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      資格スクエア司法試験講座 合格体験記(前田歩様)

      2018年度司法試験合格 前田歩様

      加藤喬講師

      総まくり120は判例や学説についてもコンパクトにまとめられており司法試験対策としてはこの一冊で必要・十分な知識を習得することができました。

       

      <前田歩様ご情報>

      昭和62年生まれ/法科大学院経由/4回目受験/1000番台合格

      <受講講座>

      秒速・過去問攻略講座(現:秒速過去問攻略講座2019)秒速・総まくり120(現:秒速総まくり2019)

      1.司法試験を目指したきっかけ

      私は、高校時代アメリカの街弁を描いた海外ドラマを見て、弁護士に興味をもちました。大学に入学後、すぐに勉強を始めることはありませんでしたが、法科大学院が発足して間もない時期であり、多様な人材を法曹界に送り込むという理念に共感を抱き弁護士を目指し、司法試験の受験を決意しました。
      また、司法試験の合格発表は家族全員で会場に見に行ったので、自分の受験番号があった時は家族全員で抱き合い合格の喜びを分かち合いました。

       

      2.資格スクエアを選んだ理由

      6月頃から短答対策と論文の勉強を行っていました。しかし、漫然と勉強しているだけで、効果的な勉強ができているのかどうか不安でした。そのため、インターネット等を利用して色んな予備校の教材や配信講座を探しました。その過程の中で、加藤先生の総まくり講座を見つけました。当初は受講するか悩みましたが、司法試験終了直後に加藤先生の作成した模範答案や今後の受験対策について動画やブログで情報発信しているのを見て非常に興味を持ちました。自分自身試験終了後に不合格の可能性が高いと思った原因について、基礎知識すなわち、Aランク論点について穴があるのではないかと思ったので総まくり120を受講しました。
      総まくり120では、各論点についてA、B、Cの順でランクがつけられており、Aランクから順に理解・記憶していくことでメリハリをつけて学習することができました。総まくり120は判例や学説についてもコンパクトにまとめられており司法試験対策としてはこの一冊で必要・十分な知識を習得することができました。
      また、試験終了後、憲法の誘導が上手く読めなかったので過去問対策が不十分ではないか、また全体的に途中答案であったので問題文の誘導の読み方等を再度勉強したいと思い司法試験秒速・過去問コンプリート講座を受講しました。
      過去問コンプリート講座では、公法系を中心に問題文の誘導を読む訓練を行い、途中答案対策については模範答案の読み込み、答案を時間内に書くことで徹底的に訓練することができ非常に有益でした。

       

      3.学業との両立の仕方

      私は、1回目の受験後から医療事務として大学病院に勤務していました。夜勤業務もありましたが、学業との両立を考えて司法試験の受験後、合格発表前までは夜勤業務等を行い集中的に働き、合格発表後は夜勤業務を減らし日勤の仕事を行うことで勉強時間を確保していました。

       

      4.振り返って有効だったと思う自身の勉強法

       

      3回目の受験では、全体的に途中答案が多く結果的にC評価ばかりになってしまい点数を伸ばすことできませんでした。そのため、途中答案対策を防止するために、答案構成時間のみならず、未知の論点については悩む時間を最大3分と決めて徹底的に時間管理を行いました。その結果、今年の受験では途中答案は1通もなく最後まで書き切ることができました。途中答案の原因については、Aランク論点の知識不足又は、悩みすぎて時間が無くなるかのどちらかに当てはまることが多いと思います。複数回受験者で途中答案になる場合、悩みすぎて結果的に答案を仕上げられないといケースが多いと感じています。そのため、未知の論点について、検討する時間及び答案の書き方について事前に決めて置くということが必要不可欠です。この勉強法が自分の合格に直結したと考えています。

       

      5.試験前にやっておけばよかったこと

      私は、短答が120点台前半であまり良くありませんでした。そのため、短答対策をもっとやるべきだったと考えています。具体的には、各予備校で出版されている、条文判例本に記載された各概念・権利の比較表を記憶することが必要だったと考えています。なぜなら、予備校が頻出であると分析した結果が表にまとめられておりこれを記憶することで短答の頻出肢を即答することができるようになるからです。  また、論文については平成30年の試験では例えば、刑法では名誉棄損の構成要件が不正確になってしまったので、Bランクの論点でも定義を正確に記憶すべきだったと考えています。

       

      6.現役受験生に向けてのアドバイス

      平成30年の司法試験で言えば、1525人が合格者ですから、1525人の中に入れば司法試験に合格することができます。そのため、司法試験は、相対評価です。他の受験生が書けない未知の論点が出題されたとしても、多くの受験生は正解にたどり着くことはできず合否に影響しません。未知の論点については、法的三段論法を使って自分なりの答えをだせば十分合格点をとることはできます。したがって、受験生なら誰でも知っているAランク論点に気づき答案に正確に表現できるかが合否を分けます。この司法試験の本質に気づき本番で実践すれば必ず合格することができるので、頑張ってください。皆様の合格を心より祈念しております。