講座詳細

戦略合格への第一歩
予備試験学習への指針を立てる

資格スクエア10期予備試験講座「合格フルパッケージ」を構成する講座や講義の詳細です。
学習段階に応じた適切な講義で、着実に実力をつけ予備試験合格へあなたを誘います。
合格からの逆案で編み出された最短ルートで予備試験合格を目指しましょう。

戦略合格への第一歩予備試験学習への指針を立てる

合格読本講義とは

  • 短答式
    試験
  • 論文式
    試験
  • 口述
    試験

合格読本講義は学習のガイドとなる講義です。
講座をどのように利用して勉強を進めていくのか迷うことのないようにするための講座の取り扱い説明書という位置づけです。
司法試験・予備試験の制度と講座の軸となる戦略合格カリキュラムという考え方についての理解を深め、スムーズに学習を始めるための講義です。
さらに、学習進捗管理ツール(合格ロードマップ・ステップ学習シート)を用いて予備試験合格までのスケジュールを立てるためのポイントを解説します。

予備試験講座(10期)
講座概要

担当講師 小野大輝 講師
講義数/講義時間 全15回
(1講義30分程度)
使用教材 合格読本/合格ロードマップ/ステップ学習シート

基礎講義とは

  • 短答式
    試験
  • 論文式
    試験

本講義では、各法律の用語や基本的な制度内容(条文知識など)について学んでいきます。
法律学習の基礎となる事項について、概観を押さえられるように取り扱うテーマを厳選しています。
そのため、この講義では深入りはしません。
深く学ぶ必要がある事項については論文攻略講義で、短答式試験でのみ問われる細かい事項については、短答攻略講義で解説します。

予備試験講座(10期)
講座概要

担当講師
  • 民法/民事訴訟法

    樋田早紀 講師

  • 刑法/刑事訴訟法

    斉藤伸明 講師

  • 憲法/行政法

    宮武広 講師

  • 商法

    佐々木一彦 講師

講義数/講義時間
  • 民法

    102講義

  • 民事訴訟法

    49講義

  • 商法

    54講義

  • 刑法

    44講義

  • 刑事訴訟法

    35講義

  • 憲法

    25講義

  • 行政法

    34講義

(1講義あたり30分程度)

使用教材 講義ノート/六法(別途ご購入ください)

完璧主義に注意!

法律学習の対象となる情報は、主に、条文・判例・学説などです。日本の法律の数は、約1,900件あります。
加えて、政令や規則などすべての法令を含めると、その数は8,632件にも及びます(令和2年12月時点)。
また法律の改正は日々行われており、法律学習の対象となる情報は無限に近く、完璧にすることは不可能といえます。
また、最も多い挫折理由は初学から完璧主義を発動し勉強が前に進まなくなってしまうということです。
初学の段階では、自分の中に潜む完璧主義をぐっと抑えて取り組みましょう!

論文攻略講義とは

  • 短答式
    試験
  • 論文式
    試験

本講義では、法律上の「論点」について学んでいきます。
条文の文言が曖昧・抽象的であったり、条文に書いていなかったりする場合や、ある判例を別の事案に当てはめた際にそのまま適用できない場合、当事者で意見が対立することもあります。
これが論点です。こうした点について、どう処理するかを論文で書いていくことが論文式試験と言えます。
本講義では、フレーム・論証を使いながら論文を書くための知識を解説していきます。

予備試験講座(10期)
講座概要

担当講師
  • 民法/民事訴訟法

    樋田早紀 講師

  • 刑法/刑事訴訟法

    斉藤伸明 講師

  • 憲法/行政法

    宮武広 講師

  • 商法

    佐々木一彦 講師

講義数/講義時間
  • 民法

    60講義

  • 民事訴訟法

    33講義

  • 商法

    30講義

  • 刑法

    65講義

  • 刑事訴訟法

    31講義

  • 憲法

    45講義

  • 行政法

    33講義

(1講義あたり30分程度)

使用教材 講義ノート/フレーム・論証集/六法(別途ご購入ください)

なぜ「基礎講義」と
「論文攻略講義」が
分かれているのか

基礎講義では基本事項を、論文攻略講義では論点を学びます。
最初から基本事項と論点を同時に学んでいこうとすると、1周するのに時間がかかってしまいます。
法律学習においては、全体を把握することが非常に重要です。
そのため、基本事項を取り扱う講義と、論点を学ぶ講義を分け、早期に全体を把握できるようにしているのです。

基礎問講義とは

  • 論文式
    試験

基礎問講義は、簡単な事例問題を用いて、基礎知識を定着させるとともに、答案を書く力を養成し、論文答案が書ける土台を身につける講座です。
これまで基礎講義、論文攻略講義で習得してきた知識の、どの部分をどのような形でアウトプットすれば点数に結び付けることができるのか、単一の論点にしぼった形の問題に数多く取り組み、アウトプットをしていきます。
答案の型を身に着け、最大の山場である論文過去問対策への肩慣らしをしていきましょう。

