前の択一式・午後の択一式・記述式、それぞれの基準点をクリアすることが必要であることです。3つのうち、ひとつでも基準点に足りなければ、それだけで不合格となるのです。
H27年度
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H28年度
|
H29年度
|
H30年度
|
H31年度
|
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午前の部 多肢択一式 |
基準点 | 90点 | 75点 | 75点 | 78点 | 75点 |
基準点/満点(%) | 85.7% | 71.4% | 71.4% | 74.3% | 71.4% | |
基準点に達した人数(%) | 18.4% | 18.8% | 19.9% | 20.1% | 22.1% | |
午後の部 多肢択一式 |
基準点 | 72点 | 72点 | 72点 | 72点 | 66点 |
基準点/満点(%) | 68.6% | 68.6% | 68.6% | 68.6% | 62.9% | |
基準点に達した人数(%) | 18.6% | 23.7% | 20.3% | 24.1% | 20.6% | |
午後の部 記述式 |
基準点 | 36.5点 | 30.5点 | 34.0点 | 37.0点 | 32.5点 |
基準点/満点(%) | 52.1% | 43.6% | 48.6% | 52.9% | 46.4% | |
基準点に達した人数(%) | 6.8% | 6.9% | 7.4% | 8.1% | 7.5% | |
総合 | 総合合格点に達した人数(%) | 4.2% | 4.3% | 4.6% | 4.8% | 5.0% |
出典:法務省ホームページ
口述試験は筆記試験を通過した人のみ受験することができます。
1人あたり15分程度で、2人の面接官が1人の受験生に口頭で回答を求めます。例年の傾向では、不動産登記法・商業登記法・司法書士法から出題されます。出題される問題は筆記試験で問われる内容の範囲内ですので、筆記試験を通過する学力があれば特別な対策はいらない場合が多いです。
受験者数
|
合格者数
|
合格率
|
|
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平成27年度
|
17,920
|
707
|
3.9%
|
平成28年度
|
16,725
|
660
|
3.9%
|
平成29年度
|
15,440
|
629
|
4.1%
|
平成30年度
|
14,387
|
621
|
4.3%
|
平成31年度
|
13,683
|
601
|
4.4%
|
出典:法務省ホームページ
例年、3~4%前後と非常に低く、難易度が高いと言われています。
しかしこれは、司法書士試験に受験資格がなく学歴も年齢も問われないため、受験者の学力が一定ではないことが原因と考えられています。そのような意味では、難易度が高いとはいえ、司法書士試験は「努力が反映されやすい試験」であると言えるでしょう。
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