予備試験講座(10期)
講座概要

担当講師
  • 民法/民事訴訟法

    樋田早紀 講師

  • 刑法/刑事訴訟法

    斉藤伸明 講師

  • 憲法/行政法

    宮武広 講師

  • 商法

    佐々木一彦 講師

講義数/講義時間
  • 民法

    76講義

  • 民事訴訟法

    38講義

  • 商法

    51講義

  • 刑法

    51講義

  • 刑事訴訟法

    38講義

  • 憲法

    49講義

  • 行政法

    37講義

(1講義あたり10分程度)

使用教材 講義ノート/フレーム・論証集
添削 全105回/各科目15問ずつ(添削指定問題)

基礎問講義
人気にはワケがある

「基礎問」は予備試験・司法試験・旧司法試験における出題統計から、重要と考えられる論点につき、単一論点ごとに学習できるようにした事例問題です。
論文過去問との関係では、過去問の答案のパーツ部分を切り抜いて、簡易な問題としてできるようにしたものというイメージです。
約350題程あるたくさんの基礎問を用いて、重要論点について論文の書き方の基礎をマスターしていきましょう。
必要な論点知識を広くカバーしていますので、本番の試験で「書ける」力を養うことができます。

論文過去問講義とは

  • 論文式
    試験

予備試験の過去問を用い合格答案を「書ける」ようになるための講義です。
基礎問が、答案を構成する論点に関する「論証」と「あてはめ」を学ぶものであったのに対し、論文過去問では、それらの複数の論点を、法律上の原則・例外論、要件・効果論をベースに適切な論理的構造の中に位置づけ、答案の内容を構成することを学習していきます。

予備試験講座(10期)
講座概要

担当講師
  • 民法/民事訴訟法

    樋田早紀 講師

  • 刑法/刑事訴訟法

    斉藤伸明 講師

  • 憲法/行政法

    宮武広 講師

  • 商法

    佐々木一彦 講師

講義数/講義時間 各科目25講義
(1講義当たり30分程度)
※平成23年~令和4年の12年度分の過去問を解説
使用教材 講義ノート/フレーム・論証集
添削 全70回/各科目10回(5問×2回)

論文過去問講義
人気にはワケがある

従来の予備校は「授業を聞いていれば書ける」「そのうち書けるようになる」として、論文の対策として、きめ細かく受験生に寄り添うものを提供できておらず、答案の書き方のコツをつかむ能力が高い人が合格答案を書ける、いわば個人のセンスに依存してしまう傾向にありました。
資格スクエアでは、それに真っ向から立ち向かい「初学者でも論文が書けるようになる」ことを目標に、論文の合格答案を書くのに必要な能力を分析し、必要な思考プロセスを可視化、どのような能力があれば論文が書けるようになるかを研究しました。
その結果、論文を書くために は「問題分析能力・答案構成能力・答案作成能力」の3つが必要であることがわかりました。

短答攻略講義とは

  • 短答式
    試験

本講義では、短答プロパーに関する知識を学んでいきます。
短答プロパーとは短答式試験でしか出題されない事項のことを指します。
論文式試験が天王山である予備試験に短期で合格することを主眼に置いた場合、こうした知識は、法律学習の初期段階では、いったん後回しにすることが重要です。
そのため、本講義は、基本事項を学ぶ基礎講義や論文で問われる知識を解説する論文攻略講義とは別の講義としてコンパクトにまとめて提供しています。

予備試験講座(10期)
講座概要

担当講師
  • 民法/民事訴訟法

    樋田早紀 講師

  • 刑法/刑事訴訟法

    斉藤伸明 講師

  • 憲法/行政法

    宮武広 講師

  • 商法

    佐々木一彦 講師

講義数/講義時間
  • 民法

    37講義

  • 民事訴訟法

    3講義

  • 商法

    21講義

  • 刑法

    10講義

  • 刑事訴訟法

    3講義

  • 憲法

    9講義

  • 行政法

    8講義

(1講義あたり30分程度)

使用教材 講義ノート/六法(別途ご購入ください)

なぜ、短答過去問期が
カリキュラム上で後に来るのか

予備試験は短答式試験、論文式試験、口述試験の順番で実施されます。
このことから論文式試験よりも先に短答式試験の対策を行った方が良いと考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、論文式試験は、短答式試験に合格するような法的知識を持った人でさえ20%しか合格しない難しい試験となっています。
問われる範囲は短答式試験に比べると狭いですが、その分深い理解と思考能力が求められる試験です。
このことから、論文式試験の対策は短答式試験の学習を兼ねるが、その逆は成り立たないと言えます。
こうしたことから、まずは論文式試験の学習を先に行い、それを土台に短答式試験の対策を行っていくということが短期合格の秘訣になります。
これに沿って資格スクエアのカリキュラムは設計されているのです。

実務基礎攻略講座とは

  • 論文式
    試験
  • 口述
    試験

予備試験の論文式試験で出題される「実務基礎科目」として、「民事実務基礎」「刑事実務基礎」の2科目があります。
出題範囲は広範であるため効率的な学習が必要です。
本講義では、コンパクトな基礎講義と、予備試験全年度の過去問を使って短期間での対策を行っていきます。

予備試験講座(10期)
講座概要

担当講師
  • 民事実務基礎

    宮武広 講師

  • 刑事実務基礎

    千葉貴 講師

講義数/講義時間

基礎講義
 民事実務基礎:14時間
 刑事実務基礎:9時間

論文過去問講義
 各科目12年度分

使用教材 講義ノート/論文過去問題集
添削 全20回/各科目10回(5回分×2回)

実務基礎科目はいつから
学習を開始するとよいのか

資格スクエアの合格ロードマップでは、実務基礎科目(民事/刑事)の基礎講義は、法律7科目の「導入期」が終わった後に視聴するようにカリキュラムを組んでいます。
例えば、民事実務基礎は民事上の処理の手続きを学ぶものであり、民法・民事訴訟法・商法の知識を実際の場面でどう使うのかが大きなテーマとなります。
つまり、民事実務基礎を勉強するということは、民事系の科目を改めて別の角度から学ぶことと同義です。
効率的に試験対策を行う観点からも7科目の講義が終わった後に実務基礎に取り組むようなカリキュラムを組んでいます。

選択科目攻略講座とは

  • 論文式
    試験

資格スクエアの選択科目は購入後、提供している5科目全ての講義が視聴可能になります。
科目は購入後に講義を聞いてから選択することが可能です。
気になる科目の講義を聞いてから選べるため「どの科目を選ぶか決めきれない!」「他の科目も気になる」「勉強してみて合わなかったらどうしよう?」そんな方でも安心です。

予備試験講座(10期)
講座概要

担当講師
  • 労働法

    下地 謙史 講師

  • 倒産法

    斉藤伸明 講師

  • 経済法

    西川智哉 講師

  • 知的財産法

    大島 和也 講師

  • 国際私法

    宮武広 講師

講義数/講義時間

基礎講義
 労働法:9時間
 倒産法:15時間
 経済法:17時間
 知的財産法:9時間
 国際私法:22時間

論文過去問講義
 各科目9もしくは10問

使用教材 講義ノート/論文過去問題集
※発送はお選びいただいた1科目に限ります
添削 5問×2回
※添削はお選びいただいた1科目のみ受け付けます

選択科目はどう選べばよいか

令和4年度の予備試験から導入された選択科目は、倒産法、租税法、経済法、知的財産法、労働法、環境法、国際関係法(公法系)、国際関係法(私法系)の計8科目があります。
試験ではこのうちの1科目を選択することになります。しかし、この試験科目を選べるということが、受験生の大きな悩みの一つでもあります。
選択科目を選ぶにあたっては下記のような基準を踏まえて決定することを推奨しています。

①客観的な事情

  • 受験者数の割合
  • 実務での利用頻度
  • 相対的に比較した場合の学習量(情報量)
  • 試験対策教材の充実度 など

②主観的な事情

  • 職務経歴など職業上の特別な経験があるか
  • 学部・ゼミなど学習上の特別な経験があるか
  • 学習内容に関心がもてるか
  • 試験内容が肌にあうか など

資格スクエアでは選択科目講座をすべて視聴できるようにしています。
選択科目を選ぶ際には、実際の選択科目の基礎講義や論文過去問講義を、いくつか聞いた上で決めるようにしましょう。

口述攻略講義とは

  • 口述
    試験

論文式試験の結果発表後、限られた時間の中で口述試験特有の知識を身に付けられるよう設計している講座です。
口述試験で、特に聞かれる民事執行・保全の知識を中心に、必要な知識を高速インプット。
インプットした後は、例題を用いてどのように答えていくかを解説しています。
また、講義の中では、予備試験口述試験の概要・当日の流れを詳細に説明しているため、本番をより具体的にイメージすることが可能です。
当日無駄な緊張をすることがなくなるため、論文式試験までの間で培った力を思う存分発揮できる環境を整えられる講義となっています。

予備試験講座(10期)
講座概要

担当講師 斉藤伸明 講師
講義数/講義時間 5講義(2時間)
使用教材 オンライン教材(各講義にPDF資料を添付)

合格率95%の口述試験、
残り5%はなぜ落ちる?

口述試験は59点以下で不合格となりますが、その要因は「基礎的知識がボロボロ」「最後の質問まで到達しない」「試験官と対立する」などが想定されます。
裏を返すと、論文式試験に合格するほどの知識があるのであれば、本講義で概要と出題傾向をつかんだ後に模試などで実戦形式の練習を行えば、問題ないといえます。